鷹木が石井を降しNEVERに新時代を到来させた!


2月20日 新日本プロレス「NEW JAPAN ROAD」後楽園ホール 1353人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇辻陽太(7分9秒 逆エビ固め)×ゲイブリエル・キッド

<第2試合 20分1本勝負>
鈴木みのる タイチ エル・デスペラード 〇金丸義信(11分20秒 片エビ固め)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ウィル・オスプレイ ×上村優也
※ディープインパクト

<第3試合 20分1本勝負>
オカダ・カズチカ 矢野通 〇コルト・カバナ(9分0秒 スーパー・マン)真壁刀義 ×本間朋晃 トーア・ヘナーレ
※スーパー・マン

<第4試合 中西学ファイナル後楽園ホールⅡ 30分1本勝負>
中西学 天山広吉 〇小島聡 永田裕志 タイガーマスク(10分38秒 片エビ固め)内藤哲也 ×EVIL SANADA 高橋ヒロム BUSHI
※ラリアット

<第5試合 30分1本勝負>
ジェイ・ホワイト タマ・トンガ 〇タンガ・ロア バットラック・ファレ(11分20秒 体固め)棚橋弘至 飯伏幸太 ×ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー

<第6試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第61代王者組】YHO 〇SHO(26分47秒 片エビ固め)【挑戦者組】田口隆祐 ×ロッキー・ロメロ
※STRONG X
☆YHO&SHOが2度目の防衛に成功

<第7試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第29代王者】〇鷹木信悟(27分4秒 片エビ固め)【挑戦者】×石井智宏
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン
☆鷹木が初防衛に成功。

 後楽園4連戦の2日目は鷹木の保持するNEVER王座に、これまでNEVER王座戦線で一時代を築いた石井が挑戦。
 開始から、ロックアップ、石井が押し込んで逆水平は鷹木が避けるも、ぶつかり合いは鷹木がロープの反動を利用して弾き倒し、踏みつけてからセントーン、ロープに押し込んでキチンシンクを連発先手を狙うが、突進は石井が弾き倒してサッカーボールキックを浴びせる。
 石井は頭突きを浴びせ、鷹木も頭突きで打ち返すが、石井が動じず逆に打ち返し、逆水平のラリーは石井が制するも、鷹木はダブルチョップ、石井はブレーンバスター狙いは鷹木が投げ返してニードロップを投下、足蹴にしてから、エルボーの連打も、石井は動じずラリーに持ち込む。
 ラリーは鷹木が制してフロントキックの連打から頭を叩き、再度エルボーのラリーから鷹木が連打も、石井は前進してから強烈な一撃を浴びせ、足蹴にしてから天龍コンポ、足蹴にして挑発から串刺しラリアットも、鷹木が切り返しからDDTで突き刺す。
 鷹木も天龍コンポでやり返しナックルの連打、ダウンする石井を踏みつけにして、足蹴、そして「寝てんじゃねーよ」と挑発してサッカーボールキックを浴びせると、これに怒った石井はノド笛チョップの連打を浴びせ、串刺し狙いは鷹木が迎撃して担ぎあげてSTAYDREAMを狙う。しかし阻止した石井はエプロンの攻防に持ち込みパワーボムを狙うと、鷹木がエプロンでデスバレーボムを敢行して、石井に大ダメージを与える。

鷹木が場外でダウンしている石井をリングに戻し、雄叫びから串刺しパンピングボンバーを炸裂させ、パンピングボンバーは石井が避けたが、鷹木は裏熨斗紙からスライディングパンピングボンバー、熨斗紙と畳みかけ、鷹木はショートレンジで龍魂ラリアット、パンピングボンバーを炸裂させる。
 鷹木は再度パンピングボンバーを狙うが、石井がパワースラムで叩きつけ、鷹木が切り返しから鷹木がスロイダーで投げるとバックドロップの応酬となって両者ダウン、起き上がった石井はリキラリアットも、倒れない鷹木はパンピングボンバーで応戦するが、石井は倒れない。
 リキラリアットvsパンピングボンバーの応酬となって、相打ちでも倒れずも、石井のリキラリアットが炸裂して、龍魂パワーボム、トップコーナーから雪崩式ブレーンバスターと畳みかけるが、スライディングラリアットは避けた鷹木はナックルから龍魂ラリアットを炸裂させる。

両者は四つん這いから頭突き合戦、石井が左右エルボーに対して、鷹木も打ち返し、石井の頭突き狙いをエルボーで迎撃すると、リストを掴んだままでエルボーから、MADE IN JAPAN、パンピングボンバーと畳みかけるが、再度のパンピングボンバーは石井が倒れず、逆にリキラリアットを炸裂させる。
 石井は再度リキラリアットを狙うが、鷹木がカマイタチで迎撃も、石井はバックドロップからリキラリアット、延髄斬り、スライディングラリアットと畳みかけ、垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、切り返した鷹木はB×Bハルクの技であるEVOを決める。
 鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、石井が逃れると、鷹木がナックルからパンピングボンバー狙いは、石井がラリアットで迎撃してからから頭突きを浴びせる。しかし石井の突進を鷹木がセカンドロープにセットすると鷹木式GTRを決め、後頭部へのパンピングボンバーからパンピングボンバー、そしてラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントを奪い、鷹木が激戦を王座防衛となった。

しかし、石井は無意識の状態ながらも鷹木にエルボーを浴びせ、ヤングライオンが慌てて引き離すが、石井はイスを持ち出したところで脚から崩れて倒れ、石井はフラフラになりながら退場していった。
 試合後は鷹木が「アイツ、とことんぶっ飛んでんな。オイ⁉過激すぎるだろ」と称えるつつ、「魂と魂のぶつかり合い!これがプロレスだ!」と叫び、「これからも暴れ龍のごとく駆け上がっていくぞ!」とアピールして大会を締めくくった。

 昨年のG1同様激戦だったが、持ち技のバリエーションだけでなく、60分間フルタイム戦い抜けるスタミナを持つ鷹木が優った。石井にしてみれば自身の土俵である”ど真ん中”で敗れた悔しさが試合後の無意識の状態に表れていたのかもしれない。
 鷹木は3月からのNEW JAPAN CUPにも王者としてエントリーすることを発表したが、あくまでNEVER王者の権威を高めるためのエントリーに過ぎない、これまでNEVERは石井が築き上げて時代を作ったのかもしれないが、これからは鷹木の時代になったといっても過言ではない。

 セミのIWGPジュニアタッグ選手権のROPPONGI 3Kvs田口&ロメロのメガコーチズは、メガコーチズはロメロがバスケットボールを田口にパスして絆を確かめ合おうとしたが、ボールが田口の顔面に直撃してダウンさせてしまうなど、早くも不安がよぎってしまう。

しかし開始となると、ロメロが奇襲を仕掛けエルボーのラリーに持ち込み、SHOがヒップトスから腕十字を仕掛ければ、回転エビ固めも堪えたロメロも三角絞めを仕掛け、代わった田口も今回はシリアスとなり片足タックルからグラウンドを仕掛け、YHOはヘッドスプリングから切り返しも、足を掴んだ田口は逆片エビ固めを決め、YHOが”走らせるヤツ”狙いも田口がドロップキックを放つなど先手を狙う。
 ここでロメロが入ると、3Kをコーナーに押し込んでから、田口のサインでロメロが一人トレイン攻撃から田口がヒップアタック、ケツタッチで絆を確かめ合ってから、田口がコーナーに地獄門をセットして、ロメロがYHOを地獄門の餌食にするも、地獄門を踏み台にしてのスイングDDT狙いは、YHOが堪えて地獄門めがけてロメロを前落としで叩きつけ、ここからROPPONGI3Kがロメロを捕らえて形成を逆転させる。
 しかし、YHOの串刺しを迎撃したロメロはスイングDDTで反撃、田口に代わってROPPONGI3Kにヒップアタックを連打、YHOにスワンダイブは避けられるも、読んでいた田口は場外のSHOにプランチャを発射、更にROPPONGI3Kにノータッチトペコンも発射し、リングに戻ってYHOにスワンダイブヒップアタックを炸裂させる。

田口はスリーアミーゴズを狙うが、阻止したYHOは飛びつきDDTで突き刺し、ドラゴンスープレックス狙いは、田口は逃れ、YHOの回転エビ固めをオーマイ&ガーアンクルで切り返し、ミサイルキックから再びオーマイ&ガーアンクルで捕獲も、どどん狙いはYHOがアサイ式ファイナルカットで阻止する。
 SHOに代わり、田口に串刺しラリアットからキックの連打も、ラリアット狙いは田口が延髄斬りで迎撃すると、ロメロに代わってティヘラ、YHOにもティヘラを決めてから往復式フォーエバーラリアットは避けられるが、ROPPONGI3Kの連係は阻止して、SHOにラリアットからスライスブレットを決める。
 ここで田口が入り、ROPPONGI3Kとの読み合いも制したメガコーチズは同時ヒップアタックを発射、田口が再び地獄門をセットしてから、ロメロがシーソーホイップでSHOを直撃させ、ロメロがDDTから田口がケツイェ、メガコーチズがブラックホールバケーションと畳みかける。

しかし、ロメロがSHOに突進したところでYHOがスピンキックで迎撃するが、合体技を阻止したロメロはYHOを踏み台にしてSHOにスライスロッキー狙うと、SHOが堪えたところでYHOとの合体カナディアンハンマーを決め、3Kで勝負を狙ったが、田口がカットに入ってから乱戦で4選手がダウンする。

 ロメロとSHOは串刺しラリアットの応酬も、SHOのラリアット狙いはロメロは逆さ押さえ込みで丸め込み、フランケンシュタイナーも決めるが、突進したところでSHOがラリアットで迎撃し、ぶっこ抜きジャーマン、パワーブリーカーと畳みかける。
 YHOがカットに入る田口を排除すると、SHOはロメロにショックアローを狙うが、ロメロが首固めで丸め込み、ノミスギニーを炸裂も、SHOもジャンピングニーで応戦してからショックアロー狙いは、ロメロが抵抗してスピンキックを浴びせる。

ロメロはノミスギニーを狙うが、SHOがキャッチしたところでYHOが入ると3Kを決めるが、カットに入った田口がROPPONGI3Kを同士討ちさせる。ところがSHOがジャーマン、YHOがトペコンで田口を排除すると、SHOがロメロにラリアットからクロスアーム式パイルドライバー、そしてYHOが入ってSTRONG Xが決まって3カウントを奪い王座を防衛した。
 内容も田口のコンディションの良さとロメロの粘りで好試合となったが、チームワークの差でROPPONGIが上回った。

 第5試合のIWGPタッグ前哨戦は、ジュースとフィンレーがタンガを連係で捕らえ、ジュースがパルプフリクションを狙うが、レフェリーが介入を狙う外道に気を取られると、タマがIWGPタッグベルトでジュースに一撃を浴びせ、タンガがカバーして3カウントを奪い、BULLET CLUBが勝利、試合後にもタマが飯伏にもベルトで一撃を浴びせると、タンガがエイプシットでKOすれば、棚橋にはタマがガンスタンでKOし、ベルトを誇示して防衛をアピールする。

 第4試合の第三世代vsロスインゴが、EVILが小島にダークネスフォールズを決めて追い詰めるが、EVIL狙いを中西がカットに入ってヘラクレスカッターを決め、更には場外の内藤らにも野人プランチャを発射、そして小島がEVILにラリアットを炸裂させて3カウントを奪い、ロスインゴに対して中西だけでなく、第三世代が意地を見せつけた。

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