WWE PPVイベント「ヘル・イン・ア・セル」が開催され、メインはボビー・ラシュリーの保持するWWE王座にドリュー・マッキンタイヤが挑戦、試合形式は屋根付金網戦の「ヘル・イン・ア・セル」マッチで行われ、マッキンタイヤが敗れれば2度とラシュリーに挑戦できないという条件が課せられた。
試合は場外戦でマッキンタイヤが竹刀でラシュリーを殴打も、ラシュリーもマネージャーであるMVPのアイテムであるステッキで殴り返す。
リングに戻るとマッキンタイヤはスパインバスター、パワーボムで攻勢に出るが、ラシュリーはマッキンタイヤとレフェリーと交錯させると、サブレフェリーが金網内に入った際に、MVPも金網内に侵入し試合に介入すると、マッキンタイヤはクレイモアで返り討ちにする。しかしその隙にハードロックでマッキンタイヤを捕らえて追い詰めるとマッキンタイヤは金網にセットされたテーブルに押し込んで脱出する。
ラシュリーのスピアーも自爆させたマッキンタイヤはグラスゴー・キス、DDTで攻勢に出るとクレイモアで勝負を狙ったところで、まだ金網内に残っていたMVPに足を掴まれ阻止され、この隙にラシュリーが丸め込んで3カウントを奪い防衛、これでマッキンタイヤはラシュリーが保持している間はWWE王座に挑戦できなくなってしまった。
第1試合ではSD女子王座を保持するビアンカ・ブレアにベイリーが挑戦し、試合形式もヘル・イン・ア・セル戦で行われた。ビアンカは長髪を使っての鞭攻撃で先手を奪うが、ベイリーはビアンカの左腕に噛みついてから金網へのサンセットフリップボムで反撃、しかしビアンカは金網とエプロンの上に差し込んである竹刀めがかてスパインバスター、イス攻撃、自身の挑発を使ってベイリーを縛り付けて竹刀でシバくなど攻勢に出ると、セントーンからのKODでラダーに叩きつけて3カウントを奪い防衛となった。
第3試合では”小悪魔”アレクサ・ブリスが、シェイナ・ヘイズラーと対戦し、試合はシェイナが左腕攻めでリードも、アレクサはシェイナに呪術をかけて関節技から逃れると、DDTやドロップキックで攻勢に出るだけでなく、シェイナのセコンドであるナイア・ジャックスを呪術で洗脳してマネージャーであるレジナルドまで襲い掛からせる。
それでもシェイナはキリフダクラッチを狙ったが、切り返したアレクサがシスターアビゲイルからツインデットブリスで3カウントを奪い勝利を収める。
セミファイナルのRAW女子選手権、王者のリア・リブリーにシャーロット・フレアーが挑戦、リブリーは雪崩式ブレーンバスターからリップタイドで勝負に出るも、幸いロープブレークとなり、シャーロットはスピアーから足四の字固めで逆に勝負に出る。しかし絡み合ったまま両者は場外へ転落すると、リブリーが苦し紛れには実況席のボードでシャーロットを殴打したため反則負けとなり、シャーロットは勝利も反則裁定のため王座は移動ぜず、納得出来ないシャーロットはリブリーに襲い掛かったがリップタイドで返り討ちにされてしまった。
第2試合ではセス・ロリンズがセザーロと対戦して首固めで3カウントを奪い勝利を収め、第4試合ではサミ・ゼインがケビン・オーエンズと対戦してヘルヴァキックで3カウントを奪い勝利を収めた。