前代未聞のタッグ選手権ダブルヘッダーでERUPTIONがタッグ戦線制圧!高尾は憧れのCIMAの前に玉砕!


10月25日 DDT「Road to Ultimetimate Party2020」後楽園ホール
(試合内容は実況ツイートより)

<アンダーマッチ 15分1本勝負>
〇大和ヒロシ(5分59秒 ルッテンクラッチ)×岡谷英樹

<第1試合 30分1本勝負>
〇男色ディーノ(2分54秒 漢固め)×中村圭吾
※生ゴッチ式男色ドライバー

<第2試合 30分1本勝負>
HARASHIMA 〇大鷲透 納谷幸男(10分4秒 ラ・マヒストラル)クリス・ブルックス 勝俣瞬馬 ×アントーニオ本多

<第3試合 30分1本勝負>
〇青木真也(5分6秒 ヒールホールド)×マッド・ポーリー

<第4試合 30分1本勝負>
〇竹下幸之介 彰人(9分28秒 ダブルレッグスープレックスホールド)秋山準 ×大石真翔

<第5試合 30分1本勝負>
〇CIMA(12分19秒 片エビ固め)×高尾蒼馬
※メテオラ

<第6試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第41代王者組】樋口和貞 〇坂口征夫 赤井沙希(17分27秒 レフェリーストップ)【挑戦者組】×上野勇希 吉村直巳 平田一喜
※胴締めスリーパーホールド
☆ERUPTIONが3度目の防衛に成功

<第7試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇樋口和貞 坂口征夫(19分33秒 体固め)【第67代王者組】上野勇希 ×吉村直巳
※轟天
☆上野&吉村が8度目の防衛に失敗、樋口&坂口が第68代王者となる

DDT11・3大田区のビックマッチまであとわずかとなった後楽園大会で、ノーチラス、ERUPTIONによるタッグ、6人タッグ選手権のダブルヘッダーが行われた。
ことのきっかけは9・27後楽園でタッグ王座を防衛したノーチラスに樋口&坂口が挑戦表明も、ノーチラスが平田と組んでERUPTIONの保持する6人タッグ王座に挑戦表明すると、今林久弥APが日程調整をしようとしたところで、両軍がめんどくさいとして1日で二つとも行うことを提案したため、前代未聞のタイトルマッチのダブルヘッダーを敢行することになった。

大会前には男色ディーノとマッスル坂井がオープニングアナウンスを行っている最中に、第1試合でディーノと対戦する中村がビジョンで挑発し、終わった後で中村が突如現れてスワンダイブミサイルキックを狙うと、見事に自爆してからディーノの男色ドライバーを食らってKOされて大会がスタート、中村がKOされたままで第1試合へと突入、ディーノがカバーするも中村が丸め込み、中村はスワンダイブミサイルキックし、絶品と攻め込んだが、ディーノのリップロックに捕まると、ディーノがランニング垂直落下式ブレーンバスター、ダブルリストロックで反撃。
そしてディーノは熊さんマークのアンダータイツ姿になると、中村に再びリップロックからゴッチ式男色ドライバーで3カウントを奪い勝利を収めた、

そして本題である6人タッグ選手権は吉村と赤井が先発で開始となり、吉村は赤井を無視し樋口らを挑発すると、怒った赤井はビックブーツ、ビンタと浴びせるが、ビックブーツを連発したところで、キャッチした吉村は逆水平を浴びせ、樋口vs平田になると、平田はヘッドロックからぶつかり合いに挑み、ドロップキックを放ったが、受けきった樋口はショルダータックルを浴びせ、ここからERUPTIONが場外戦に持ち込み、赤井が上野組ににコーナーからプランチャ、坂口は平田にエプロンからPK、リングに戻って坂口がニーリフトと浴びせるとERUPTIONは平田を捕らえて試合をリードする。

平田は坂口をコーナーに叩きつけると、吉村がロープ越しでラリアットを浴びせ、代わった上野が坂口にシュミット流バックブリーカーから吉村との連係で坂口を捕らえ、吉村と平田がダブルショルダータックルと見せけて、吉村がボディープレスと平田の指示で吉村がエルボードロップと形勢を逆転させる。
吉村がレッグドロップからバックブリップを狙うと、坂口がスリーパーで捕らえ、逃れた吉村は串刺し狙いも坂口がダッシュミドルで迎撃すれば、代わった樋口がドロップキックで続き、カットに入った上野、平田に両腕ラリアットで排除してから、吉村にはコーナーへギロチンホイップからビックブーツ、アバランシュホールドと畳みかけ、逆水平のラリーから吉村がサミングも樋口がアイアンクローで捕獲する。

代わった赤井が吉村に串刺しビックブーツ、サッカーボールキック、ミドルキックを連打と浴びせ、受けきった吉村は逆水平で返し、赤井はエルボーの連打も吉村は逆水平で一撃でなぎ倒すが、赤井は左右のハイキックから新人賞で応戦する。
赤井は吉村にケツァル・コアトルを狙うが、逃れた吉村はバックブリップで叩きつけ、代わった平田がエルボーアタック、串刺しエルボーからミサイルキック!赤井はミドルキックも受けきった平田はバックドロップで投げるが、エゴイストドライバーは狙いは赤井が逃れてサッキーカッターを決める。
代わった坂口が平田にニーリフトから極楽固めで捕えた、平田はロープに逃れるも、樋口と赤井が入ってERUPTIONが連係で平田を蹂躙し、平田をコーナーにセットして坂口が勝ち上げニーから、PKを狙うが、平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで丸め込み、キックアウトした坂口はハイキックも突進したところで平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで再び丸め込む。

平田は坂口に延髄斬り、ドロップキックを放ってから上野に代わり、上野がダイビングクロスボディーを命中させると、吉村が入って連係で樋口を排除してから、平田も加わり連係で坂口を捕らえる、吉村のネックハンキングボム、上野がフロッグスプラッシュ、平田がマッドスプラッシュと畳みかけ、樋口がカットも平田がコルタバからプランチャで排除する。
上野は坂口におっぴろげアタックからブリザードスープレックス、WRで勝負を狙ったが、坂口がスリーパーで切り返して一気に絞めあげ、上野が落ちたため試合はストップ、ERUPTIONは大逆転で王座を防衛し、思わぬ敗戦を喫したノーチラスは上野がダメージを負ったまま、メインのタッグ王座防衛戦に臨まなければならなくなってしまった。

インターバルのないままでメインのタッグ選手権となったが、坂口に絞め落とされた上野は坂口に奇襲をかけて開始となるも、坂口のハイキックを食らってダウンとなり、慌てた吉村が上野を自軍に引っ張り強引にタッチする。

上野が場外でダウンしている間は吉村が樋口相手に逆水平のラリーも、次第に樋口に押し切られて串刺しラリアット、ボディースラムから逆水平、ロープ越しでダイビングエルボーと食らい、代わった坂口もミドルキック、エルボーの連打と完全に孤立した吉村を痛めつける。
劣勢の吉村は樋口にフロントスープレックスから上野に交代しようとするが、上野は意識が戻ったものの、まだ自軍には戻っておらず、樋口は吉村の後頭部ラリアットから坂口が入ってサンドバックタイム、それでも吉村は必死て抵抗して上野にやっと代わり、樋口が逆水平を受けきった上野はフランケンシュタイナーで樋口を場外へ出すと、トルニージョを命中させる。

リングに戻ると上野が抵抗する樋口にブリザードスープレックスも、ドロップキックも受けきった樋口はノド輪落としを決め、代わった坂口もマウントエルボーの連打を浴びせるが、PKをキャッチした上野はビンタを連発し、エルボーからビンタを放つも、坂口はミドルキックで応戦する。
坂口のハイキックを避けた上野はハーフネルソンスープレックスも、坂口はジャンピングミドルで返し、坂口のハイキックを避けた上野は丸め込んだが、坂口は三角絞めで捕らえると、吉村が慌ててカットも樋口が排除し、ERUPTIONが今度は上野にサンドバックタイムも、吉村が両腕ラリアットでカットに入る。
坂口を捕らえたノーチラスは合体ハングマンボディープレスから、上野がリストクラッチ式ブルーサンダーかも、DMEは避けた坂口がジャンピングニーを浴びせ、神の右膝を狙ったが飛び越えた上野がドロップキックで迎撃する。

吉村vs樋口に代わり、逆水平のラリーから樋口はノド輪落としを狙うと、逃れた吉村がラリアットからチョークスラムで叩きつけ、正念場狙いは樋口が逃れると坂口が入ってビックブーツを浴びせる。しかし坂口と樋口を鉢合わせにした吉村が二人まとめて串刺しラリアットから、樋口にラリアット、上野がフロッグスプラッシュと畳みかける。
ノーチラスが合体正念場から、吉村がラストライド狙いも樋口が俵返しで叩きつけ、ラリアットからぶちかまし狙いは吉村が払い腰で叩きつけるも、樋口もぶちかましで応戦してからドクターボムを決め、上野が必死でカットし、吉村は抵抗も樋口は頭突きから轟天を決め、吉村は力尽きて3カウントとなり、ERUPTIONは王座奪取に成功した。
試合後も樋口、坂口もノーチラスの健闘を称え、赤井も王座奪取を祝福して締めくくった。
6人タッグに関してはシリアスになった平田がカギを握るかと思われたが、上野が絞め落とされたのは大誤算で、タッグ選手権もノーチラスが追い上げたが、樋口の底知れぬスタミナと、6人タッグ選手権のダメージがノーチラスにとって大きく響いてしまった。
またバックステージでは敗戦でうなだれる上野に11・3大田区でユニバーサル王座をかけて対戦するクリスが上野を襲撃、オクトバスストレッチで捕らえてダメ押しした。

セミではCIMAvs高尾が行われ、高尾は学生プロレス時代にあこがれたCIMAへのオマージュとしてBIMAと名乗っていた過去があり、その憧れだったCIMAと対戦する機会を得るも、CIMAが3日に交通事故に遭ったことで出場が危ぶまれたが、CIMAは元気に登場した。
序盤はグラウンドの攻防も、CIMAがヘッドロックからショルダータックルを浴びせると、高尾がロープワークから高尾がドロップキックを放ち、高尾はレッグドロップ、コーナーに押し込んでストピングの連打と先手を奪ったかに見えたが、ミサイルキックは自爆するとCIMAはサマーソルトドロップ、スライディングキック、スライディングレッグドロップからジャベと畳みかけて一瞬で流れを変える。

CIMAはロープを手にする高尾の腕を蹴り上げ、ロープを使ったアームブリーカー、ボディースラムから再びジャベで捕らえ、ロープに逃れた高尾はエルボーもCIMAは高尾の右腕にエルボーを浴びせ、突進するが、高尾がドロップキックで迎撃する。
高尾は串刺しレッグラリアットからディープインパクトで突き刺し、ランニングフォアアームからエルボーの連打も、突進はCIMAがドロップキックで迎撃し、背中へのダブルニーからスライディングキック、パーフェクトライバーは高尾が逃れるもCIMAはスーパードロルを決めれば、高尾もスーパードロルでやり返してから掟破りのパーフェクトドライバーを決める。

エルボーのラリーから高尾のローリングエルボーも、CIMAが延髄斬りで返し、高尾はエンドレスワルツ!からトラースキック、掟破りのシュバインからマッドスプラッシュで勝負を狙ったが、CIMAは剣山で迎撃する。
CIMAは串刺しダブルニーアタックから久々のトカレフを命中させ、本家シュバインからメテオラで3カウントを奪い完勝、本家の凄さを見せつけた。

試合後にCIMAが「高尾蒼馬。学生プロレスに出て、CIMAに憧れて、BIMAという名前で試合をしていたというのも、勉強不足で申し訳ない、このDDTに上がるようになってから知ったけど、今日こうやって夢を追いかけた高尾蒼馬とシングルマッチができて、僕もプロレスをやってて…いや、生きててよかったですよ。生きるパワーを与えてくれたよ、次、1回さいたまスーパーアリーナでは流れてしまいましたけどハラシマルフジと。早口言葉みたいなチームやな。こっちはシーマソーマ、速いやろ? スピードで取ったろうやないか」と高尾に呼びかけると、「それからよ、BIMAからCIMAになるんじゃなくて、お前が丸藤かHARASHIMAからピンフォールを獲ったら、Cを飛び越えてDIMAになれよ、DIMAになって、ディーノとやって、男色DIMAでいこうやないか」と笑いを誘いつつ高尾を激励した。
高尾もCIMAへのあこがれもあって、掟破り技も繰り出すも、一瞬で流れを変えるCIMAの前に貫禄を見せつけた。いろんな面で魅了するCIMAはまだまだ健在だ。

セミ前では11・3大田区で行われるKO-D無差別級選手権の調印式が行われ、今回は選手権へ向けて大事を取って欠場となったKO-D王者の遠藤哲哉と挑戦者の佐々木大輔(カリスマ)が登場、両者は調印書にサインをした後で、カリスマが「この後楽園ホールであの日こいつらに裏切られた。あの日のことは今でも思い出すと、すぐにでもブチ切れそうになる。俺はもういつでも準備はできてるから。今すぐやってもいいし、今来ているお客さんだって今見たいでしょ? 今すぐやってやろうか」と遠藤が挑発すれば、遠藤も「僕自身、揺さぶりをかけられることっていうのはある程度覚悟してました。まあ、これもチャンピオンとしての宿命だと思って、広い心で受け止めております。結局、何をやろうが、最終的にはチ○コ、そして、イスを使って殴る、それしか能のないB級レスラーです」と返ししたため、カリスマが激高してテーブルをひっくり返す。

そして記念撮影となるが、遠藤がベルトを持ってカリスマの背後から襲い掛かって一撃を加えると、司会の今林APが遠藤を制止するが、激怒したカリスマは今林APもろとも遠藤に急所打ちを浴びせてから遠藤をクロスフェースで捕らえる。そこで大和やポーリーを含めたセコンドが割って入るも、選手権に向けて両者の遺恨はますます深まっていった。

第4試合では終盤で秋山vs竹下となると、竹下が串刺しエルボーからフライングラリアットを命中させてから三沢式フェースロックで捕らえ。ビックブーツからジャーマン狙いは秋山が逃れると、突進する竹下にラリアット、ランニングニーからフロントネックロックで捕らえる。

秋山はエクスプロイダーも竹下がジャーマンで応戦してラリーとなり、竹下はサーヒーも秋山はラリアットする。
代わった大石が竹下にダイヤモンドダスト、カットに入る彰人にはスイングDDT狙いは彰人が筋肉大移動で阻止してから竹下がサーヒーを浴びせれば、大石はブルーダイヤで丸め込んだが、竹下ローリングエルボーからキン肉マンのネプチューンマンの技であっるダブルレッグロックスープレックスホールドで3カウントを奪い勝利。

試合後にマイクを取ろうとする竹下を阻んだ秋山はノーマイクで竹下を挑発、秋山が退場すると竹下も「絶対勝ってやるからな!」と叫んで必勝をアピールする。

第3試合では青木がポーリーと対戦し、かつて田村潔司から学んだ過去があるポーリーは、青木の関節技に対応しきってパワーで苦しめるも、ポーリーのジャーマン狙いを青木がヒールホールドで切り返してギブアップを奪い勝利を収める。

試合後に今林APから11・3大田区での高木三四郎戦へ向けて意気込みを聞かれると、「突然辞めます、王座は返上します」と言い出してしまい、ベルトを置いて退場しようとする。そこでバルコニーから試合を見ていた高木が「ちょっとやめろ!絶対やるから!」と青木の返上発言は受け付けない構えを見せ、今林APも「やると思います」と留めて、次へと進行する。

第2試合ではアントンがゴンギツネボクシングバージョンを披露してから敵味方関係なくゴンギツネを浴びせるも、大鷲だげがガードし、大鷲もゴンギツネの構えを見せると、ゴンギツネ同士に愛が芽生える。

そこでHARASHIMAとクリスがカットに入るも、鉢合わせになったところで二人の間に愛が芽生えかけたと思いきや、アントンはHARASHIMA、大鷲はクリスを丸め込む。
終盤では各選手が入り乱れる中、アントンのシャイニングゴンギツネをガードした大鷲がラ・マヒストラルで3カウントを奪い勝利も、試合後に今林APから大鷲のデビュー20周年を祝して、11・8のTVショーでゴージャス松野の保持するO-40王座への挑戦が決定したことを発表すると、大鷲は「結果次第で自分の進退を大きく左右する」として拒否も、今林APは当日の物販スペースの全てを大鷲に任せることで強引に決定してしまった。

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