メインをぶち壊した金剛に対して怒りが爆発!杉浦が激勝で杉浦軍興行のメインを飾る!


12月27日 NOAH「杉浦軍興行~犬ども全員集合!後楽園で吠えろ!」後楽園ホール 1139人
(試合内容は実況ツイート 画像はNOAH 公式You Tubeより)

<第1試合 60分1本勝負>
〇拳王(6分24秒 片エビ固め)×力
※PFS

<第2試合 30分1本勝負>
〇マサ北宮 稲村愛輝(8分19秒 体固め)KAZMA SAKAMOTO ×岡田欣也
※サイトースープレックス

<第3試合 30分1本勝負>
〇潮崎豪 中嶋勝彦(23分23秒 エビ固め)×清宮海斗 谷口周平
※豪腕ラリアット

<第4試合 RATEL’Sスペシャル4WAYサバイバーマッチ 30分>
〇HAYATA(12分41秒 YO-RALL)×YO-HEY
退場順 ①原田大輔 ➁タダスケ

<第5試合 大原はじめデビュー15周年記念試合 30分1本勝負>
大原はじめ 〇ウルティモ・ドラゴン 越中詩郎(10分50秒 ラ・マヒストラル)×NOSAWA論外 MAZADA FUJITA

<第6試合 30分1本勝負>
〇ドクトル・マルフジJr.(8分42秒 エディ・ゲレロ式エビ固め)×イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.

<第7試合 60分1本勝負>
杉浦貴 桜庭和志(19分51秒 無効試合)藤田和之 鈴木秀樹

<第8試合 特別試合 時間無制限1本勝負>
〇杉浦貴 藤田和之 桜庭和志(16分9秒 体固め)拳王 マサ北宮 ×稲村愛輝
※オリンピック予選スラム

 杉浦軍興行がNOAH年内最終興行として開催され、メインは杉浦が桜庭と組んで藤田&鈴木のはぐれIGFと対戦、鈴木以外はPRIDE参戦経験があるというMMAファンにとっても興味深いカードとなった。
 桜庭vs鈴木で試合は開始され、鈴木はタックル狙いも桜庭は切ってグラウンドに持ち込み、猪木アリ状態から桜庭は腕十字を狙い、差し合いも桜庭が切り返して膝十字狙うなど仕掛けまくり、鈴木も桜庭の仕掛けに応戦するも、桜庭が腕十字で捕らえ、鈴木はロープに逃れ、桜庭はフットスタンプを狙えば、避けた鈴木もフットスタンプを狙うと、桜庭も避ける。

 鈴木が藤田に交代すると、PRIDEでも実現しなかった桜庭vs藤田が実現、藤田がタックルを仕掛ければ、切った桜庭もタックルから膝十字狙いは藤田が逃れる、桜庭がタックルも受けきった藤田はボディースラムで投げると、桜庭はアンクルホールドで捕獲、桜庭はフロントスリーパーも藤田がガードポジションで捕らえるなど、藤田のパワーに対して桜庭はテクニックで対抗するなど見ごたえのある攻防を繰り広げる。

 疲れが見え始めた桜庭は杉浦に代わり、藤田がタックルからサイドポジションを狙うも、バックを奪うも杉浦はアームロックで捕らえ、藤田はロープに逃れ、スタンディングでぶつかり合いも、エルボーのラリーから藤田がビンタを浴びせると杉浦ダウンしてしまい、ここからはぐれIGFは杉浦を捕らえて試合をリードする。

 鈴木もエルボースマッシュを浴びせるが、杉浦は死角からのスピアーで反撃すると、桜庭に交代、桜庭は首相撲からの膝蹴りの連打からフェースロックで捕らえれば、鈴木は頭突きの連打で応戦、桜庭がスリーパーで捕らえると、鈴木はワンハンドバックブリーカーから、藤田に代わり、ストンピング、ボディースラムで攻め込むが、ブレーンバスター狙いは桜庭が丸め込んでから三角絞めで捕らえて、藤田はロープに逃れる。
 代わった杉浦は藤田に鬼エルボーの連打を浴びせ、串刺しビックブーツの往復攻撃を狙うが、藤田がショルダータックルで迎撃すると、鈴木が入ってはぐれIGFがエルボーのサンドバックタイムで杉浦を捕らえる。

 藤田が杉浦にニーを浴びせるとパワーボムからバトンキックを狙うが、杉浦が避けてアンクルホールドで捕らえ、ジャーマンで投げれば、藤田もバックドロップで応戦、両者ダウンから杉浦が突進すると、藤田がラリアットで迎撃し、バックフリップを狙ったが、杉浦がフロントネックロックで捕獲、鈴木がカットに入るが、桜庭はサクラバロックでセーブする。

 ところが、マサ北宮がGHCナショナルベルトを持って乱入すると、ベルトで杉浦の顔面を一撃し、続けて仁王も桜庭に毒霧を噴射、拳王と稲村も藤田と鈴木を襲撃する暴挙を働いたため、試合は無効試合となってしまう。

 ベルトでの一撃を受けた杉浦は額から流血、館内のファンはドリームカードをぶち壊しリングジャックした金剛に大ブーイングを浴びせるが、拳王は構わず杉浦軍興行をバットエンドのまま締めくくろうとする。
 しかし、杉浦は「このままじゃ終われないよな!」と怒り、杉浦軍vs金剛の時間無制限1本勝負による6人タッグ戦へと突入する。

 急遽実現した杉浦軍vs金剛の6人タッグ戦は、セコンドの大原、NOSAWA、覇王、仁王まで巻き込んで場外で乱闘を繰り広げるも、ベルトでの一撃でダメージが残る杉浦を金剛が捕らえて試合をリードする。

 拳王のナックル、ミドルキックも受けきった杉浦はキチンシンクで反撃すrと、鈴木に代わり、拳王にネックブリーカーからニードロップを投下すると、クローで首を絞め、鈴木はタックルも拳王がサイドから首絞めで返し、掌底の連打を浴びせるが、鈴木は急所蹴りからダブルアームスープレックスで投げ、拳王は蹴暴もキャッチした鈴木はジャーマンドライバーで突き刺す。
 藤田vs北宮になって、北宮はダブルチョップも藤田はラリアットで応戦、北宮はブレーンバスターで投げてから、コーナーにランセルセも、藤田はフロントスリーパーで捕らえ、代わった杉浦が鬼エルボー、串刺しビックブーツから串刺しニー、雪崩式ブレーンバスターと攻め込む。 

杉浦はニーもキャッチした北宮はバックフリップで投げてからエルボーのラリーに持ち込み、杉浦はビックブーツも突進は北宮がラリアットを浴びせ、代わった稲村は串刺しボディーアタックを連発、金剛がトレイン攻撃から連係、稲村がダイビングショルダーを発射する。
 稲村はBTボムを狙うが、杉浦がリバースするとキチンシンク、藤田と鈴木も加わって3人によるエルボーのサンドバックタイムで蹂躙してから、杉浦がランニングニー、そしてオリンピック予選スラムを狙うが、稲村が逃れてエルボーも、杉浦は鬼エルボーで応戦、稲村が連打から頭突き、ぶちかましで杉浦を吹き飛ばす。
 

稲村はBTボムを狙うが背後に着地した杉浦はジャーマンで投げ、稲村はエルボーから突進は杉浦がラリアットで迎撃すると、オリンピック予選スラムで3カウントを奪い、杉浦軍興行のメインを勝利で飾ることが出来た。試合後は杉浦軍の面々が揃って記念撮影となり、大会を締めくくった。

 せっかくのドリームカードも金剛の乱入でぶち壊されたが、ボーナストラックという形で行われた6人タッグ戦が、杉浦がダメージを負っていたこともあって激戦となり、どうにか締めくくることが出来た。無事締めくくれたことに一番安堵しているのは杉浦自身なのかもしれない。また藤田も声援が送られるなど、初参戦時と比べるとやっと藤田もファンから認められる存在になってきている。藤田自身もやっとプロレスというものに充実を感じているのかもしれない。

 また第1試合の拳王vs力は、NOAHのテスト不合格からやっとNOAHのリングに上がれることになった力に拳王が開始からビックブーツ、蹴暴と浴びせ、PSFで速攻勝負を狙ったが、力が避けるとエルボー、逆水平の連打からショルダータックルで反撃、しかし拳王はソバットで動きを止めると、ミドルキック、サッカーボールキック、アンクルホールドと攻め込んでいく。
 拳王はファルコンアローを狙うが堪えた力がブレーンバスターで投げ返したから倒れ込みヘッドバッを投下、しかしセイバーチョップ狙いは拳王がデットリードライブで落とされるとミドルキックの連打を浴びせ、串刺しは力が迎撃してクローズラインも、再度のセイバーチョップを狙いは拳王が避ける。
 力はマシンガンチョップから。串刺し逆水平を浴びせ、またセイバーチョップを狙うが拳王がミドルキックで迎撃も、力は逆水平からブレーンバスターで投げると、セイバーチョップをやっと命中させる。
 力はバックドロップを狙うが、拳王が逃れると、逆水平を打ち込む力とミドルキックのラリーとなるが、拳王が蹴り勝って蹴暴を浴びせ、最後はPSFで3カウントを奪い完勝を収める。

 第4試合での大原デビュー15周年記念試合で大原はウルティモ、越中と組んで東京愚連隊と対戦。愚連隊が奇襲をかけて試合が開始されると、いきなり大原に合体パワーボムを決めれば、ウルティモには連係、越中には太鼓の乱れ打ちと先手を奪うが、トレイン攻撃は越中が迎撃すると、FUJITAに本家ヒップアタック、ウルティモがソバット、エルボーバット、NOSAWA&MAZADAにはルーチャ、延髄斬りで同士討ちを誘発させる。
 NOSAWAとMAZADAは口論となって試合を無視して二人で一騎打ちを始めると、すぐ仲直りして越中がヒップアタックでツッコミを入れるも、大原はメキシコ時代に指導を受けたMAZADAに攻め込まれて苦戦するが、ウルティモとのダブルフライングクロスチョップの編隊飛行、越中とのダブルヒップアタックで反撃すると、MAZADAをムイビエンで捕獲して勝負に出るが、NOSAWAとFUJITAにカットされ、逆に東京愚連隊の連係に捕まって窮地に立たされる。

 大原はNOSAWAに風車式バックブリーカーで反撃すると、代わった越中がヒップアタックの乱打を浴びせるが、愚連隊がウルティモと大原を捕らえた際に、NOSAWAとMAZADAがどっちが上かでもめ始めると、ウルティモと大原は二人をは鉢合わせにしてからエストラージャを完成させる。
 ウルティモは愚連隊を場外へ追いやると、アサイムーンサルトを狙うが、阻止されると、大原はコーナーからプランチャを発射、ところが越中のエプロンからのミサイルヒップは大原に誤爆してしまう。それでもリングに戻った越中はNOSAWAにヒップアタックを浴びせ、ウルティモがラ・マヒストラルで3カウントも、せっかくの15周年を師匠であるウルティモに主役を奪われる形となってしまった。

 セミの忘年会で多忙の丸藤の代役であるマルフジvsワグナーは、マルフジを場外に追いやったワグナーはトペを発射、場外戦の後でマルフジのマスクを剥ぐと、正体は丸藤であることが明らかになってしまう。

 マスクをはがされて怒った丸藤は鞭のようにしなる逆水平、トラースキックイリュージョンで反撃し、ワグナーはラ・マヒストラルからワグナードライバーを狙うが、逃れた丸藤は見えない角度からのトラースキックを炸裂させる。
 丸藤はは股くぐりトラースキックからワグナーのマスクを破くと、ワグナーのスーパーキックに対して、丸藤は虎王、見えない角度からのトラースキックを連発するとエディ・ゲレロ式エビ固めで3カウントを奪い勝利となる。

 第3試合のGHCヘビー級選手権の前哨戦は、清宮が開始から潮崎にいきなりストレッチプラム式フェースロックで捕らえると、谷口と共に失速した潮崎を捕らえにかかる。
 代わった中嶋はミドルキック、ビックブーツ、フェイントからソバット、ドラゴンスクリューで反撃すると、清宮はリバースDDTで応戦、代わった谷口が串刺しラリアット、中嶋が低空ドロップキックから潮崎が入り、AXIZが連係で捕らえる。
 後半から潮崎vs清宮に代わって潮崎はフライングショルダー、マシンガンチョップ、清宮もエルボーの連打も潮崎は袈裟斬りを浴びせてから垂直落下式ブレーンバスター、清宮もエルボー、潮崎の逆水平を避けてドロップキックを発射して場外に潮崎を追いやると、三沢式フェイントからウルトラタイガードロップを命中させ、リングに戻ってミサイルキックとジャーマンスープレックス・ホールドと潮崎を追い詰める。

 清宮はタイガーススープレックスを狙うが、逃れた潮崎は雪崩式を狙う清宮に雪崩式リバースノーザンライトボムを決めカバーも、谷口がマイバッハボムツヴァイでカットする、中嶋は谷口を場外へ連行すると、潮崎は左のラリアットに対し、清宮はオーバードライブを決めるが、清宮はエルボースマッシュから突進したところで潮崎がカウンターでの豪腕ラリアットを炸裂させると、最後は豪腕ラリアットで3カウントを奪い、清宮から直接勝利を収めた。

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