4月21日 DRAGON GATE「THE GATE OF PASSION 2021」神戸サンボーホール 302人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 亀井丈人復帰戦 15分1本勝負>
〇Kzy 横須賀ススム FUNKY JACKY KAMEI(13分10秒 片エビ固め)B×Bハルク KAZMA SAKAMOTO ×H・Y・O
※ランニングエルボースマッシュ
<第2試合 20分1本勝負>
ドン・フジイ 〇ジェイソン・リー(5分3秒 エビ固め)×堀口元気 U-T
※マキシマムドライバー
<第3試合 30分1本勝負>
〇YAMATO ドラゴン・キッド Ben-K(9分3秒 エビ固め)KAI 石田凱士 ×SB.KENTo
※KAIのラリアットが誤爆
<第4試合 13選手参加時間差バトルロイヤルサンボー>
〇斎藤了(20分25秒 プレミアムブリッジ)×望月成晃
※退場順=ウルティモ・ドラゴン、ボクティモ・ドラゴン、このまま市川、吉田隆司、ヨースケ♡サンタマリア&ホーホー・ルン、ダイヤ・インフェルノ、しゃちほこBOY&スペル・シーサー、Gamma、問題龍、ディアマンテ
<ボーナスマッチ 5分1本勝負>
土井成樹 吉野正人(5分時間切れ引き分け)神田裕之 K-ness
<第5試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第39代王者】〇奥田啓介(13分23秒 レフェリーストップ)【挑戦者】×パンチ富永
※デンジャーゾーン
☆奥田が3度目の防衛に成功
<第6試合 60分1本勝負>
Eita HipHop菊田 〇ブリッジブックKagetora(9分32秒 片エビ固め)シュン・スカイウォーカー ×箕浦康太 ラ・エストレージャ
※一騎当千
DRAGON GATEサンボー大会が開催され、休憩明けのセミ前に急遽ボーナスマッチが組まれ、神田とクネスがリングインすると、反対側から土井、そして24日の東大阪大会から復帰する吉野が登場、土井吉vs神田&クネスが5分1本勝負として行われた。
吉野vsクネスで開始となり、ロックアップからクネスがバックを奪いグラウンドを仕掛け、クネスがリストロックも吉野が切り返す。代わった土井が神田をトーホールドで捕らえてから吉野に代わり、吉野もレッグロックで捕らえるが、代わった土井が神田&クネスの連係に捕まってしまう。
それでも土井が神田を捕らえて吉野に代わりと、吉野は神田に張り手のラリーから吉野がヘッドシザースホイップも、代わった土井が神田はジョンウーも避けたものの、神田が押さえ込んだところで時間切れとなった。
今年に入って首の負傷によるコンディション不良で欠場していた吉野にとっては4カ月ぶりの実戦となったが、大技どころか土井吉連係も出さず、今回の試合は地元東大阪大会での復帰戦へ向けての試運転といった感じだった、吉野は8月1日に引退を控えていることから無事完走して欲しい。
セミファイナルではブレイブ選手権が行われ、王者の奥田に富永が挑戦、富永は奥田を狙って何度もノンタイトルで挑んで返り討ちになったものの、今大会でベルトをかけての選手権が実現となった。
開始からビックブーツが相打ちとなると、エルボーのラリーも、奥田が連打で富永が崩れるが、奥田がミドルキックに対して、富永はドロップキックで応戦、ストンピングの連打、ネックロック、首投げから倒れ込みヘッドバット、奥田の右腕にニードロップから脇固めと右腕攻めで先手を奪う。
富永は串刺しを狙うが、奥田が飛び膝で迎撃してからパントキックの乱打で場外へ蹴り出す、富永はリングに戻るが奥田はサッカーボールキックを連打、払い腰から袈裟固めで絞めあげ、富永はロープに逃れる。
奥田はパントキックから富永の顔面を蹴り上げ、頭を叩いて挑発し、キックの連打で富永がダウンするが、意地で起き上がった富永はエルボーの連打で返すが奥田はミドルキックで返し、それでも富永はエルボーの連打も、奥田がハイキックを炸裂させて富永がダウンする。
ダウンカウントが数えられるが、富永は意地で立ち上がり、奥田は串刺しニーから右ストレートを狙ったが、富永がキャッチしてロープ越しの腕十字で捕らえ、ミサイルキックから串刺しエルボー、ロープ越しで倒れ込みヘッドバット、STOと畳みかけるが、奥田は串刺しビックブーツから座り込んだ奥田にパンチの連打、顔面への串刺し低空ドロップキック、バックドロップと畳みかける。
ビックブーツは互いに相打ちにんるが、富永が蹴り勝つと、セカンドコーナーからPTロケット、富永の突進を奥田がスリーパーで捕らえて、逃れた富永は丸め込んで腕十字で捕ええ、逃れた奥田はサッカーボールキックから突進したところで富永が飛びつき腕十字で捕えたが、奥田がロープに逃れる。
富永はセカンドコーナーに飛び乗るも奥田が雪崩式フランケンシュタイナーから三角絞めことデンジャーゾーンで捕らえ、富永が落ちたため試合はストップとなって奥田の防衛となった。
試合後にはU-Tが現れ、ブレイブ王座への挑戦をアピールし、奥田が受諾したところでU-Tが襲い掛かり乱闘となる。そして奥田とU-Tが下がったところで、富永のセコンドに着いていた斎了とボクティモが富永の健闘を称えるも、土井が離脱、ボクティモも素顔にされたことを受けて、斎了がチームボクの解散を宣言し、突然の発表にボクティモも戸惑うも、最終的に受け入れ、最後は3人が「オイース!」で有終の美を飾った。
選手権に関しては富永の腕攻めは良かったけど、点と線には上手く結びつけなかった。そしてチームボクが解散となったが、土井が離脱し、ボクティモはディアマンテに敗れたものの新しい可能性を見出したことで、存在意義もなくなっていたということか、ボクティモは今後どうなるかわからないが、再生への一歩を示すためには良かったのかもしれない。
メインではEita、菊田のR.E.Dに無所属ながらもいろんなユニットに組んでいるKagetoraがブリッジブックとして加わり、シュン&箕浦&エストレージャのMASQUERADEと対戦、試合はセコンドの介入もあってR.E.Dが箕浦を捕らえてリードし、KagetoraもR.E.Dの一員になり切ってコーナーパットを外してエストレージャを殴打する。
しかしR.E.Dが連係を狙うと、Eitaと菊田はKagetoraを邪魔者扱いして退けるも、Kagetoraが強引に割り込んでくることから連係が乱れてしまう。その隙を突いたMASQUERADEが反撃して連係でKagetoraを捕らえてシュンがブラスターを決めるも、Eitaの援護を得た菊田が箕浦にヒップアタック、EitaがImperial Unoを炸裂させるも、Kagetoraが割って入って一騎当千で3カウントを奪ってしまい、Eitaの勝利を横取りしてしまった。
試合後も勝つに勝ったもののチームワークを乱したKagetoraにはR.E.Dのメンバーは納得せずも、Eitaが勝利に免じてKagetoraを許し、R.E.Dに勧誘してKagetoraも応じかけたところで、Eitaにビンタで返答し、R.E.Dを詰りまくって退場する。
Eitaのメンツが丸潰れとなったR.E.Dも微妙な空気の中退場していくなかで、シュンはお試し期間ということでKagetoraをMASQUERADEに勧誘、Kagetoraも期待すると返答した。
第3試合のYAMATO&キッド&Ben-KのHIGH ENDvsKAI&石田&SBKのR.E.Dは、キッドの援護でBen-KがSBKにスピアーを炸裂も、YAMATOのgo to Hospital1はSBKが避けると、SBKがYAMATOを羽交い絞めして、KAIがラリアットを狙う。
ところがYAMATOが避けてKAIが急ブレーキをかけると、SBKをしっかり確認してからラリアットを浴びせ、YAMATOが押さえ込んで3カウントを奪う。試合後にKAIがYAMATOをしっかり捕らえてなかったとしてSBKを非難すれば、キッドも5・5愛知で組むSBKに「しっかりしろよ」と嘆き、SBKはワザと誤爆したKAIを非難したが、KAIは意に介さないなど、SBKは完全に四面楚歌状態となってしまう。
第2試合では堀口に髪が宿ってジェイソンにバックスライドフロムヘブンを決めるも、キックアウトしたジェイソンはマキシマムドライバーで3カウントを奪い勝利、試合後にエストレージャも上がって堀口から直接勝ったとしてトライアングル王座への挑戦を表明すると、あと一人は箕浦かと思われたが、昨年12月27日のサンボー大会で鎖骨を骨折し欠場していたドラゴン・ダイヤが登場して復帰を宣言して、あと一人に名乗りを挙げ、Kzyらも受諾して5・5愛知での選手権が決定となった。4人だけだったMASQUERADEもダイヤが復帰することでようやく5人が揃った。
第1試合では亀井が復帰してリングネームはFUNKY JACKY KAMEIと改められる。試合はKzyがランニングエルボースマッシュでH・Y・Oから3カウントを奪い、KAMEIの復帰を祝した。