10月6日 新日本プロレス「G1 CLIMAX30」広島サンプラザホール 1422人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
△辻陽太(15分時間切れ引き分け)△上村優也
<第2試合 「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝3敗=2点】〇後藤洋央紀(0分18秒 後藤式)【3勝2敗=6点】×矢野通
<第3試合 「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝3敗=4点】〇SANADA(14分31秒 体固め)【2勝3敗=4点】×ザック・セイバーJr.
※ラウディングボディープレス
<第4試合 「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】〇EVIL(15分35秒 片エビ固め)【3勝2敗=6点】×ジュース・ロビンソン
※EVIL
<第5試合 「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝1敗=8点】〇内藤哲也(24分43秒 片エビ固め)【1勝4敗=2点】×YOSHI-HASHI
※デスティーノ
<第6試合 「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】〇棚橋弘至(23分41秒 テキサスクローバーホールド)【2勝3敗=4点】×KENTA
「G1 CLIMAX 30」Bブロックも広島大会で折り返し地点を迎え、メインでは2勝2敗同士の棚橋とKENTAが対戦した。
序盤から場外へ出て焦らすKENTAに棚橋がスライディングキックを浴びせて強襲すると、リングに戻って太陽ブローから旋回式クロスボディーを浴びせ、エアギターを披露する。
しかしエプロンに逃れたKENTAはスタンガンで反撃すると、棚橋の左膝にエルボーからニークラッシャー、そしてエアベースを披露し、鉄柱に左膝を打ち付けてからアキレス腱固めローキックの連打から足四の字固めと左棚橋の膝足攻めで流れを変える。
場外戦でもKENTAは鉄柵に棚橋の左膝をセットして蹴り、リングに戻って左膝にニーの連打からニークラッシャー、関節蹴りを連打と棚橋の左膝を狙い撃ちにするが、串刺しビックブーツねらいは、棚橋がキャッチするとドラゴンスクリューで反撃し、フライングフォアアーム、セカンドコーナ-からサマーソルトドロップを繰り出して流れを変えようとする。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、KENTAがビックブーツで迎撃するとパワースラムで叩きつけ、串刺しエルボーからローキックを連打、スイング式スタンガンからダイビングラリアット、足四の字固めで捕らえ、棚橋はロープに逃れるが、KENTAはエプロンへ棚橋を蹴り出すとロープ越しでブレーンバスターを狙うと、堪えた棚橋はエプロンにKENTAを連行するが、エルボーのラリーからKENTAが低空ドロップキックを浴びせてから断崖式ドラゴンスクリューを敢行する。
リングに戻ったKENTAは大ダメージを負った棚橋にダイビングフットスタンプからgo2Sleepを狙うが、逃れた棚橋はドラゴンスープレックス狙いも膝への関節蹴りで逃れたKENTAはドラゴンスクリューから足四の字固めで捕らえ、棚橋はビンタで抵抗すると浴びせると怒ったKENTAはマウントエルボーの連打、そしてブサイクへの膝蹴りを狙うが、棚橋はスリングブレイドで迎撃する。
エルボーのラリーから棚橋がビンタも、KENTAは裏拳の連打で返し、棚橋もビンタで応戦するが、棚橋の突進をいなしてグリーンキラーを狙うKENTAにロープ越しでドラゴンスクリューを敢行し、グラウンド式ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドで捕らえるが、左足に踏ん張りがきかないためKENTAはロープに逃れるも、棚橋はコーナー付近でエルボーの連打を浴びせてから、串刺し低空ドロップキックと柴田勝頼の攻めを見せる。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、避けたKENTAがレフェリーと交錯させると、更に棚橋の下敷きになっている海野レフェリーにもろともボディープレスを投下してKOし、その隙にUS王座挑戦権利書が入ったブリーフケースを持ち出して棚橋の顔面を一撃し、海野レフェリーが起きたところで棚橋にブサイクへの膝蹴りを炸裂させる。
勝負に出たKENTAは抵抗する棚橋にニーリフトからgo2Sleepを狙うが、逃れた棚橋がツイストアンドシャウトを連発すると、スリングブレイドを浴びせ、ハイフライアタックからテキサスクローバーホールドで捕らえると、KENTAはたまらずギブアップで棚橋が勝利を収め、試合後は棚橋がエアギターパフォーマンスで手拍子を煽ってから「愛してま~す」で締めくくった。
序盤は左膝を攻められただけでなく、ラフにも苦しめられた棚橋だったが、ハイフライアタックからハイフライフローではなく、テキサスクローバーホールドで捕らえたのはKENTAにとって想定外だったか、さすがにギブアップするしかなかった。
3勝1敗の内藤vs1勝3敗のYOSHI-HASHIは、YOSHI-HASHIがヘッドロックからショルダータックル、バックハンドエルボーと先手を奪い、ティヘラで内藤を場外へ出して内藤ばりのロスインゴポーズで牽制すると、スライディングで追いかけて内藤を強襲して逆水平の連打、リングに戻って逆水平を浴びせていく。
YOSHI-HASHIは串刺しを狙うが、内藤が迎撃すると、内藤はアームホイップ、マンハッタンドロップ、ネックブリーカー、ストンピングを連打、逆水平をいなして変形ネックブリーカーからジャベと流れを変え。YOSHI-HASHIはロープに逃れるも、内藤はバックハンドエルボーから背後へ低空ドロップキックえながらネックロックで捕らえる。
内藤はトルネードDDTを狙ったが、堪えたYOSHI-HASHIはバンカーバスターを決め、逆水平からランニング逆水平、ヘッドハンター、逆水平から内藤をトップロープにセットしてドロップキックを浴びせると、場外へ逃れた内容にトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻るとYOSHI-HASHIはダイビングヘッドハンターからパワーボム狙いは内藤が逃れてエルボー、ハンマーを浴びせるも、YOSHI-HASHIはスピンキックからシットダウン式パワーボム狙いは、内藤がフランケンシュタイナーで切り返し、コーナーミサイルを命中させる。
内藤は雪崩式を狙うが、下へすり抜けたYOSHI-HASHIはシットダウン式パワーボムからバタフライロックで捕らえ、逃れた内藤はトルネードDDT、ロープを使ってネックブリーカー、グロリア、スパインバスターからデスティーノで勝負を狙ったが、逃れたYOSHI-HASHIは左のラリアットを炸裂させる。
エルボーのラリーから内藤が連打を浴びせ、ビンタも浴びせるが、YOSHI-HASHIは逆水平からショルダーバスターを決めると、バタフライロックで捕らえ、スリーパーへ移行するとバッククラッカーからバタフライロック、そしてバタフライアームロックへ移行して長時間捕らえるが、内藤はロープに逃れる。
YOSHI-HASHIはKUMAGOROSHIを狙うが、逃れた内藤はリストを掴んだままで首筋へエルボーの連打も、避けたYOSHI-HASHIは頭突きからビンタを浴びせ、ドラゴンスープレックスからしゃちほこラリアットを炸裂させる。
YOSHI-HASHIはKUMAGOROSHIを狙うが、内藤はデスティーノで切り返すと、再びデスティーノを狙うが、回転途中で止めたYOSHI-HASHIがKUMAGOROSHIを急角度で突き刺し、トラースキックからカルマを狙うが、内藤が延髄斬り、浴びせ蹴りを命中させるとバレンティアからデスティーノで3カウントを奪い1敗を堅守した。
YOSHI-HASHIにしてみれば善戦かもしれないが、内藤からしてみればギリギリ一杯までYOSHI-HASHIの良さを引き出したに過ぎない、それを考えると内藤とYOSHI-HASHIの差はまだまだ開きがあるのかもしれない。
3勝1敗のジュースvs2勝2敗のEVILは、EVILが奇襲で試合が開始となり、串刺し狙いを避けたジュースはクロスボディーを浴びせ、逆水平の連打、ダブルチョップと浴びせるも、しかし場外のディック東郷に気を取られると、EVILがラリアットで場外へ落とすと、東郷が襲い掛かり、その間にEVILはイス盛りを作ってイス盛りへブレーンバスターで叩きつける。
リングに戻るとEVILがジュースを剥き出しコーナーに叩きつけてからブレーンバスター、膝を押し付けながら逆片エビ固めと腰攻めでリードを奪い、サミングから再び剥き出しコーナーに直撃させ、串刺しを狙うが、ジュースが迎撃し突進するEVILにスピンキックを浴びせる。
ジュースはジャブの連打、逆水平からスパインバスターを浴びせた後で、介入を狙う東郷にはプランチャを命中させ、リングに戻ってからEVILにキャノンボール、ダイビングクロスボディーと畳みかける。
ジュースはフルネルソンバスターを狙うが、EVILが髪を掴んで逃れると、レフェリーを使ってトラースキックを浴びせ、セカンドコーナ-にジュースをセットしてストンピング、サミングからダブルチョップも、セントーンは自爆するとジュースがセントーンで反撃し、串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスター、クラッチを放さないままジャックハマーの連続技と畳みかける。
ジュースはプリンスズスロウンを狙うが、EVILが逃れると背後から場外の東郷がイスでジュースを一撃し、EVILがダークネスラリアットからダークネスフォールズ、そしてEVILを狙うが、逃れたジュースがパルプフリクションを狙うと、逃れたEVILは死角からのラリアット狙いはジュースがラリアットで迎撃する。
ジュースは東郷とEVILを交錯させるとプリンスズスロウンを決め、急所打ちを阻止してパルプフリクションを狙うが、EVILが阻止したところで、レフェリーが東郷に気を取られていると、EVILが急所打ちからEVILで3カウントを奪い3勝目を収める。ジュースもEVILの常套手段を阻止までは良かったが、最後で油断したようだ。
2勝2敗のザックvs1勝3敗のSANADAは、開始からザックがいきなり回転エビ固めを仕掛けると丸め込み合戦、ザックが絡みついてコブラツイストからまた丸め込み合戦となり、ザックがバックを奪ってからグラウンドを仕掛けると、ハンマーロックで捕らえ、SANADAは切り返しを狙うもザックは距離を取ってSANADAの攻めを阻む。
ザックはリストロックから足を取って足首を捻り、SANADAは逃れるも、ザックはすぐさま弓矢固めで捕らえ。ロックアップと見せかけてアームバーで捕らえると、SANADAもアームバーで切り返すが、逃れたザックはヘッドロックからまたアームバーで捕らえると、切り返しを狙うSANADAにアームロック、トンボをきって逃れるSANADAにクルックヘッドシザースで捕らえるなど、SANADAのペースにはさせない。
ヘッドスプリングでSANADAは逃れると、ザックは場外へ逃れ、リングに戻るとSANADAはフィンガーロックで押し込むが、切り返したザックはエルボースマッシュ、ビックブーツから突進すると、SANADAが連続リーブロックからドロップキックで場外へ追いやるが、プランチャは避けられるとザックはコブラツイストで捕らえる。
リングに戻るとザックは突進するが、SANADAは低空ドロップキックで迎撃、しかし足を取ると切り返したザックはアームツイストを決め、、PKはSANADAがキャッチしてドラゴンスクリューも、足四の字狙いはザックが切り返して腕十字で捕えて三角絞めへ移行する。
SANADAは持ち上げてTKOを狙うが、ザックが変形のドラゴンスリーパーで捕らえ、ザックはサッカーボールキックの連打もSANADAがロープワークからSkull Endも、切り返したザックはヨーロピアンクラッチで丸め込めば、SANADAはオコーナーブリッジで丸め込むも、ザックはジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込む。
SANADAは串刺しを狙うザックにムーンサルトアタック式Skull Endで捕らえるが、切り返したザックはザックドライバー狙いは、SANADAが切り返してSkull End狙いも、腕へオーバーヘッドキックに対して、SANADAはオコーナーブリッジも、ザックは変形ドラゴンスリーパーで捕らえる。
切り返したSANADAはザックをトップロープにセットしてからのTKOを決めると、すかさずラウディングボディープレスで3カウントを奪い勝利を収める。
3勝1敗の矢野vs1勝3敗の後藤は、開始から矢野が後藤にYTR Tシャツを投げ渡すと、後藤は投げ返してから矢野の後頭部にラリアットを浴びせて、後藤式で3カウントを奪い18秒殺で勝利となった。
折り返し地点を過ぎたBブロックは内藤が1敗で単独トップ、2敗で棚橋、ジュース、矢野、EVILが追いかける展開となった。