10月7日 新日本プロレス「G1 CLIMAX30」広島サンプラザホール
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇辻陽太(6分43秒 逆エビ固め)×ゲイブリエル・キッド
<第2試合 「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】〇石井智宏(15分25秒 片エビ固め)【6敗=0点】×高橋裕二郎
※垂直落下式ブレーンバスター
<第3試合 「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】〇オカダ・カズチカ(11分3秒 エビ固め)【3勝3敗=6点】×ジェフ・コブ
<第4試合 「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】ウィル・オスプレイ(14分26秒 片エビ固め)【3勝3敗=6点】×鈴木みのる
※ストームブレイカー
<第5試合 「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】〇ジェイ・ホワイト(15分16秒 体固め)【3勝3敗=6点】×タイチ
※ブレードランナー
<第6試合 「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】鷹木信悟(21分56秒 エビ固め)【4勝2敗=8点】×飯伏幸太
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン
「G1 CLIMAX 30」も広島2連戦2日目から後半戦へと突入、メインは4勝1敗でトップの飯伏と2勝3敗の鷹木が対戦、二人は同年代対決ということで注目された。
序盤は互いにすざましい読み合いを繰り広げるも、飯伏の串刺し狙いを鷹木はっショルダースルーへエプロンに出すと、スワンダイブを狙う飯伏をキャッチしてトップロープへのギロチンホイップからパンピングボンバーで場外へ出し、エプロンの角に飯伏の腰を打ち付け、エプロンへギロチンホイップから場外DDTと先手を奪う。
リングに戻ると鷹木はロープ越しでストンピング、ロープを使ってフットスタンプ、飯伏はエルボーの連打で反撃を狙うが、鷹木が一撃で倒し、ブレーンバスターからスリーパーで絞めあげる。
鷹木は飯伏の首筋にニードロップから足蹴で挑発すると、飯伏はエルボーからラリーとなり、飯伏のミドルキックをキャッチした鷹木がドラゴンスクリューからレッグロック、右膝へストンピングと足攻めも、串刺しパンピングボンバーから突進は飯伏がフランケンシュタイナーで叩きつける
飯伏はソバットコンポ、ミドルキックからその場飛びムーンサルトと自身の流れにすると、場外へ逃れた鷹木にプランチャを命中させる。
リングに戻った飯伏はシットダウン式ラストライド狙いも、鷹木がリバースし、飯伏はビックブーツも鷹木がキャッチすると、パンピングボンバーを狙うが、飯伏がビックブーツで迎撃も、飯伏の突進を鷹木はナックルで迎撃してから。龍魂ラリアットを浴びせる。
鷹木は熨斗紙を狙うが、飯伏が逆さ押さえ込みからカミゴエを狙うと、鷹木が切り返して熨斗紙を決め、ラリアットは相打ちも鷹木はバックドロップで投げれば飯伏はハーフネルソンスープレックスで応戦する。
両者はダウンから四つん這いで頭突き合戦となり、エルボーからビンタのラリーで鷹木が崩れかけるが、鷹木は逆水平を仕掛けると、飯伏はミドルキックで返してラリーになる。鷹木がナックルの連打を放てば、飯伏がミドルキックの連打で返し、鷹木がナックルから左右エルボー、後頭部パンピングボンバーからジャーマンで投げるが、飯伏が不時着して鷹木の後頭部にローキックを炸裂させる。
飯伏はシットダウンラストライドを決めるが、鷹木がカウント2でキックアウトすると、突進する飯伏に鷹木がポップアップ式デスバレーボムからラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、飯伏が逃れるとジャンピングニーからカミゴエ狙いは鷹木が頭突きで逃れ、飯伏は掌底からバスソーキック狙いは避けた鷹木がMADE IN JAPANを決める。
鷹木はパンピングボンバー、後頭部から正面へとパンピングボンバーと炸裂させ、飯伏のソバットを避けてラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、抵抗する飯伏にパンピングボンバーを連発も、倒れない飯伏はソバットを浴びせ、鷹木の龍魂ラリアットに対して飯伏はバックホームラリアットからボマイエを炸裂させると、カミゴエを狙ったが、キャッチした鷹木は強引にラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントを奪い、3勝目を収め、飯伏は痛恨の2敗目を喫した。
試合後に鷹木は前年度覇者の飯伏からの勝利をアピールし、「まだ決勝に残るチャンスがある」として観客にもっと拍手を煽り、「龍のごとく駆け上る」とアピールして締めくくった。
同年代同士の意識しての真っ向勝負はすざましい戦いだった。最後は飯伏のカミゴエを強引にキャッチされたのは飯伏にとってまさかでもあったが、鷹木にしてみれば紙一重でもあった。
鷹木は恐らくこの勝利は、先へ行っていた飯伏に追いついたと確信したはず、次は元闘龍門で出世頭であるオカダとの対戦、鷹木にとって頂点への扉を開くことが出来るか試される試合なるかもしれない。
セミの3勝2敗同士のジェイvsタイチは、互いに焦らし合うなど牽制し合うが、ジェイが何やら呼びかけると、タイチが仕掛けて読み合いも、タイチが場外へ逃れるようとすると、ジェイが追いかけるがタイチが強襲し、タイチはマイクケーブルでジェイの首を絞めるが、介入を狙う外道に気を取られると、ジェイは反撃してストンピングから鉄柵へ叩きつけ、リングに戻すが、タイチは転がって場外へ逃れると、読んでいたジェイは追いついてタイチを鉄柵に叩きつける。
タイチがリングに戻るとジェイがストンピングの連打、ネックブリーカー、上からのエルボーの連打、チンロックで捕らえてリード奪い、串刺しショルダーの連打からサミング、串刺し逆水平も、タイチはサミングから串刺しを狙うジェイを避けて串刺しジャンピングハイキックを浴びせる。
タイチはソバット、サミングから再び串刺しジャンピングハイキックを狙ったが、避けたジェイが膝裏へラリアットを浴びせ、串刺しエルボーからブレードバスターを決めるも、デンジャラスバックドロップ狙いもジェイが堪えると、タイチはジェイの後頭部へアックスボンバーを炸裂させる。
タイチは正面へのアックスボンバー狙いは、ジェイが崩れてしまうが、タイチはバスソーキックを狙うと、ジェイが避けたところでショートレンジでアックスボンバーを浴びせ、ステップキックからタイチ式ラストライド狙いは、ジェイが足を取って倒すとグラウンド式ドラゴンスクリューを決める。
タイチのジャンピングハイキックを狙うが、避けたジェイはジャーマン、タイチのアックスボンバーも避けて裏投げからブレードランナーを狙うが、タイチがデンジャラスバックドロップで投げる。ジェイはエルボーのラリーを仕掛けよとするが、タイチはローキックで返すと、ジェイはキチンシンクで返してラリーとなり、ジェイは打撃のコンポに対して、タイチはローキックからジャンピングハイキックを炸裂させ、タイチ式外道クラッチで丸め込んだが、本家本元の外道が乱入して海野レフェリーが制止に入ったため、カウントが入らない。
ジェイはタイチと海野レフェリーを交錯させるが、タイチは外道に急所蹴りで排除すると、ジェイに改めてタイチ式外道クラッチで丸め込むが、ジェイはカウント2でキックアウトも、タイチは続けてタイチ式ラストライドを決める。
天翔十字鳳を狙うが、ジェイがレフェリーを盾にしてブレードランナーを狙うmも、逃れたタイチがジェイに鋭いエルボーを浴びせてから改めて天翔十字鳳を狙ったが、キャッチしたジェイがブレードランナーで3カウントを奪い勝利となった。
タイプの違うヒール同士の対決だったが、一瞬でも間が空くとすぐ流れを変えるジェイのしたたかさの前にタイチは敗れてしまった。
3勝2敗同士の鈴木vsオスプレイは、エルボーのラリーからオスプレイはドロップキックで鈴木を場外へ出すとプランチャを命中させ、エルボーのラリーから鈴木がキチンシンクを浴びせて、オスプレイを鉄柵へ叩きつけようとするが、急ブレーキをかけたオスプレイは鉄柵越えピッピーチェリオを狙うと、鈴木が脇固めで捕らえる。
ここから鈴木が鉄柵を使って右腕、鉄柱越しで腕十字、リングに戻るとオスプレイの右腕にローキック、右肩を踏みつけながら腕固めと、オスプレイの右腕を狙い撃ちにし、オスプレイはコーナーに座り込むも、鈴木が叩いて挑発すると、オスプレイは逆水平、エルボーで反撃を狙うが、右腕を押さえてしまうと、鈴木が張り手を一閃する。
鈴木は切り返しから卍固めで捕らえ、オスプレイはロープになんとか逃れると、ハンドスプリングオーバーヘッドキックを炸裂させ、マンハッタンドロップから逆水平、その場飛びシューティングスタープレスからピッピーチェリオを狙うが、鈴木が再び脇固めで捕らえる。
鈴木は殴りつけるエルボーから串刺しビックブーツ、右腕へPK、右腕をマットに叩きつけてから蹴り上げて再びオスプレイの右腕を狙い撃ちにし、オスプレイはエルボーも逆にうずくまると、鈴木が殴りつけるエルボーを浴びせ、オスプレイは左のエルボーで応戦するが、鈴木は殴りつけるエルボーの連打でオスプレイは崩れる。
薄は右腕を蹴り上げるが、オスプレイはロープを使ったマウスからピッピーチェリオで反撃し、右腕をかばいながらコーナーに昇るも、追いかけた鈴木はコーナー上でアームロックで捕らえるが、頭突きで落としたオスプレイは450°スプラッシュも鈴木は避け、着地したオスプレイはトラースキックを浴びせる。
鈴木はビンタを浴びせるが、受けきったオスプレイはサイレントウィスパーからストームブレイカーを狙うが、鈴木が右腕を捕らえたままで殴りつけるエルボーの連打でオスプレイは崩れ、鈴木はビックブーツを狙うと、キャッチしたオスプレイはカウンターエルボーを浴びせる。
鈴木は時間差ロープワークからスリーパーを狙うが、ショルダーアームブリーカーで逃れたオスプレイはブレーンバスターで投げ、ヒドゥンブレイドを狙うと、鈴木が避けて右腕へPK、鈴木はミスティカ式スリーパーで捕獲する。
鈴木はゴッチ式パイルドライバーで勝負を狙ったが、逃れたオスプレイはドリームキャストを浴びせ、鈴木はスリーパー狙いも切り返したオスプレイはストームブレイカーで3カウントを奪い4勝目を収めた。
オスプレイにしてみれば鈴木はザックとは全く違ったタイプの選手で、鈴木は自分のペースに引きずり込んでオスプレイにペースを渡さなかったが、その鈴木に勝ったのは大きいだけでく貴重な経験だったと思う。
3勝2敗同士のオカダvsコブは、オカダが突進するコブにキックも、オカダが突進するとコブがショルダータックルを浴びせ、リーブロックを狙うオカダをキャッチしてブレーンバスターで投げると、オカダはたまらず場外へ逃れる。
リングに戻るとコブは串刺しエルボーも、避けたオカダはネックブリーカーからエルボーの連打、サイドからスライディングキック、ネックブリーカーを連発してからチンロックで首攻めで先手を奪うが、オカダは串刺しエルボーはコブが避けるとショルダータックルを連発する。
コブはオカダをコーナーに叩きつけてからフロントスープレックスで放り投げ、串刺しエルボーからランニングバックドロップも、アバランシュホールド狙いはオカダが逃れてエルボーアタック、串刺しエルボーからDDTと自身の流れに戻す。
オカダはリバースネックブリーカーを狙うが、堪えたコブはエルボーを浴びせ、オカダのビックブーツも避けたコブはラリアット、振り子式アスレチックブレックス、その場飛びムーンサルトと畳みかけ、ツアー・ジ・オブ・アイランド狙いはオカダが逃れると、突進するコブにドロップキックからツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
オカダはマネークリップで捕獲し、逆さ押さえ込みからからラリアット狙いはコブは避けて、突進するオカダにドロップキックを放ち、掟破りのレインメーカーポーズからジャーマンで投げ、ツアー・ジ・オブ・アイランドはオカダが丸め込んだが、キックアウトしたコブはトラースキックを浴びせる。
コブはラリアットを狙うが、避けたオカダはローリングラリアットを浴びせ、リバースネックブリーカーと見せかけてエビ固めで3カウントを奪い4勝目を収めた。
今回もマネークリップが決まらないと見て丸め込んだが、オカダは敢えてレインメーカー封印し、マネークリップで決まらないことも想定して考えて試合をするようになってきている。敢えてフィニッシュを使わず、また腰を痛めてている状態では使える技も限られるということは考えるプロレスが求められる。オカダは武藤敬司のように引き算のプロレスに敢えて挑戦することでプロレスの幅を広げようとするのか…
2勝3敗の石井vs5敗の裕二郎は、リングに上がった石井に裕二郎がビックブーツからラリアットで奇襲をかけて開始となり、花道へ連行してリバースDDTで石井の首に大ダメージを与えると、リングに戻って首筋へエルボーの連打!串刺しビックブーツ、アバランシュホールドと裕二郎が先手を奪う。
石井はボディーへ頭突きの連打で反撃を狙うが、裕二郎はエルボー、首投げからスライディングキック、石井をトップロープに貼り付けからビックブーツとペースを渡さずも、フィッシャーマンズバスター狙いは石井が堪えてブレーンバスターで投げ返し、裕二郎はサミングからエルボーで応戦も、石井が頭突きで返す。
石井はパワーボムを狙うが、裕二郎は指を噛んで逃れると、石井はエルボーを浴びせるが、裕二郎は石井の足を払って倒すと、サイドからのドロップキック、フラップジャックでトップロープに叩きつける。
裕二郎はエルボーの連打を浴びせるが、石井は構わず前進すると、裕二郎はラリアットも避けた石井はバックドロップで投げる。
石井はリキラリアットを狙うが、避けた裕二郎はフィッシャーマンズバスターを決め、串刺しを狙うが、迎撃した石井はてコーナーめがけてジャーマンで投げてから雪崩式ブレーンバスターを決める。
石井は龍魂パワーボムを狙うが、逃れた裕二郎がラリアットも、倒れない石井はエルボーを浴びせて再度龍魂パワーボムを狙うが、裕二郎がカタプルパで切り返し、裕二郎はソバットからラリアット、インカレスラムと畳みかけるが、マイアミシャイン狙いは石井が逃れて頭突きを浴びせて突進すると、キャッチした裕二郎はマイアミシャインを決める。
裕二郎はピンプジュースを狙うが、逃れた石井はジャーマンで投げれば、裕二郎はビックブーツで応戦も、石井は延髄斬りからリキラリアットを炸裂させ、石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、堪えた裕二郎はフィッシャーマンズバスターで返す。
裕二郎はラリアットを狙うが、石井がリキラリアットで迎撃して垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、裕二郎は首固めで丸め込み、逆さ押さえ込みからピンプジュースを狙うが、石井が裕二郎の顎めがけてロケット頭突きで阻止し、スライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い3勝目となった。
せっかくG1にエントリーした裕二郎は勝ちなしの6連敗と結果が出ない、石井戦でも余計な間を与えて反撃の機会を与えてい絞まっていることから、裕二郎にとってG1は厳しい現実が突きつけられている場になっているかもしれない。
これでAブロックは2敗で飯伏、オスプレイ、ジェイ、オカダが並び、3敗の石井、鈴木、鷹木、コブ、タイチが追いかける大混戦となった。