1月4日 NOAH「NEW SUNRISE 2021」後楽園ホール
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇原田大輔 小峠篤司 宮脇純太 矢野安崇(9分48秒 片エビ固め)大原はじめ YO-HEY 吉岡世起 ×藤村加偉
※ダイビングエルボードロップ
<第2試合 20分1本勝負>
〇稲葉大樹 稲村愛輝(8分4秒 片エビ固め)征矢学 ×タダスケ
※DDD
<第3試合 30分1本勝負>
〇藤田和之(0分6秒 フロントネックロック)×井上雅央
<第4試合 30分1本勝負>
〇齋藤彰俊 越中詩郎(8分35秒 片エビ固め)モハメド ヨネ ×谷口周平
※ランニングスイクルデス
<第5試合 30分1本勝負>
〇西村修(4分36秒 グラウンドコブラツイスト)×岡田欣也
<第6試合 30分1本勝負>
〇仁王 覇王(7分44秒 横入り式エビ固め)×HAYATA 進祐哉
<第7試合 30分1本勝負>
杉浦貴 桜庭和志 〇村上和成(17分10秒 レフェリーストップ)×拳王 中嶋勝彦 マサ北宮
<第8試合 30分1本勝負>
〇小川良成(7分33秒 反則勝ち)×鈴木鼓太郎
※NOSAWA論外とマスクマンが乱入
<第9試合 60分1本勝負>
〇潮崎豪 清宮海斗 馳浩(22分36秒 片エビ固め)丸藤正道 ×武藤敬司 田中将斗
※ムーンサルトプレス
2021年度のNOAHも1・4後楽園から開幕し、今年は全カード当日発表で行われた。
メインイベントは丸藤、武藤のM’ sallianceが先に登場すると、しんがりにZERO1の世界ヘビー級王者である田中が登場してM’salliance入りを果たす。
対する相手側は清宮、潮崎の順で登場すると、最後には戦う元文科大臣の馳が登場し、馳のサプライズ参戦に館内も拍手が巻き起こった。
試合は2・12武道館で対戦する潮崎vs武藤が先発でスタート、武藤はグラウンドからサイドポジションを奪ってヘッドロックで捕らえ、パワーで逃れた潮崎に武藤が押し込んでブレークし、潮崎はヘッドロックからぶつかり合いとなると、武藤は低空ドロップキックも潮崎は避ける。
馳が交代を志願すると丸藤と対峙し、馳がタックルからグラウンドへ引き込みフェースロックで捕らえれば、丸藤もバックを奪うが馳はバックを奪って腕を取り腕十字を狙いキーロックへ移行、、丸藤はロープに逃れるが、馳はショルダータックルを浴びせる。
清宮vs田中に代わり田中がショルダータックルを浴びせると、読み合いから清宮がドロップキックで応戦、串刺しエルボーも田中もやり返してエルボースタンプを浴びせると、ここからM’sallianceが清宮を捕らえにかかり、武藤がブラッシングエルボーからサソリ固めで捕らえてからインディアンデスロックへ移行すれば、丸藤も清宮のブーメランフォアアームを丸藤は虎王で迎撃するなど清宮を痛めつける。
劣勢の清宮はフライングフォアアームで反撃してから潮崎に代わり、潮崎は丸藤にエルボーバットを浴びせるが、丸藤が鞭のようにしなる逆水平を浴びせると、潮崎も逆水平で打ち返してラリーになるが潮崎のパワーが優って丸藤が崩れる。
代わった馳も逆水平で続き、丸藤の足を取った馳は清宮と共にダブルレッグロック、ビックブーツを連発するが、丸藤もビックブーツで返してラリーとなると、馳は大外刈りから清宮に代わり、丸藤は逆水平、清宮はエルボースマッシュも丸藤は側転からドロップキックを放って、代わった田中が清宮に串刺しラリアットを連発してDDTで突き刺す。
清宮はエルボーの受けきった田中はエルボーで打ち返すが、田中の串刺しを迎撃した清宮はブーメランフォアアームも田中はブレーンバスターで応戦、エルボーのラリーから田中は突進するが、清宮はジャンピングニーで迎撃する。
馳に代わって田中に逆水平を連打を浴びせれば、田中はラリアットで応戦も、馳は受けきってから裏投げで投げ、コロナに負けるなと叫んでジャイアントスイングで大回転するが、20回以上回ったところで丸藤がフックキックを炸裂させる。
潮崎vs武藤に代わって、武藤が低空ドロップキックも潮崎はマシンガンチョップからランニング袈裟斬りを浴びせ、フライングショルダーを狙うが、避けた武藤が低空ドロップキックからドラゴンスクリューを決めると足四の字固めで捕らえるが清宮らがカットする。清宮と馳が排除されると、M’sallianceがトレイン攻撃、丸藤がコブラクラッチ式虎王、田中がスライディングD、武藤がシャイニングウィザードの波状攻撃で潮崎を追い詰める。
武藤は再度シャイニングウィザードを狙ったがガードした、潮崎は左のラリアットを炸裂させたところで清宮がミサイルキック、馳がノーザンライトスープレックスと援護し、最後は潮崎が武藤にゴーフラッシャー、豪腕ラリアット、ムーンサルトプレスと畳みかけて武藤から直接3カウントを奪い勝利を収めた。
試合後には馳からエールを貰った潮崎は武藤から防衛することをアピールして最後は「I’m NOAH!!We are NOAH」で締めくくった。
潮崎vs武藤の絡みとなるとグラウンドテクニックでは武藤は全く衰えていない、ムーンサルトプレスは使えなくなった武藤への牽制に意味も込められているが、武藤はムーンサルトプレスを使えなくてもサソリ固めまで披露するなどプロレスの幅をしっかり広げている。潮崎がどこまで武藤の奥深さを掴むことが出来るか…また丸藤は2・12に武道館では秋山準とのタッグを熱望した。
セミファイナルでは鼓太郎vs小川の遺恨対決が実現し、開始から鼓太郎が掌底アッパーで小川を場外へ追いやるとに三沢魂エルボースイシーダを発射したが、小川がセコンドの矢野を盾にして防ぐと、小川は鉄柵攻撃で反撃し、リングに戻ると串刺し狙いは鼓太郎が迎撃してコーナーからダイブも小川が急所蹴りで迎撃して場外へ追いやる。
再度の場外戦で小川が謎のマスクマンを殴打すると、鼓太郎もHAYATAに襲い掛かって両軍が乱闘となり、リングに戻ると鼓太郎は鼓太郎が小川の腹部にソバット、腹部にボディーへファンネル、ピット、串刺しニーを連発してから地獄の断頭台を狙ったが、小川が避けると鼓太郎は左膝を強打し、これを逃さなかった鼓太郎の左膝を狙い撃ちにする。
小川はDDTからバックドロップで投げて鼓太郎をカバーするが、レフェリーのカウントをNOSAWA論外が妨害すると、小川が鼓太郎を足四の字固めで捕らえたところで、NOSAWAとマスクマンが乱入して小川に襲い掛かり、試合は鼓太郎の反則負けとなるが、怒ったHAYATAと進がNOSAWAと鼓太郎を排除し、マスクマンを捕まえると小川がマスクを剥ぐ。
正体は元ZERO1でNOAHでは第2代GHCジュニアタッグ王者にもなった日高郁人で、両軍が乱闘になると、日高も怒ってHAYATAに襲い掛かる、日高も「戦争を仕掛けに来た」とアピールしてNOAHジュニアに参戦を表明、また両軍で大乱闘になった。
日高は第2代GHCジュニアタッグ王者なり、現在でも全日本プロレスを含めて各団体に参戦している。杉浦軍はカズ・ハヤシがGLATEに専念するために離脱したばかりだったが、実績のある日高だったら鼓太郎にしても杉浦軍にとっても心強い戦力になる。STINGERだけでなく他のジュニアユニットにとっても強敵が参戦したようだ。
第7試合では拳王&中嶋&北宮の金剛トップ3が杉浦&桜庭&村上の杉浦軍と対戦し、杉浦の頭突きの連打を浴びた北宮が流血すると、杉浦軍は北宮を捕らえて試合をリードする。
北宮に桜庭がセントーンからドロップキックを放ったが、受けきった北宮はバックフリップから中嶋に代わり、中嶋は杉浦に延髄斬り、ミサイルキック、杉浦のエルボーをいなしまくってミドルキックを浴びせれば、杉浦は中嶋に前落としから串刺しビックブーツで返し、雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めで捕らえる。
中嶋はロープにエスケープも、杉浦の串刺しを避けると北宮が入ってダブルフェースクラッシャーを決めると、中嶋は杉浦に前後からサッカーボールキックからPKを炸裂させるが、トラースキックを受けきった杉浦はラリアットで応戦する。
ここで拳王に代わり、拳王は杉浦に串刺しダブルニーからセカンドコーナーからダブルニードロップを投下、ミドルキックも杉浦がエルボーで返してラリーとなるが、拳王が突進は杉浦が死角からスピアーを浴びせ、代わった村上が拳王を足蹴にする。
怒った拳王は睨み合いから掌底のラッシュ、ソバットから掌底のラッシも、突進は村上がキチンシンクで迎撃すると顔面蹴りからスリーパーで捕獲すると拳王が落ちたため試合はストップ、杉浦軍が勝利も村上は拳王を絞め続けけ、杉浦と桜庭が止めてやっと離した。
バックステージでは村上が拳王が保持するナショナル王座への挑戦を表明して1・23大阪での選手権が決定となった。
第6試合では仁王&覇王が元レッスルゲートコンビのHAYATA&ススムと対戦し、HAYATAを捕らえた仁王&覇王が覇王が雪崩式フランケンシュタイナーからの連係を狙うが進が阻止すると、HAYATA&進が仁王を捕らえてサンドウィッチトラースキックから、HAYATAはハンドスプリングを狙うが仁王が丸め込んで3カウントを奪い勝利を収める。
まさかの敗戦を受けたHAYATAに仁王が覇王とのコンビでGHCジュニアタッグ王座に挑戦を表明すると、HAYATAは「次は…100均レスラーや!」といつもより喋って受諾し、1・16横浜ラジアントホール大会での選手権が決定する。
第5試合では西村が登場して岡田と対戦し、場外の西村はエプロンへ戻ろうとするも、岡田はショルダータックルでリングに戻さず、再度狙うとエルボーで迎撃した西村はロープ越しのブレーンバスターを狙う岡田を西村が逆さ押さえ込み、ジャパニーズレッグロールクラッチと丸め込みを連発し、最後はスリーパーからグラウンドコブラツイストで3カウントを奪い勝利を収める。
第4試合では彰俊&越中の平成維震軍が登場して谷口&ヨネと対戦、谷口&ヨネはエルボー&頭突きのサンドバックタイムで彰俊を捕らえたが、谷口は彰俊の背中に頭突きから突進すると、彰俊がニールキックで迎撃し、デスクロークから越中がミサイルヒップを浴びせる。彰俊はアイアンクロースラムを狙うが、谷口が逃れてエルボーと頭突きのコンポから突進すると、彰俊がスイクルデスからランニングスイクルデスで3カウントを奪い勝利を収める。
第3試合では雅央が藤田と対戦したが、開始早々藤田がキチンシンクからフロントネックロックでギブアップを奪い6秒で勝利。雅央は昨年のマイケル・エルガン戦より2秒早いタイムで敗れてしまった。