イタリアから来た王道外国人・アキラがGREATからの刺客リンダを降し2021 Jr. BATTLE OF GLORYを優勝!


6月3日 全日本プロレス「2021 Jr. BATTLE OF GLORY Day2」新木場1stRING 150人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 「2021 Jr. BATTLE OF GLORY」準々決勝 時間無制限1本勝負>
〇フランシスコ・アキラ(3分8秒 回転十字固め)×高岩竜一

<第2試合 「2021 Jr. BATTLE OF GLORY」準々決勝 時間無制限1本勝負>
〇SUGI(7分57秒 片エビ固め)×児玉裕輔
※スワンダイブ式ファイヤーバードスプラッシュ

<第3試合 「2021 Jr. BATTLE OF GLORY」準々決勝 時間無制限1本勝負>
〇佐藤光留(9分13秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)×阿部史典

<第4試合 「2021 Jr. BATTLE OF GLORY」準々決勝 時間無制限1本勝負>
〇エル・リンダマン(8分10秒 ジャーマンスープレックスホールド)×イザナギ

<第5試合 「2021 Jr. BATTLE OF GLORY」準決勝 時間無制限1本勝負>
〇フランシスコ・アキラ(9分13秒 首固め)×SUGI

<第6試合 「2021 Jr. BATTLE OF GLORY」準決勝 時間無制限1本勝負>
〇エル・リンダマン(12分47秒 ジャーマンスープレックスホールド)×佐藤光留

<第7試合 30分1本勝負>
青柳亮生 ライジングHAYATO 田村男児 〇ブラックめんそーれ(8分14秒 体固め)TAJIRI イザナギ デビル紫 ×大森北斗
※出場予定だったバラモンケイが急遽欠場したためイザナギが出場

<第8試合 「2021 Jr. BATTLE OF GLORY」決勝戦 時間無制限1本勝負>
〇フランシスコ・アキラ(18分31秒 片エビ固め)×エル・リンダマン
※Yutaka
☆アキラが「2021 Jr. BATTLE OF GLORY」を優勝

「2021 Jr. BATTLE OF GLORY」 は準々決勝へと突入、第1試合ではアキラが高岩と対戦し、高岩がヘッドロックで捕らえてアキラがロープへ振るが、高岩はいきなりラリアットを炸裂させ、パワーボムはアキラがフランケンシュタイナーで場外へ出して低空トペスイシーダで反撃も、リングに戻ると首筋へのエルボーからブレーンバスター狙いは高岩が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからダイビングエルボードロップと速攻勝負を狙う。
高岩はデスバレーボムを狙うが、逃れたアキラは突進する高岩にトラースキックからライトニングスパイラル、コーナーからのダイブを狙ったが、避けた高岩は高岩ドリラーで突き刺し、ラリアットからデスバレーボムを狙ったが、アキラが回転十字固めで3カウントを奪い逆転勝利、高岩は速攻勝負狙いが裏目に出たが、アキラは首にダメージを抱えたままで準決勝に進出する。

第2試合の児玉vsSUGIは、SUGIがコルタバで児玉を場外へ出すとケブラータを命中させ、リングに戻るとSUGIがパントキック、ナックルから突進するが、児玉が足を取って場外へ出してエプロンでうつ伏せにするとエルボーの連打からトラースキックを浴びせる。
リングに戻ると児玉はコーナーで踏みつけから首筋へのエルボーを連発、バックドロップからSTFで捕らえ、SUGIはロープエスケープする。児玉はブレーンバスターを狙うが、着地したSUGIはメサイヤからトラースキック、741、ライオンサルトと畳みかける。
エルボーのラリーとなると、ロープの反動を利用した児玉がエルボーを放って制したが、SUGIは回転延髄斬りで応戦してドロップキックからリストクラッチショルダーバスター、そしてクラーケンで勝負に出たが、逃れたSUGIが腹部へストンピング、児玉の突進をスパニッシュフライ、千本桜、スワンダイブ式ファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪い完勝で準決勝に進出。児玉も初対決ということもあってSUGIの動きに対応できなかったようだ。

第3試合の光留vs阿部は、阿部がタックルからバックの奪い合いとなり、光留がマウントへ移行すると阿部は足を狙いつつスリーパーで捕らえたが、逃れた光留はガードポジションから掌打を浴びせる。
阿部はスタンディングでストンピングに対して、阿部がミドルキックを放つと、光留もミドルキックで返すが、阿部はキャッチして倒して足を取るが、光留はフロントスリーパー、首投げからサッカーボールキックも、阿部がすぐ立って光留が座り阿部がサッカーボールキックを連発するが、今度は阿部が正座して光留がサッカーボールキックを連発する。
阿部は天国の青木篤志に呼びかけて阿部はサッカーボールキックを5連発で倍返し、光留はランニングPKを狙って突進するが、阿部がドラゴンスクリューからPK狙いも、光留がアキレス腱固めで捕らえたままでビンタのラリーとなる。
阿部が頭突きを浴びせてエルボーも、光留はナックルで応戦すれば阿部もナックルで返し、光留は頭突きからビンタのラリーとなって、光留が連打を浴びせたが、阿部が頭突きから伊良部パンチ狙いは光留はジャンピングハイも、阿部の眉間が割れて流血する。
光留はハイキックを狙ったが、阿部がキャッチしてジャーマンからバスソーキック、伊良部パンチからお卍固めで捕らえて勝負に出る。足を取った光留はアキレス腱固めも、切り返した阿部は腕十字で捕らえたが、切り返した光留は捕獲式腕十字で捕らえて阿部がギブアップとなって準決勝に進出、青木篤志の命日ということで二人は想いをぶつけるべくシバキ合った。

第4試合のイザナギvsリンダは、リンダが執拗なヘッドシザースでイザナギのスタミナを奪い、イザナギがやっと逃れてソバットも、リンダはスリーパー、首四の字と絞め技でイザナギのスタミナを奪いまくる。
劣勢のイザナギはドロップキック、串刺しジャンピングハイキックからトラースキックで反撃するが、コーナーからダイブはリンダがドロップキックで迎撃し、串刺しバックエルボーを連発してからイザナギをセカンドコーナーにセットしてショルダーネックブリーカーと畳みかける。
リンダはジャーマン狙うが、イザナギが逃れてレフェリーと交錯させ急所蹴りからハイキックも、タイガースープレックス狙いはリンダが急所蹴りで阻止するとジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪い完勝で準決勝に進出する。

準決勝のアキラvsSUGIは、ロープワークの攻防でSUGIがティヘラからストンピングの連打、エルボー、フットスタンプ、バルキリースプラッシュ式エルボードロップと先手を奪い、打撃戦の制したSUGIがアキラの顔面へ低空ドロップキックを放つ。
エルボーのラリーではアキラがエルボースタンプで制して、読み合いから延髄斬りも、串刺しは避けたSUGIがトラースキック、しかし千本桜はアキラが阻止して場外へ落とすと低空トペスイシーダを命中させ、リングに戻ってスリングブレイド、首筋へのエルボーからスリーパーで試合の流れを変える。
アキラはライトニングスパイラルを狙うが、逃れたSUGIがメサイヤからハイキック、串刺しを迎撃したSUGIはコルタバで場外へ出すとノータッチトペコンを命中させ、リングに戻ってエルボーのラリーとなって、アキラが背後から延髄斬り、ダブルニーアタックからライトニングスパイラル、変形ストレッチプラムで捕らえてSUGIはロープエスケープする。
アキラはYutakaを狙うがSUGIが741で阻止してライオンサルトも、アキラが剣山で迎撃してからから丸め込み、丸め込み合戦となるとアキラが首固めで3カウントを奪い決勝に進出する。

準決勝の光留vsリンダは、リンダがバックを奪うとジャーマンを狙うが、光留は膝十字で切り返し、リンダは無理せずロープエスケープするが、光留はカーフキックで切り崩しにかかると、組みついたリンダは光留にハンマーの連打、光留がバックを奪うとリンダがヘッドロック、ショルダータックルも、隙をついた光留は腕十字で捕らえ、リンダの左腕へエルボー、ニーリフト、オーバーヘッドキック、ミドルキックと左腕攻めで試合をリードする。
光留はハンマーロック、サッカーボールキック、ミドルキックから水車落とし、チキンウイングアームロックで捕らえたが、持ち上げたリンダがボディースラムで投げるとドロップキックを命中させ、エルボーのラリーから光留がミドルキックからPKを狙ったが、キャッチしたリンダがセカンドロープに光留を跨がせると急所蹴り、ドロップキックで場外へ落とし、イスで殴打する。
光留がリングに戻ってきたところでリンダがミサイルキックを命中させるが、ジャーマン狙いは光留が膝十字固めで切り返し、バックドロップから腕十字も、リンダはロープエスケープする。
光留はリンダをロープに振ろうとするが、切り返したリンダが頭突きの連打からジャーマンスープレックスホールドで投げると、光留はチキンウイングアームロックで捕らえ、腕十字から三角絞めへ移行すると、リンダが持ち上げてパワーボムで叩きつける。
エルボーのラリーから光留が左右のミドルキック、顔面キックを浴びせるが、リンダが頭突きで光留を怯ませるとジャーマンからジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪い決勝に進出、またしてみ青木篤志の想いを遂げられなかった光留は肩を落として退場する。

決勝戦のアキラvsリンダは開始からリンダがドロップキック、ボディースラムからフロッグスプラッシュと先手必勝に出て、フィッシャーマンズスープレックスからSTFで捕らえてアキラはロープエスケープしてから場外へ逃れ、呼吸を整えるが、リンダはノータッチトペコンで追撃する。
リングに戻るとダメージを負ったアキラはエルボー、逆水平を放つも、余裕で受けきったリンダがエルボー、首筋へ低空ドロップキック、バックエルボーから何度もカバーでスタミナを奪い、動けないアキラを詰る。
リンダは突進するが、アキラが低空ドロップキックで迎撃してからゼロ戦キック、串刺しラリアット、串刺しアッパーカット、スリングブレイドと猛反撃して首筋へのエルボーの連打からフロントスリーパーで捕らえたが、ライトニングスパイラルはリンダが逃れてエルボーから突進も、アキラが場外へ追いやりラ・ケブラータを命中させる。
リングに戻るとアキラがライトニングスパイラル、両者ダウンからYuatakaを狙ったが、リンダが阻止してロープ越しでローリングネックブリーカー、ジャーマン狙いはアキラが阻止も、リンダはローリングエルボーからバックドロップで投げる。
リンダは熊殺し狙いはアキラが阻止も、読み合いからリンダがコーナーへエクスプロイダーで投げ、両者ダウンからリンダが勝利をアピールしてコーナーへ昇るが追いかけたアキラが延髄斬りから雪崩式フランケンシュタイナー、変形のストレッチプラムで捕らえ、必死でロープエスケープする。
エルボーのラリーから、リンダは痛めている左腕のテーピングを外し、アキラが連打から突進はリンダがバックエルボーから払い腰で投げると、ジャーマンスープレックスホールドで投げ、キックアウトしたアキラは延髄斬りからYutaakaはリンダがパワーボムで阻止して熊殺しからジャーマン、ジャーマンスープレックスホールドと畳みかけて勝負に出るが、アキラはカウント2でキックアウトする。
リンダはダウンしているアキラにタイガースープレックスを狙うが、アキラは変形のストレッチプラムで捕らえ、逃れたリンダがローリングエルボーから突進すると、回転して切り返したアキラが首固め、トラースキックからYutakaはリンダがパワーボム狙いはアキラがリバースフランケンで切り返すと、Yutakaで3カウントを奪い優勝を果たした。
試合後はリンダも潔く敗戦を認めつつ、#STRONGHEARTSの全日本再上陸を予告、締めをアキラに託して退場し、締めを任されたアキラは片言の日本語で優勝をアピールした後で英語でスピーチし、最後は「ニホンダイスキ、ゼンニホンダイスキ!ミナサンアリガトウゴザイマス!ミナサンアリガト!」で締めくくった。

アキラはイタリアでTAJIRIが発掘して2019年に初来日、意向は留学みたいな形で全日本に留まり、新型コロナウイルス感染拡大になっても日本に留まり、全日本で修行してきたが、言葉の違いもあってホームシックにもなりかけたこともあったという。最初アキラを見たときは60キロしかないということで、大丈夫なのかと思ったが、日本で留まったことで80キロまでウエートをアップ、またヘビー級とも対戦することでキャリアもしっかり積んでいった。優勝の要因は全日本参戦のきっかけを作ってくれたTAJIRI越えを果たしたことで自信をつけ勢いに乗ったからだろうが、技のバリエーションも増やして成長ぶりもしっかり見せつけた。
敗れたリンダは、新しい可能性を試すためにCIMAに追随して他団体に参戦したが、DRAGON GATEでは経験できない新しい可能性を見出したことで、現在ではジュニアの一角を担う存在になった。今後もリンダは全日本にも継続参戦を示唆し、SUGI、デビル紫も継続参戦を示唆したことから、全日本も今後は楽しみになってくるだろう。

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