4月24日 全日本プロレス「2021Champion Carnival」新木場1stRING 150人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇岩本煌史 フランシスコ・アキラ(5分30秒 片エビ固め)×青柳亮生 ライジングHAYATO
※孤高の芸術
<第2試合 30分1本勝負>
佐藤光留 〇田村男児(8分35秒 ダンロック)ゼウス ×イザナギ
<第2試合 30分1本勝負>
ジェイク・リー TAJIRI 〇大森北斗 児玉裕輔(5分17秒 体固め)ヨシタツ 大森隆男 ×ブラックめんそーれ 本田竜輝
<第4試合 「2021 Champion Carnival」公式戦 30分1本勝負>
【2勝2敗1両リン=4点】▲大谷晋二郎(6分39秒 両者リングアウト)【1勝4敗1両リン=2点】▲土肥こうじ
<第5試合 「2021 Champion Carnival」公式戦 30分1本勝負>
【2勝3敗=4点】〇芦野祥太郎(7分8秒 アンクルロック)【2勝3敗=4点】×石川修司
<第6試合 「2021 Champion Carnival」公式戦 30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】〇宮原健斗(12分0秒 シャットダウンスープレックスホールド)【3勝2敗=6点】×佐藤耕平
<第7試合 「2021 Champion Carnival」公式戦 30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】〇諏訪魔(17分44秒 バックドロップホールド)【3勝3敗=6点】×青柳優馬
「2021 Champion Carnival」も折り返し地点となり、新木場大会のメインで3勝2敗=6点の青柳が2勝2敗=4点の諏訪魔と対戦。青柳はゼウス、ジェイクと連破して2連勝で飾っており、勢いに乗った状態で諏訪魔戦を迎えた。
ロープワークで諏訪魔がショルダータックルから突進を狙うが、青柳はドロップタウンからドロップキックを放ち、ラリアットを狙う諏訪魔をエプロンへ追いやってドロップキックで落とすと、場外戦で鉄柱攻撃からエルボースマッシュの連打を浴びせていくが、諏訪魔も鉄柱攻撃で反撃すると青柳を担ぐと鉄柱めがけて青柳の腰を打ち付ける。
リングに戻ると諏訪魔がナックルの連打から腰へのエルボーを連発、ブレーンバスター、サイドバスター、逆エビ固めと腰攻めでリードを奪い、腰へのエルボーを連発して串刺しラリアット、スロイダー、ダブルチョップを連発するなど青柳を痛めつける。
青柳のドロップキックを自爆させた諏訪魔は突進するが、青柳がドロップキックを命中させると、串刺しフォアアームからフライングフォアアーム、ダイビングクロスボディーと反撃、ジャーマン狙いは諏訪魔が堪えて、青柳は諏訪魔をロープへ振るが、諏訪魔がカウンターラリアットを浴びせると、バックドロップ狙いは青柳は着地、諏訪魔は追尾式バックエルボーに対して、青柳はジャーマンで投げるが、諏訪魔はラリアットで応戦して両者ダウンとなる。
両者はエルボーのラリーから、青柳はエルボースマッシュを連打で諏訪魔がダウンとなり、青柳はコーナーへ昇るが、諏訪魔は雪崩式ブレーンバスターで落とすと、串刺しラリアットからジャーマン、ラリアットと畳みかけるが、バックドロップ狙いは青柳が逃れて諏訪魔がダブルチョップも、ローリングラリアット狙いは青柳がスピンキックで迎撃する。
青柳はロックスターバスターからバタフライロック、エンドゲームへ移行して絞めあげたが、訪魔は必死でロープに逃れ、青柳はビックブーツからジャーマンを狙うが逃れた諏訪魔はパワースラムも、先に立った青柳はエルボーの連打で諏訪魔がダウンする。
そこで青柳は突進するが、諏訪魔が左のラリアットで迎撃すると、ジャーマンからバックドロップは青柳が体を入れ替えて浴びせ倒し、ジャパニーズレッグロールクラッチ、トラースキックも、青柳が諏訪魔を起こしたとろで諏訪魔がバックドロップを連発し、最後はラリアットからバックドロップホールドで3カウントを奪い、完勝で3勝目を収めた。
セミの3勝1敗=6点の耕平vs2勝2敗=4点宮原は、両者は腕の取り合いもロックアップで耕平が押し込むと重いエルボーを浴びせ、宮原はダウンする。
耕平は宮原を場外へ蹴り出すと、宮原の脳天にエルボースタンプ、ボディーエルボー、宮原の腰を鉄柱に打ち付けてミドルキックを狙ったが、宮原が避けて鉄柱に誤爆すると、dこれを逃さなかった宮原はリングに戻って低空ドロップキックと足攻めでリードを奪ったかに見えたが、低空ドロップキックからのサイドヘのドロップキックのパターンが避けられて自爆してしまう。
耕平はサッカーボールキック!ミドルキックの連打からジャーマン狙いは宮原が堪え、耕平の串刺しも避けた宮原が串刺しブラックアウト、後頭部へブラックアウトからブラックアウトを炸裂させる。
宮原はシャットダウンスープレックスを狙うが、耕平が逃れるとニーリフトからファルコンアロー、そして二段式ジャーマンを狙ったが、バックを奪った宮原がジャーマンから後頭部にブラックアウトを炸裂させ、シャットダウンスープレックスは耕平が逃れて重いエルボーも、受けきった宮原がブラックアウトを連発してからシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い3勝目を収めトップグループに並ぶ。
2勝2敗=4点の石川vs1勝3敗=2点の芦野は、開始から芦野が執拗に石川の足を取ってアンクルロックを狙うが、石川が逃れてショルダータックルからエルボーのラリーを仕掛け、芦野がエルボースマッシュの連打から再び足を取るが、石川がサイドスープレックスで投げる。
石川がエルボーの連打に対して、芦野がエルボースマッシュで返してラリーになると、石川が連打で芦野が崩れ、石川は串刺しラリアットからジャイアントフットスタンプと畳みかけてからファイヤーサンダーを狙うが、芦野が切り返してアンクルロックで捕らえ、石川はロープに逃れたが芦野がジャーマンから再びアンクルロックで捕らえる。
長時間アンクルロックに捕まった石川は蹴って逃れると、エプロンに出された芦野にロープ越しでラリアットを炸裂させ、芦野はリングに戻ると石川が串刺しラリアット、ドラゴンスープレックス、ジャイアントニー、ファイヤーサンダーと畳みかける。
石川はスプラッシュマウンテンで勝負を狙ったが、芦野が回転エビ固めからアンクルロックで捕らえ、石川はロープに逃れようとしたが芦野が逃さず、石川が無念のギブアップで芦野が勝利となり2勝目、石川は手痛い3敗目を喫する。
2勝2敗=4点の大谷vs1勝4敗=2点で後のない土肥と対戦し、開始からぶつかり合いからエルボーのラリーとなるが、土肥がラリアットを浴びせると、首投げからスリーパーで捕らえ、逆水平を連発も、大谷は胸を突き出して耐えきり、逆水平で返すも、土肥も胸を突き出して耐えきるなど意地の張り合いを見せる。
土肥は串刺しを狙うと、大谷はレッグシザースで倒して顔面ウォッシュを浴びせ、串刺しビックブーツから突進するが、土肥が避けてショルダータックルも、ラリアットは大谷がビックブーツで迎撃して水面蹴り、ドラゴンスープレックスと畳みかけるも、土肥もドロップキックで応戦する。
両者ダウンから土肥は場外へ逃れたが、大谷はロープ越しで顔面ウォッシュを浴びせ、場外戦で打撃のラリーも、土肥のラリアットは鉄柱に誤爆すると、大谷がリングに戻ろうとしたが、土肥が「逃げるのか!」と挑発すると、挑発に乗った大谷が場外で再び打撃のラリーを繰り広げ、土肥が逆水平で競り勝ってリングに戻ろうとしたが、今度は大谷が「逃げんのか!」と挑発したため、土肥が大谷と打撃のラリーを繰り広げる。神林レフェリーも両者に再三リングに戻るように指示したが、エキサイトした両者は聞き入れず、神林レフェリーも仕方なしに場外カウントを数えて両者リングアウトとなり、PWFルールに則り両者無得点、土肥は4敗ながらも無得点試合が一つ入ったためリーグ戦は勝ち越しならずで事実上の脱落、大谷も4点止まりで手痛い両リンとなった。
これで「2021 Champion Carnival」は今回公式戦が組まれていないジェイク、ゼウスも含めて3勝2敗で諏訪魔、宮原、耕平の5選手が事実上のトップ、それに3勝3敗の青柳が追いかける展開となった。
そして「2021 Champion Carnival」は翌日後楽園を迎えるも、緊急事態宣言発令に伴い、25、29、5・3は無観客で行われ「全日本プロレスTV」にて生配信されることになった。無観客になったのは残念だが全日本プロレスの熱い戦いには変わらない。これから後半戦で佳境に入る「2021 Champion Carnival」をじっくり見定めて欲しい。