2月5日 新日本プロレス「 Road to THE NEW BEGINNING」後楽園ホール 1260人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇上村優也(8分57秒 逆エビ固め)罰ゲイブリエル・キッド
<第2試合 20分1本勝負>
〇田口隆祐(7分33秒 オーマイ&ガーアンクル)×辻陽太
<第3試合 20分1本勝負>
〇真壁刀義 本間朋晃(8分42秒 片エビ固め)天山広吉 ×中西学
※キングコングニードロップ
<第4試合 30分1本勝負>
石井智宏 ウィル・オスプレイ 〇ロビー・イーグルス(11分36秒 ロン・ミラー・スペシャル)鈴木みのる ザック・セイバーJr. ×DOUKI
<第5試合 30分1本勝負>
〇鷹木信悟 EVIL(12分57秒 体固め)後藤洋央紀 ×トーア・ヘナーレ
※パンピングボンバー
<第6試合 30分1本勝負>
〇タイチ エル・デスペラード 金丸義信(14分28秒 エビ固め)オカダ・カズチカ YHO ×SHO
※タイチ式ラストライド
<第7試合 イリミネーションマッチ 時間無制限>
〇KENTA ジェイ・ホワイト 石森太二 エル・ファンタズモ(24分12秒 オーバー・ザ・トップロープ)×内藤哲也 SANADA 高橋ヒロム BUSHI
☆退場順
①×ジェイ(17分10秒 両者OTTR)SANADA×
②〇石森(18分18秒 OTTR)×BUSHI
③〇ヒロム(20分0秒 OTTR)×石森
④〇ヒロム(22分25秒 首固め)×ファンタズモ
⑤〇KENTA(22分39秒 OTTR)×ヒロム
後楽園大会3連戦の2日目はロスインゴvsBULLET CLUBによる4vs4の入見ネーション戦が行われ、BULLET CLUBはロスインゴがグータッチを構えたところで奇襲をかけ、場外戦でリードを奪い、リング内でもBULLET CLUBがファンタズモの引っ掻き、ジェイがコーナーむき出しの金具への直撃などでヒロムを徹底的に痛めつける。
劣勢のヒロムはKENTAはミドルキックをキャッチしてドラゴンスクリューで反撃、内藤に代わってKENTAに低空ドロップキック、串刺し低空ドロップキックと足攻めから変形足四の字固めで攻勢に出るが、関節蹴りからのニークラッシャー狙いはKENTAがDDTで切り返し、串刺しビックブーツから串刺し低空ドロップキックで反撃する。
KENTAはダイビングフットスタンプからgo2sleepを狙うが、逃れた内藤はトルネードDDTで突き刺し、SANADAvsジェイに代わってジェイに低空ドロップキックを浴びせた後で、代わった石森にパラダイスロックで捕えれば、カットに入ったファンタズモにもパラダイスロックで捕え、外道に気を取られるとジェイが強襲を受けるが、SANADAはジェイにドラゴンスクリューから、まだパラダイスロックが解けない石森とファンタズモの尻にスライディングキックを浴びせる。
SANADAのモルタルを読んだジェイがDDTで突き刺すと、串刺しアッパーカットからブレードバスターで攻勢をかけ、髪掴みネックブリーカーからOTTRを狙うが、反撃したSANADAがSkull Endで捕獲、ジェイがエプロンに追いやるとる両者はブレーンバスターの体勢のまま攻防を繰り広げ、SANADAがSkull Endで絞めあげてからジェイを場外へ落とすも、レフェリーが外道に気を取られて見ておらず、先に場外に落ちたジェイがSANADAを落としたことでSANADAとジェイは両者失格となってしまう。
石森はBUSHIにハンドスプリングオーバーヘッドキックを放てば、サイファーウタキ狙いはBUSHIが逃れてスピンキックで応戦、しかし石森がBUSHIエプロンに出すとファンタズモ、石森が立て続けてスーパーキックを浴びせてBUSHIがOTTRで失格。
ヒロムが石森にティヘラからTIME BOMB狙いは、石森が回転エビ固めからYes Lockを狙うもロープに逃げられてしまう。石森はスワンダイブを狙うがヒロムがスーパーキックからサンセットフリップボム狙いは、ファンタズモが石森を抱えて救出したことで阻止され、調子に乗った石森はファンタズモとTooSweetポーズをとったところでヒロムが突き落とされ石森が失格となってしまう。
ヒロムvsファンタズモは丸め込み合戦となり、ファンタズモは延髄斬りからOTTRを狙うがヒロムが逆にエプロンへ出し、エプロンの攻防でヒロムがスパーキックからファンタズモがOTTRで失格かと思われたが、ファンタズモは鉄柵に上に着地したため、失格にならず。石森を踏み台にしてリングに戻ったファンタズモだったが、ヒロムがすぐさま丸め込んで3カウントとなり、ファンタズモが失格も、勝利をアピールしたヒロムをKENTAが落としたためヒロムもOTTRで失格となってしまう。
内藤vsKENTAの大将同士の対決となるが、内藤がジャンピングエルボーアタックからデスティーノを狙ったところで、KENTAが逃れてgo2Sleepを狙いに担ぐかと思われたが、そのままエプロンへ出すと、粘る内藤を何度も蹴飛ばし、最後はビックブーツで失格させ、BULLET CLUBが勝利となった。
試合後も野次を飛ばす観客をKENTAが弄りつつ、2020年度の主役奪取を宣言して締めくくった。
試合も激戦なれど、最後は内藤があっさり落ちたことで味気ない結末となったが、それだけKENTAが勢いづいているということなのか?BULLET CLUBは過去2月の大阪では2015年にAJスタイルズ、昨年の2019年にはジェイと大阪でのIWGPヘビー級王座を奪取していることから、BULLET CLUBに2月の大阪はまさにゲンがいい、だがそれは全て棚橋弘至から奪ったものであることから、内藤相手にそのジンクスが生きてくるだろうか?
セミのCHAOSvs鈴木軍の6人タッグ戦は、CHAOSがデスペラードを捕え、オカダも普段見せないジャベも披露してタイチを牽制も、デスペラードを攻めるSHOを金丸が膝裏への低空ドロップキックから、場外戦でイスめがけてのニークラッシャーとSHOの足を攻めて鈴木軍が流れを変える。
オカダvsタイチに代わって、オカダはエルボーアタック、串刺しエルボーからDDTと攻め込むが、タイチは串刺しジャンピングハイキックで反撃、天翔十字鳳を狙うも、キャッチしたオカダがエルボーを放つと、タイチは口を切ってしまう。
タイチはローキックで返すとソバットも、オカダはジョンウー、タイチはアックスボンバーで応戦も、もう一発はオカダがドロップキックで迎撃してSHOに代わるが、タイチはSHOの膝に関節蹴り、ローキックから拷問式逆片エビ固めで捕え、タイチはSHOにステップキックからラストライドを狙う。
リバースしたSHOは突進するタイチにスピアーを浴びせ、ジャーマン狙うが、金丸が膝裏へのキックでカット、そこでYHOが入って連係で金丸を排除するが、突進するタイチにSHOがラリアットからジャーマン狙うと、タイチがレフェリーに抱き着き、その隙を突いたデスペラードがSHOの膝裏をイスで一撃してから、タイチがラストライドで3カウントを奪い鈴木軍が勝利。試合後もデスペラードがSHOの左膝にイスをセットしてから、もう一脚のイスで滅多打ちにし、ベルトを奪って王座奪取をアピール、ROPPONGI3KはSHOが左膝を負傷したことで不安材料を残してしまった。