6月20日 全日本プロレス「2021 DYNAMITE SERIES」長野・キッセイ文化ホール 395人
<第1試合 20分1本勝負>
〇ゼウス イザナギ(9分40秒 逆エビ固め)斉藤ジュン ×斉藤レイ
<第2試合 信州プロレス提供試合>
マスクド丸幸 THE よっちゃんvs孤シロー KUSHI
<第3試合 30分1本勝負>
〇ヨシタツ(8分44秒 ヨシタツ幻想)×田村男児
<第4試合 3WAYマッチ 30分1本勝負>
〇佐藤光留(9分23秒 片エビ固め)×ブラックめんそーれ
※デスバレーボム あと一人はライジングHAYATO
<第5試合 30分1本勝負>
大森隆男 〇岩本煌史(10分4秒 グラウンドコブラツイスト)石川修司 ×フランシスコ・アキラ
<第6試合 30分1本勝負>
〇ジェイク・リー 大森北斗(13分26秒 片エビ固め)芦野祥太郎 ×本田竜輝
※D4C
<第7試合 60分1本勝負>
宮原健斗 〇青柳優馬 青柳亮生(21分38秒 エンドゲーム)土肥こうじ 羆嵐 ×TAJIRI
全日本プロレスが三冠ヘビー級王者の諏訪魔がPRC検査を受けた結果、陽性判定を受けたため、26日の大田区総合体育館を欠場することを発表、保持していた三冠ヘビー級王座は返上することになった。
諏訪魔は19日の富山大会を体調不良で欠場、この時点では抗原検査を受けて陰性とされたが、念のためにPRC検査を受けると陰性の判定を受けたという。26日の大田区ではジェイク相手に防衛戦を行うことが予定されていたが、王座は返上され、選手権も一旦宙に浮いた形となった。
ジェイクは長野大会のセミに登場、本田をD4Cで下した後でマイクを持ち諏訪魔の欠場したことを受けて「オレのモチベーションが下がったわけでない、大田区は三冠戦をやらなければ締まんねえからな、控室へいるヤツ、オレと三冠やりたいヤツ、名乗り出てこい」と王座決定戦が開催されることを見越して対戦相手を募る。
メインでは宮原が地元出身の青柳優馬&亮生の青柳兄弟と組んで土肥、羆嵐、TAJIRIのTOTAL ECLIPSEと対戦して、試合は青柳がTAJIRIをエンドゲームで勝利も、試合後に宮原が「俺はこの状況を指をくわえて待つわけにはいかない。それがどういう意味か分かるか? 今日ここ長野・松本でプロレスファンの皆様、そしてプロレスマスコミの皆様の前で宣言する。6月26日、大田区体育館、俺に三冠いかせろ、「俺はな、エースを返上したと言った。ただ、どうやらプロレスの神様、そして日本全国のプロレスファンはそれを認めてはくれないらしい。こういう状況がやってくるということは俺に何かを託されてるとしか思えねぇ。俺がやらないで誰がやるんだ! 俺に6月26日、三冠タイトルマッチを組め」とジェイクとの王座決定戦に名乗りを挙げれば、青柳も「何かめちゃめちゃ長かったですけど、要は三冠のベルトが今、空位だから誰にでもチャンスがあるってことですよね?、じゃあ俺も名乗り上げさせてもらおう。今、全日本プロレスファンが、やれジェイク・リーだ、やれ宮原健斗だって言ってる中、誰も求めてない、この俺、青柳優馬が三冠に挑戦表明する」とジェイクとの王座決定戦に名乗りを挙げて大会を締めくくった。
ジェイクとの王座決定戦には宮原と青柳が名乗りを挙げたが、宮原は「2021チャンピオンカーニバル」では優勝決定戦でジェイクに敗れ、青柳はジェイクを降している。しかし宮原と青柳は公式戦で対戦して宮原が勝利を収めている。
全日本プロレスは長野大会が終えたら、もう大田区大会しかないため、宮原と青柳の間でジェイクへの対戦を巡っての決定戦を行う可能ではかなり低い、全日本プロレスはジェイクの相手に宮原と青柳、どっちを選ぶのか…