5 月25日 新日本プロレス「Road to WRESTLE GRAND SLAM」後楽園ホール 274人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇チェーズ・オーエンズ(8分34秒 片エビ固め)×辻陽太
※パッケージドライバー
<第2試合 20分1本勝負>
〇ザック・セイバーJr. DOUKI(9分44秒 Barry from Eastenders)×高橋裕二郎 石森太二
<第3試合 20分1本勝負>
〇タマ・トンガ タンガ・ロア(12分44秒 体固め)天山広吉 ×マスター・ワト
※マジックキラー
<第4試合 30分1本勝負>
内藤哲也 SANADA 〇鷹木信悟 BUSHI(17分21秒 片エビ固め)後藤洋央紀 石井智宏 YOSHI-HASHI ×田口隆祐
※MADE IN JAPAN
<第5試合 30分1本勝負>
〇飯伏幸太 棚橋弘至(15分53秒 体固め)ジェフ・コブ ×グレート・O・カーン
※カミゴエ
後楽園3連戦の2日目は飯伏と棚橋が久しぶりにゴールデンエースを結成してコブ&O・カーンのUNITED EMPIREと対戦。
飯伏vsコブで開始となってエルボーのラリーから、凄まじい読み合いを展開するが、棚橋vsO・カーンに代わると、棚橋が太陽ブローからロープへ走ろうとしたところで、控えのコブに気を取られるとO・カーンがアンクルホールドで捕らえ、コブも飯伏を場外へ追いやって踏みつける。
リングに戻るとEMPIREは棚橋を捕らえ、コブは飯伏に見せつけるように棚橋を痛めつけるも、O・カーンのモンゴリアンチョップをガードした棚橋はビンタを浴びせ、王統流二段蹴りをキャッチしてドラゴンスクリューから飯伏に交代する。
O・カーンもコブに代わり、飯伏がミサイルキックで場外へ出すとプランチャを命中させ、リングに戻ってソバットコンポからその場飛びムーンサルトも、カミゴエ狙いはコブがコーナーに押し込んで阻止し、串刺しは飯伏が避けてハイキックも、突進はコブがドロップキックで迎撃して、その場飛びムーンサルトを投下、読み合いから飯伏がコブにオーバーヘッドキックを炸裂させる。
代わった棚橋のスリングブレイド狙いは、コブがキャッチしてアスレチックブレックス、代わったO・カーンが串刺しラリアットで続き、棚橋をコーナーに逆さ吊りにしてから顔面を踏みつけ、串刺しスライディングキック、アメインズインパクトと畳みかける。
飯伏がカットに入るがコブが排除し、棚橋は突進をO・カーンがコブラツイストのままでブレーンクロー、大空スバル式羊殺しからTTDを狙うが、棚橋がスリングブレイドで切り返して飯伏に代わり、飯伏はミドルキックもキャッチしたO・カーンは膝固めで捕らえる。
O・カーンはリバースパワースラムを狙うが、着地した飯伏がダッシュミドルを浴びせ、棚橋が入ってビンタから飯伏がハイキック、飯伏はO・カーンにカミゴエを狙うが、コブが棚橋にコブゴエを狙い、飯伏は一旦カミゴエの体勢を解いたところで、棚橋がツイストアンドシャウトでコブを排除する。
O・カーンはエリミネーターを狙うが、膝蹴りで阻止した飯伏がカミゴエで3カウントを奪い、勝利を収め、試合後は飯伏とコブが座り込んで一騎打ちの意志を確認し合い、コブが退場後はコブが凄いことを認めてシングルでの対戦を要求する。
そして棚橋にマイクを渡すと、「来てくれてありがとう、少しでも生きる力になりますように!」と叫び、最後は飯伏は「プロレスで最高になろうぜ!全てから逃げない、負けない、諦めない!」で締めくくった。
前夜の大会ではコブがカミゴエならぬコブゴエを披露して飯伏にプレッシャーをかけたが、飯伏もこれぞカミゴエだと見せつけて一騎打ちへの機運を煽った。二人の一騎打ちが何時実現するかはわかっていない、現実問題として6・6大阪城ホール大会は大阪の緊急事態宣言延長に伴い開催へ向けて微妙な状況になっていることから、今後どうなるかもわかっていない。
最後に棚橋がバックステージコメントで飯伏の成長を認めるコメントを出しつつ複雑な思いを語っていた。確かに飯伏は立派に成長したのかもしれない、けど棚橋がこれまで新日本のエースとして支えてきたプライドなのか、認めたくない部分もあるのかもしれない。
セミファイナルのCHAOS&田口JAPAN連合軍vsロスインゴの8人タッグ戦は、先入場で最後に入場する内藤がなかなか出てこず、レフェリーが確認しに行ったところで内藤が姿を出すも、今度はコールをしたリングアナに「リングに上がってから」とやり直しを命じ、リングに上がってから改めて内藤がコールされる。
連合軍が入場するが、石井が内藤の行為に焦らされたせいか、内藤に襲い掛かって開始、エルボーのラリーで石井が強烈な一撃を浴びせると内藤がダウン、そこでSANADAとBUSHIが連係で石井を蹂躙している間に、内藤は鷹木に交代する。
ロスインゴは石井を捕らえて試合をリードも、BUSHIはライトニングスパイラル狙いを切り返した石井がブレーンバスターで投げてから、YOSHI-HASHIに代わり、BUSHIに逆水平の連打、トップロープに宙づりにしてドロップキック、低空ドロップキックと攻め込むも、BUSHIはティヘラで反撃して串刺しエルボー、ライトニングスパイラルで応戦する。
BUSHIはコードブレイカーを狙うが逃れたYOSHI-HASHIは逆水平も、BUSHIはドロップキックで応戦、代わったSANADAもYOSHI-HASHIにパラダイスロックで捕らえて、田口が入って鷹木をヒップアタックで排除も、SANADAには避けられるとパラダイスロックに捕まり、YOSHI-HASHIもまとめて尻へ低空ドロップキックを食らってしまう。
YOSHI-HASHIは突進するSANADAに低空ドロップキックから後藤に代わり、後藤はSANADAに村正からブルドッキングヘッドロック、しかし牛殺し狙いははSANADAが逃れて読み合いから、スワンダイブミサイルキック、その間に内藤は石井に襲い掛かり場外で乱闘を繰り広げる。
SANADAは後藤にラウディングボディープレスを投下して、後藤が避けて読み合いも、SANADAはオコーナーブリッジからSkull Endで捕らえ、後藤は逃れたが、今度は石井は内藤に襲い掛かる。
ここで代わった鷹木が後藤に顔面蹴りの連打!串刺しパンピングボンバーからパンピングボンバー狙いは、キャッチした後藤が牛殺しを決め、代わった田口が鷹木とBUSHIにヒップアタックを乱打、鷹木にスワンダイブヒップアタックも命中させ、オヤイからケツイエ、オーマイ&ガー・アンクルで捕らえて、内藤がカットも石井がまた内藤に襲い掛かってラリアット狙いは切り返した内藤はトルネードDDTで返り討ちにする。
内藤は田口のヒップアタックをアトミックドロップで迎撃すると、首筋へのエルボーの連打から延髄斬りを浴びせ、鷹木がスライディングパンピングボンバーからパンピングボンバーを狙うが、YOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットで阻止する。
乱戦から後藤が田口と連係を狙ったが、鷹木が後藤にパンピングボンバーを炸裂させて阻止し、田口は鷹木の龍魂ラリアット狙いを延髄斬りで迎撃するも、鷹木はパンピングボンバーからMADE IN JAPANで3カウントを奪い勝利を収め、試合後は石井と内藤が乱闘となってレフェリーが制止に入る。
試合後に4人はグータッチの後で内藤はSANADAとBUSHIに意思を確認したが、SANADAは何やら乗り切れないままで先に引き上げてしまった。
前日のバックステージインタビューでは内藤が「今、鷹木がどんどんどんどん、前に出ている状況。この状況、もちろん俺は悔しいよ。じゃあ、BUSHIとSANADAは悔しくないのか? このままでいいのか? そのへんの気持ちを、俺は確認したいね」とコメントしていたが、後藤と石井がNEVER6人タッグベルトへの挑戦者に指名したところで、内藤は狙い通りになってきている。BUSHIは乗り気だが、SANADAはどう思っているのか…?