プロレス多事争論「スターダム」


 ブシロードの傘下となって一か月足らず、新体制初のスターダム後楽園大会がクリスマスイブの12月24日に開催され、大会には木谷高明ブシロード会長、新日本プロレスから選手をスターダムの指導した小島聡や井上亘氏も来場、挨拶した木谷氏に木村花がビンタを浴びせるというハプニング?があったものの、1300人も動員したことで大盛況に終わった。後楽園大会開催にあたっても新体制は新日本同様様々なメディア戦略を展開したが、早速効果が出た形となった。

 だが、バックステージでは24日付で引退した葉月が「こういう不本意な引退はしたくなかった。スターダムのことは大っ嫌い」「(引退理由は?)会社からは『言うな』と言われています。なぜかというと、会社が悪くなっちゃうからです。」とバックステージにてスターダムに対して不満を爆発させていた。

 葉月の引退はケガなどの理由ではなく表向きは引退で、実質上は解雇に近い退団とみていいだろう。コメントを聞く限りでもスターダムに対する不信感、不満などが鬱積しており、新体制になってもそれは変わらなかったということなのかもしれない。

 前社長で現場責任者となった小川宏氏は「来るもの拒まず、去る者は追わず」というスタンスで、葉月の発言に静観しているのは、小川氏や新体制もこのままスターダムでやっていくことつもりはないなら去ってもらっても構わない、現在スターダムは一致団結で団体のステータスを一気に高めようとしている。それでも葉月がスターダムでやっていくつもりはないのなら去ってもらうしかない。一人の発言に振り回されたくないというのが本音かもしれないが、DDTのようにもう少し事をスマートに運べなかったのかと思う部分もあるが…

 また翌日には大江戸隊のリーダーだった花月も1月26日の大阪大会をもって退団、2月に開催される自主興行をもって引退することが発表されたが、葉月の発言のこともあって花月に関してはいろんな憶測を呼んだが、スターダムだけでなく現役としても全てをやり切ったというもので葉月発言との関連性はなさそうだ。

 花月の場合は紫雷イオ、宝城カイリ(カイリ・ゼイン)が去ったあとで、トップ選手としてスターダムを支えてきたことから、新体制となって岩谷麻優や星輝ありさ木村花にバトンを渡せるのは現在しかないということだったのかもしれない。

 最後に新日本プロレス1・4東京ドームの第0試合でスターダムの提供試合として岩谷麻優 星輝ありさvs木村花 ジュリアが組まれることも決定したが、これも賛否を呼んでいる。しかし新日本プロレスは2002年5月2日の東京ドーム大会の第4試合で全日本女子プロレスの提供試合を行った前例(カードは豊田真奈美 堀田祐美子vs伊藤薫 中西百重)もあることから、スターダムの提供試合が組まれても問題はないはず、拒絶される理由は女子プロレスに対するステータスが未だに低いと見られているのか?その否定の声を覆すのはドームという大舞台に上がる4人の選手の役目である。4人がドームの観客を魅了出来る試合が出来るか注目したい。

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