11月7日 新日本プロレス「POWER STRUGGLE」エディオンアリーナ大阪 2834人
<第1試合 「KOPW2020」争奪 ノーコーナーパットマッチ 時間無制限1本勝負>
【保持者】矢野通(12分11秒 リングアウト)【挑戦者】ザック・セイバーJr.
☆矢野が防衛成功
<第2試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇鷹木信悟(18分56秒 片エビ固め)【第30代王者】×鈴木みのる
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン
☆鈴木が初防衛に失敗。鷹木が第31代王者となる
<第3試合 スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負>
〇オカダ・カズチカ(12分58秒 レフェリーストップ)×グレート・O・カーン
※マネークリップ
第4試合~メインはこちら↓
今日は新日本プロレス大阪府立体育会館大会を観戦、同会場での観戦は10か月ぶり、新型コロナウイルスの影響で難波に訪れることが遠ざかってしまっていたが、これだけ遠くに感じたことはなかった。館内もソーシャルディスタンス様式だったにも関わらず前売りの段階でチケットは完売、館内もソーシャルディスタンスとは思えない埋まりように、新日本プロレスのパワーを感じさせた。

第1試合のKOPW争奪マッチは両者合意でノーコーナーパッド戦、別名崇コーナーマッチで行われ、両者が登場してからコーナークッションが外されるも、ヤングライオンらが遅いため、外すのが早い矢野が「早くはずせ」と苛立つ。
だが試合前になってルールに発案者である矢野が「コーナーを使わないでくれ」と懇願して開始、序盤は矢野がタックルからテイクダウンを奪うなどぐらうんどでザック相手に食らいつくも、矢野はザックを崇コーナーに直撃させようとするが、ザックは踏みとどまり、矢野は謝りつつ突進するも、ザックは避けて崇コーナーに直撃させ、さらに残り3つのコーナーに矢野を直撃させる。






矢野は場外へ逃れると、外したコーナークッションを持ち出して殴打を狙うも、ザックは避けたが、矢野はザックを鉄柵に叩きつけ、リングに戻ってコーナークッションを元に戻そうとするも、ザックが阻んでネックツイストで捕らえ、コーナークッションを手にするもレフェリーのチャックにあって仕方なく捨てる。
ザックはコブラツイストで捕らえ、ロープに逃れた矢野はザックの髪を掴んで倒しYTRポーズ狙いは、ザックが足関節で捕獲、矢野はまたコーナークッションを持ち出すが、ザックと押し問答となると、場外でエルボーのラリーとなり、矢野が下がってザックが競り勝ったかに見えたが、矢野は消毒液スプレーを手にしてザックに噴射、ザックがひるんだ隙にテーピングでコーナークッションをコーナーセットして元に戻す。










矢野はリングに戻ったザックをコーナーに直撃させるが、直撃させたのは元に戻したコーナーで、ザックが逆に矢野を崇コーナーに直撃させると、再び矢野を崇コーナーに直撃させてネックツイストから、矢野の両肘を固めてストンピング、両足首をひねり上げ、矢野の動きを止めにかかる。
ザックは矢野をロープへ振るが、ロープに矢野は体を入れ替えてザックをフロントスープレックスで投げ、崇コーナーへの直撃も踏みとどまって、突進するザックを逆に叩きつけるてからスクールボーイ、NUで丸め込めば、キックアウトしたザックもヨーロピアンクラッチで丸め込む。









矢野はバックを奪うが、ザックは膝十字で捕らえ、矢野もアキレス腱固めで返すが、ザックはヒールホールドへ移行すると、矢野はロープにエスケープして場外へ逃れ、ザックも追いかけて鉄柵越しでヒールホールドで捕らえる。ところが矢野はザックのシューズの紐を外して鉄柵に括り、気づかないザックはヒールホールドを解いてリングに戻ろうとしたが、足が動かないことに気づいた隙に矢野が先にリングに戻ってリングアウト勝ちとなって防衛。矢野は高笑いして去り、ザックは上村優也にハサミで紐を切ってもらうも、ザックがハサミをもって上村を追いかけてバックステージへと下がっていく。




第2試合の鈴木vs鷹木のNEVER無差別級選手権は、開始から両者はエルボーのラリーを繰り広げ、串刺しの迎撃を狙う鈴木に串刺しパンピングボンバーを浴びせれば、体を入れ替えた鈴木はエルボーの連打で返し、鷹木も体を入れ替えてエルボーの連打で返し、体を入れ替えた鈴木は頭突きの連打も、また体を入れ替えた鷹木は天龍コンポで返し、頭突きの連打を浴びせる。








鷹木は前進する鈴木にナックルの連打、ダブルチョップを放つも、鈴木はフロントスリーパーで捕らえ、鷹木はフロントスープレックスで返すも、エプロンの攻防で鈴木のロープ越しの腕十字狙いは鷹木が阻止するも、エプロンでのデスバレーボム狙いは鈴木がリングに不時着してロープ越しの腕十字で捕らえてから、ロープ越しでビックブーツで場外へ落とし、鉄柵に叩きつけてから鷹木の腰めがけてイスでフルスイングし、逆片エビ固めで捕らえる。






リングに戻ると鈴木はサッカーボールキック、逆片エビ固め、殴りつけるエルボーから串刺しビックブーツ、PK狙いは鷹木がキャッチしてバックドロップで投げ、串刺しパンピングボンバー、背面式ダイビングエルボードロップを投下も、ススキを足蹴にすると、ニヤリと笑った鈴木は殴りつけるエルボーを浴びせ、鷹木もエルボーで返しラリーも、鈴木が鷹木にビックブーツを浴びせれば、鷹木は龍魂ラリアットで応戦、しかし鈴木が鷹木の後頭部に一本足頭突きを浴びせ、失速した鷹木にゴッチ式パイルドライバー狙いも、鷹木は必死でリバースする。








鷹木はスライディングパンピングボンバーを狙ったが、避けた鈴木はビックブーツ、鷹木が突進したところでスリーパーで捕獲、再度ゴッチ式パイルドライバーを狙ったが、鷹木はデスバレーボムで叩きつける。
鈴木はPKを浴びせたが、受け切った鷹木はパンピングボンバーで応戦、しかし。鈴木はビックブーツから鷹木の腰にエルボーの連打を浴びせる。
鷹木はDDTからスライディングパンピングボンバーを浴びせると、MIDE IN JAPANを狙ったが、腰の痛みで上がらないところで鈴木は逆エビ固めを狙い、蹴って逃れた鷹木にジェットスタンプを炸裂させ、逆片エビ固めで鷹木を追い詰める。




鈴木が往復ビンタを浴びせれば、体を入れ替えた鷹木は左右エルボーの連打で返し。追走式でここ一番で出すドロップキックを放つと逆エビ固めで捕らえ、鷹木は必死でロープに逃れるも、鈴木はスリーパーで捕獲、再度ゴッチ式パイルドライバーを狙ったが、鷹木は足をばたつかせて逃れ、一本足頭突きを狙う鷹木に頭突きを浴びせる。
鷹木はショートレンジでパンピングボンバーを連発するが、受け切った鈴木は鷹木の後頭部に頭突きを浴びせ、ビンタを放つ鈴木に鷹木はエルボーから龍魂ラリアット、鈴木のビックブーツに対し、鷹木は鈴木の後頭部に龍魂ラリアット、パンピングボンバー連発したからラスト・オブ・ドラゴンで3カウントを奪い、王座奪還に成功も、鷹木のダメージは大きく、なかなか立ち上がれなかった。










第3試合のオカダvsO・カーンは、O・カーンのセコンドとして背広姿のオスプレイが着き、後入場でコーナーでアピールするオカダにO・カーンが奇襲をかけて開始となる。
オカダはエルボーの連打で反撃するが、O・カーンはモンゴリアンチョップの連打で返し、場外戦で鉄柱攻撃、リングに戻ってバイシクルキックとオカダを攻め込んでいく。






O・カーンは肩固めで捕らえるが、突進したところでオカダはフラップジャックで反撃、エルボーアタック、串刺しエルボーからDDTと得意のパターンに持ち込む。
オカダはリバースネックブリーカーを狙うが、逃れたO・カーンはアメインズインパクトでオカダを叩きつけ、オカダの後頭部に串刺しラリアット、オカダをコーナーにセットしてからモンゴリアンチョップ、オカダを逆さ吊りにしてからスライディングキックと流れを変える。





O・カーンはバックを奪うが、逃れたオカダはリバースネックブリーカーを決め、ツームストーンパイドライバー狙いはO・カーンが耳そぎチョップで逃れると、オカダのドロップキック狙いを自爆させ、変形のフラットライナーから片固めで捕らえる。
O・カーンはモンゴリアンチョップの連打から突進するが、オカダはドロップキックで迎撃、ツームストーンパイドライバーで突き刺してからマネークリップで捕らえるが、O・カーンはアイアンクローで逃れ、エリミネーターを狙うも、オカダはアームホイップで逃れる。






O・カーンはバイシクルキックからリバースブレーンバスターで投げると、再度エリミネーターを狙ったが、切り返したオカダはマネークリップで捕獲、O・カーンはオカダをコーナーに押し込んで逃れ、串刺し狙いはオカダが迎撃してからジョンウーで吹き飛ばす。
オカダのローリングラリアット狙いはO・カーンがアイアンクローでキャッチも、再度のエリミネーター狙いはオカダが逃れてローリングラリアット、そしてマネークリップで捕らえ、バックブリーカーを挟んでから一気に絞めあげ、O・カーンが絞め落ちて試合はストップ、オカダが勝利。O・カーンの初シングルも、すべては出し切ったものの、結局オカダが全て掌で乗せた上で完勝となった。








試合後にオスプレイが登場して、オカダと東京ドームでの対戦をアピールすると、オカダも受けて立つ姿勢を見せた。

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