プロレス多事争論「消えた自己主張」


1月25日のマーベラス新木場大会のメインで行われた桃野美桜vs神童ミコトのシングルマッチの最中に欠場していた響が突如拡声器を持って乱入し会社批判して去るという事件が起きたことに関して、マーベラス側が公式Twitterで動画を更新、動画には長与千種と金髪から黒髪に戻していた響が登場して騒動についての経過を報告して謝罪した。

ことのきっかけは10日の新宿FACEでセンダイガールズとの7vs7のシングル対抗戦で大将に抜擢されたにも関わらず、副将の星月芽衣がセンダイガールズの大将である橋本千紘に勝ったことで響の出番のないまま対抗戦は終了、マーベラスが勝利となったが、出番が与えられなかった響は気持ちが飛んでしまい、その後は事件が起きるまで大会を欠場していた。

欠場中の響は週プロモバイルのインタビューに答えて「試合後、(彩羽)匠さんがマイクで『次の新木場は桃野(美桜)、門倉(凛)、星月でいく』って言いましたけど、大将は自分。自分が選ばれるはずじゃないですか。でも、メンバーに入れてくれないということは、どういうことなんですかね。はっきり言いますね。前にいた団体、ディアナは、自分が怒られるようなことをして辞めました。それは事実です。で、マーベラスではイチから始めるということで桃野、門倉の下にいますけど、ほんとはアイツら、後輩ですからね」

「『GAEAISMって何だろう』って。自分にGAEAISMはないですから。マーベラスでもまだ、“学び”の“ま”の段階。そんな人間に、GAEAISMなんてあるわけない」

「団体で力を合わせて勝ち取ろう、それはそれでいいんじゃないですか。でも、自分はもう、新宿の時点でその輪から外れてますもん。“後輩”にそうさせた自分も嫌だけど、もう自分は思ったように、好きなように、自分至上主義で行きたいんですよ」

「思ったようにやりたいと思ってマーベラスに来たのに、GAEAISMとか仙女との対抗戦、マーベラスファミリーとか、そんなことに縛られたくない。誰かがそばにいて、響のことは見てあげるから大丈夫だよって、そういう立ち位置もウンザリ。どうせ、自分1人がいなくたって、試合は成り立つでしょうし」

これまでの不満や疑問を主張したが、おそらく長与も響の話を聞いたうえで、リング上で自己主張をしろとアドバイスしたと思う。たが、まさか試合の序盤で響が乱入してしまったことは、長与だけでなく団体側も想定外で、見ていた観客も試合に対するテンションが充分高まっていない段階で、響が乱入したことから、何か起きているのかわからず傍観するだけ、選手らもどう反応していか分からず、響に言いたいこと言わせて帰してしまう。そう言った意味では響の乱入は最悪のタイミングだったのかもしれない。

本来ならこういった不平不満の決着はリングでつけるべきはずが、翌日になると彩羽匠を始めとする選手らが謝罪の動画をYouTubeに更新、また響自身もTwitterで謝罪したことで引け気味になり、金髪から黒髪に戻した響が長与と共に謝罪となったが、響も自分の主張が正しいのであれば謝る必要なく、とことん開き直ればいいのに、ここで謝罪してしまったら、団体への不満はいったい何だったのということになってしまう。マーベラスの一件はこうは言いたくはないが、団体側が一方的に終わらせたことで茶番となってしまった。

プロレスは芝居、ヤラセなのと言われるが、芝居というのも気持ちが伝わるものを見せないと、中途半端に見えつまらないものになってしまう。響の考え気持ちというものはそんな中途半端なものなのか、また団体側もこういう形で終わらせたのか、最後まで疑問に思わざる得なかった。

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