盟友・マサ斎藤が天国で見守りながら、タイガー服部レフェリー引退!


2月19日 新日本プロレス「タイガー服部レフェリー引退記念大会」後楽園ホール 1600人満員
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>
真壁刀義 本間朋晃 〇トーア・ヘナーレ(9分27秒 片エビ固め)辻陽太 上村優也 ×ゲイブリエル・キッド
※TOAボトム

<第2試合 20分1本勝負>
YHO SHO 〇ウィル・オスプレイ(9分22秒 片エビ固め)田口隆祐 ロッキー・ロメロ ×タイガーマスク
※ストームブレイカー

<第3試合 20分1本勝負>
〇ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー YOSHI-HASHI(8分54秒 片エビ固め)EVIL 高橋ヒロム ×BUSHI
※ストームブレイカー

<第4試合 中西学ファイナル後楽園ホールⅠ 30分1本勝負>
中西学 天山広吉 〇小島聡 永田裕志(9分50秒 片エビ固め)鈴木みのる タイチ エル・デスペラード ×金丸義信
※ラリアット

<第5試合 タイガー服部レフェリー引退試合Ⅰ 30分1本勝負>
棚橋弘至 飯伏幸太 〇矢野通 コルト・カバナ(12分58秒 逆さ押さえ込み)ジェイ・ホワイト タマ・トンガ タンガ・ロア ×バットラック・ファレ

<第6試合 タイガー服部レフェリー引退試合Ⅰ 30分1本勝負>
内藤哲也 鷹木信悟 〇SANADA(15分57秒 オコーナーブリッジ)オカダ・カズチカ 石井智宏 ×後藤洋央紀

 長らく新日本プロレスでレフェリーを務めたタイガー服部レフェリーの引退試合が行われ、服部レフェリーは久しぶりにセミ、メインを裁くことになった。

 セミの本隊vsBULLET CLUBは、矢野とカバナがどちらかが先発で出るかを揉めているところでBULLET CLUBの奇襲にあってしまうも、巧みに逃れた矢野とカバナは棚橋と飯伏に交代、棚橋と飯伏はタンガにダブルショルダースルー、そして二人同時のその場飛びムーンサルトも披露して先手を奪う。
 しかし、ロープへ走る棚橋を場外の邪道が竹刀で一撃すると、BULLET CLUBは棚橋の左足に集中攻撃をかけて捕らえにかかり、場外へ落されかけるも、逆上がりで戻った棚橋は飯伏に代わり、飯伏はタマにミドルキック、パワースラムからムーンサルトプレスと反撃、タマもコンプリートショットからサモアンドロップを狙ったが、逃れた飯伏はハイキックを浴びせる。

 飯伏はカミゴェを狙うが、タンガがジャーマンでカット、飯伏はG.o.Dをまとめてオーバーヘッドキックから、カバナvsジェイに代わり、カバナがヘッドシザースホイップ、ブンブンショット、二段式ボディープレスとジェイを攻め込んでいく。

 ジェイはファレに代わり、カバナは矢野に交代しようとするが、矢野は逃げるも、再び自軍に戻り、観客めがけてアピールした矢野にカバナは無理やり交代すると、ファレは矢野にファレハンマーを乱打からグラネードを狙う。
 そこでカバナがブンブンショットでカットすると、矢野が急所蹴りからの逆さ押さえ込みでファレから3カウントを奪い、これには外道が抗議するが、服部レフェリーは急所蹴りで黙らせ、これに怒った邪道も竹刀で襲い掛かろうとするが、服部レフェリーは邪道にも急所蹴りを浴びせて返り討ちにしたため、G.o.Dが服部レフェリーが襲い掛かろうするも、棚橋と飯伏によって排除されてしまった。

 服部レフェリーのラストレフェリングとなったメインはCHAOSvsロスインゴの6人タッグ戦となり、先入場のオカダは自身のスマホで石井、後藤と共に服部レフェリーと記念撮影する。
 序盤は20日の後楽園でNEVER王座をかけて対戦する鷹木と石井がエルボーのラリーはぶつかり合いなどで真っ向勝負となり、鷹木の串刺し狙いを石井がショルダータックルで弾き飛ばす。
 しかし、ロスインゴは串刺しを狙う後藤を連係で蹂躙してから捕らえにかかるが、内藤に反撃した後藤はオカダに代わり、オカダはエルボーアタック、串刺しエルボーからDDTと攻め込めば、内藤はティヘラで反撃して、ロープ越しネックブリーカー、延髄斬りと畳みかけるも、トルネードDDTはオカダが堪えて強引にリバースネックブリーカーを決める。
 石井vs鷹木に代わって石井が串刺しラリアットに対して、鷹木は串刺しパンピングボンバーで応戦も、パンピングボンバー狙いは避けた石井がバックドロップで投げ、鷹木は切り返しからブレーンバスターで投げる。
 鷹木は石井の頭を挑発的に叩くと。鷹木のエルボーを受けきった石井は前進して、鷹木の突進をパワースラムで叩きつけ、鷹木のパンピングボンバー避けてリキラリアットも、鷹木はナックルから左のパンピングボンバー、左右エルボー、石井の突進を左のパンピングボンバーを浴びせる。

 後藤vsSANADAとなり、後藤は村正からバックドロップも、後藤の串刺しを避けたSANADAは低空ドロップキックで応戦すると、内藤が入りダブルスライディングキックを決める。
 そこでオカダが入ってSANADAにドロップキックを発射してから乱戦となるが、スワンダイブを狙うSANADAに後藤は牛殺しを決めると、GTR狙うが、SANADAがサムソンクラッチで丸め込めば、後藤は久々に後藤弐式で丸め込むと、キックアウトしたSANADAがオコーナーブリッジで3カウントを奪い、服部レフェリーのラストレフェリングを飾って、試合後は内藤がロスインゴと共にグータッチに服部レフェリーも応じて、ロスインゴ流に服部レフェリーをねぎらった。

 メイン終了後に服部レフェリーの引退セレモニーが行われ、CHAOS、本隊の順で花束贈呈や記念撮影となり、オカダは自ら寝転がって服部レフェリーにカバーさせて3カウントを叩かせるなどサービスを見せる。
 レッドシューズ海野を始めとする審判部から記念のレフェリーTシャツ、ハロルド・メイ社長、菅林直樹会長から花束が贈呈されると、服部レフェリーの縁の深いレジェンドとして、フロリダ時代にマネージャーを務めていたザ・グレート・カブキ、ジャパンプロレス時代からの縁である馳浩衆議院議員、武藤敬司、そしてフロリダ時代から気心が知れていた長州力が登場して服部レフェリーをねぎらい、天龍源一郎、アントニオ猪木からもビデオメッセージが送られ、服部レフェリーを激励。
 最後は服部レフェリーのあいさつの後で10カウントゴングが鳴らされ、阿部リングアナのコールの後で、本隊とCHAOSが胴上げされると、マサ斎藤のテーマ曲だった「THE FIGHT」が流され、スクリーンにはマサ斎藤の姿が映し出される中で、服部レフェリーはリングから去っていった。

 服部レフェリーは今年で74歳を迎えたが、ジョー樋口さんが68歳までレフェリーを続けていたことを考えると、樋口さんより高齢になり続けるまで裁いていたことになる。

タイガー服部レフェリーの存在を知ったのは、1985年1月、全日本プロレスに長州力らジャパンプロレス勢が参戦してから、いずれは独立を考えていたジャパンはメインレフェリーが必要と考え、マサ斎藤の推薦でジャパンのレフェリーとなり、全日本にはジョー樋口、ミスター林と二人がメインレフェリーとなっていたが、林レフェリーが全日本を去ってからは、樋口レフェリーと共に全日本、ジャパンのメインレフェリーとなった。
 新日本プロレスのメインレフェリーとなったレッドシューズ海野レフェリーだけでなく全日本プロレスの和田京平レフェリーや、NOAHの西永秀一レフェリーもジョー樋口レフェリーからレフェリー哲学を叩きこまれたが、服部レフェリーの場合は本場であるアメリカで叩きこまれたもの、京平レフェリーの場合は「自分こそルールブックだ!」と選手に強硬な姿勢を見せることがあるが、服部レフェリーの場合は飄々としているイメージで、樋口さんや京平レフェリーとは違って独特な感じがするレフェリーだった。

 服部レフェリーといえばマサ斎藤さんの存在は絶対欠かせない、マサさんとは明治大学の先輩後輩の関係なれど、服部レフェリーをリングに引きずり込んだ張本人はマサさんで、カブキことミスター・サトとコンビを組んでいたマサさんは服部さんをマネージャーにつけ、服部レフェリーはマサ&サトのコンビが破った相手に日本海軍旗を被せて念仏を唱えるパフォーマンスをすることで、まだ太平洋戦争の影響の残るアメリカ人の憎悪を買い、観客に取り囲まれそうになったところをマサさんとカブキが観客相手に乱闘をやらかし、暴動になったこともあったという。

 引退セレモニーで武藤や長州、馳も登場して90年代の新日本プロレスを思い出させてしまったが、最後にスクリーンに映し出されたマサさんが出たときは、服部レフェリーにとって長州も盟友の一人だが、一番の盟友は大学の先輩であり、フロリダで苦楽を共にしたマサさんだということだったと思う。マサさんも天国から「服部、ご苦労さん」とねぎらっているかもしれない。

 タイガー服部レフェリー、長い間ご苦労様でした。

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