全日本プロレスが会見を開き、諏訪魔の6月26日大田区総合体育館大会欠場を受けて返上となり、空位となったことを受けて、諏訪魔に挑戦するはずだったジェイク・リー、王座決定戦に名乗りを挙げた宮原健斗、青柳優馬の3選手による巴戦で王座決定戦を行うことになった。
巴戦はドリー・ファンク・ジュニアPWF会長の提案によるもので、ルールはシングルマッチを順々に行い、先に2連勝した選手が勝者となって王者となる。全日本では過去1997年に開催されたチャンピオンカーニバルで三沢光晴、川田利明、小橋健太の3選手が同点首位のままで全公式戦が終えたことで、巴戦によって優勝が決められることになり、三沢vs小橋から始まって30分フルタイム時間切れ引き分けになると、川田はダメージとスタミナをロスした三沢、小橋を連破して優勝を果たし、また新日本プロレスでも1984年に開催されたWWFジュニアヘビー級王座決定リーグ戦でザ・コブラ、ダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミスで3選手が同点首位のままで全公式戦が終えたことで、巴戦によって優勝が決められ、コブラとスミスが引き分け、キッドがスミスとコブラを連破して優勝している。(キッドvsスミスvsコブラは新日本プロレスワールドにて公開されてます)
なお大会当日はジェイクがインターナショナルヘビー級、宮原がPWFヘビー級、青柳がUNヘビー級を携えて登場する。
また巴戦開催により世界タッグ選手権は延期、それに伴いカードも変更され、世界タッグに挑戦予定だった土肥こうじ、羆嵐は芦野祥太郎、本田竜輝組と対戦。斉藤レイvs斉藤ジュンの兄弟対決も組まれた。