3月26日 大日本プロレス「一騎当千DeathMatch Survivor~公式戦~BJ-STYLE♯31」大阪市立淀川区民センター 204人
<第1試合 15分1本勝負>
〇星野勘九郎 兵頭彰(9分21秒 Gショッククラッチ)ドリュー・パーカー ×橋本和樹
<第2試合 20分1本勝負>
橋本大地 〇神谷英慶(9分55秒 回転エビ固め)アブドーラ・小林 ×谷口裕一
<第3試合 20分1本勝負>
中之上靖文 谷口弘晃()野村卓矢 加藤拓歩
<第4試合 30分1本勝負>
〇HUB ツバサ ビリーケン・キッド(13分22秒 片エビ固め)関本大介 青木優也 ×関札皓太
※猛毒波布空爆
<第5試合 30分1本勝負>
〇伊東竜二 岡林裕二(10分30秒 体固め)菊田一美 ×石川勇希
※ドラゴンスプラッシュ
<第6試合 一騎当千DeathMatch Survivor~Aブロック公式戦 なにわ式メキシカンバンクハウスマッチ 30分1本勝負>
【2勝₌4点】〇ビオレント・ジャック(12分38秒 体固め)【2敗₌0点】×”黒天使”沼澤邪鬼
※空き缶ボードへのアマトゥラン
<第7試合 一騎当千DeathMatch Survivor~Bブロック公式戦4ボードマッチ 30分1本勝負>
【1勝2敗₌2点】〇宮本裕向(16分50秒 体固め)【2敗₌0点】×勝俣瞬馬
※ムーンサルトプレス
伊賀から車で約1時間20分、今回は大日本プロレス大阪大会観戦のため十三にある淀川区民センターを訪れた。

メインは一騎当千Bブロック公式戦として宮本と勝俣が対戦、両者は2018年2月にDDTのリングで対戦し、当時のEXTREME王者だった宮本が勝俣の挑戦を受け、試合形式はハードコア+αマッチだったが、まだデスマッチを始めたばかりの勝俣は画鋲まみれにされた上でムーンサルトプレスで敗れた。2年ぶりの再戦は有刺鉄線、蛍光灯、剣山、画鋲ボードを使用して4ボードマッチで行われた。
序盤はグラウンドの攻防となるも、勝俣がフランケンシュタイナーからのドロップキックを放つと、有刺鉄線ボードに叩きつけようとするも、切り返した宮本は反対側の蛍光灯ボードへ勝俣を被弾させ、画鋲ボードの勝俣の額を押し付け、破片の切っ先や有刺鉄線を勝俣の額に巻き付けて捻りあげ、画鋲ボードにまた顔面を押し付けるなど、勝俣の額を切り刻んでえぐっていく。








先手を奪われた勝俣はスライディングで場外へ逃れると、リング下に潜り込み、どこから現れるかわからない勝俣を宮本が待ち受けると、宮本の背後から勝俣が現れて巨大クラッカーを発射、これで怯んだ宮本に三角飛びドロップキック、エルボーのラリーから、宮本の口にクラッカーを突っ込んで発射、勝俣の串刺し狙いは宮本がショルダースルーも、エプロンに着地した勝俣はミサイルキック、ムーンサルトプレスは避けられて勝俣が着地して突進すると、宮本は豹魔殺し、再度突進する勝俣にラリアット、ムーンサルトダブルニーと反撃する。








宮本はサンダーファイヤーパワーボムで勝俣を有刺鉄線へ貫通させると、打撃のコンポから突進するが勝俣がエプロンへショルダースルーで出すと、ロープ越しの攻防でエプロンの宮本が断崖式のブレーンバスターを敢行、そしてコーナーへ昇るが、追いかけた勝俣がエプロンめがけてアウフヌースを敢行し、宮本に大ダメージを与え、場外へ転落した宮本にトペコンで追撃する。







リングに戻った勝俣はコーナーへ昇るが、宮本が下からのドロップキックで動きを止め、イスを並べてから剣山ボードをセット、その上へ雪崩式を狙うと、勝俣が逆に剣山ボードめがけての雪崩式フランケンシュタイナーを敢行、勝負に出た勝俣はストゥーカスプラッシュ、しかしアスタラビスタ狙いは宮本が切り返して逆さ押さえ込み、キックアウトした勝俣はトラースキックで応戦してロープへ振るが、宮本はハンドスプリングオーバーヘッドキックを炸裂させる。





宮本は打撃のコンポから勝俣に画鋲ボードを被せてムーンサルトプレスを狙ったが、勝俣が画鋲ボードをひっくり返して宮本自身が画鋲に直撃、宮本のファイヤーサンダー狙いも連続スクールボーイで丸め込んだが、トラースキックからの突進は宮本がファイヤーサンダーで突き刺し、最後は画鋲、剣山ボードを勝俣に被せてからのムーンサルトプレスで3カウントを奪い、公式戦初勝利も、宮本は全公式戦を終えて1勝2敗、勝俣も2敗目で脱落となった。








試合後はマイクで宮本が、負けて崖っぷちの勝俣に「最後の意地を見せてくれ」と翌日のDDT後楽園の後で大日本名古屋大会をこなす勝俣にエールを送り締めくくった。
2年前は勝俣がいいように宮本にやられていたが、勝俣は2年間の間で作り上げたデスマッチの世界観を思い切りぶつけて、あと一歩まで宮本に迫ったものの、惜しくも敗れたが、次は必ず勝てるという実感が出てきた試合だったと思う。
セミのAブロック公式戦のジャックvs沼澤はジャックが布にボードに何か被せたものを持参すれば、沼澤はカッター十字架ボードを持参して登場、沼澤はカッター十字架ボードをリング中央にセットすると、ジャックをレッグシザースで倒し、なお踏みとどまるジャックの顔面に直撃させ先手を奪うが、反撃したジャックは布に被せたボードを持ち出すと、中はホチキスボード、ジャックは沼澤をホチキスボードへボディースラムで叩きつける。



二人はホチキスを手に取って刺し合いを繰り広げるが、ジャックが沼澤の背中にイスをセットするとボディースラム、ホチキスボードをセットしてからセントーンを投下する。そして空き缶ボードへのパワーボムを狙ったが、沼澤がリバースしてジャックが空き缶ボードへ直撃、串刺しラリアットからフェースクラッシャー、フィッシャーマンズバスター、バックドロップを決めてリードを奪う。







エルボーのラリーから沼澤は急所蹴りを浴びせると、怒ったジャックはラリアットで反撃して、倍返しと言わんばかりに沼澤の股間をホチキスで刺し、ロックボトムからロープ越しのエルボードロップと畳みかける。ジャックは突進するが沼澤はフランケンシュタイナーで切り返すと、ラリアットからカッターを手にして自身の額を切り刻んで気合を入れてからカッターで殴打、そしてカッター十字架ボードや空き缶ボード、ホチキスボードをセットすると、その上へラストライドを狙ったが、ジャックが逃れるとハイキックを炸裂させてから、逆にカッター十字架ボードで殴打する。








ジャックはラ・マヒストラル、沼澤にカッター十字架ボード、空き缶ボードを被せてのスワントーンボムと畳みかけ、最後は空き缶ボードめがけてのアマトゥランで3カウントを奪い2勝目、決勝トーナメント進出に王手をかけた。







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