HARASHIMAと壮絶ドローも、ZERO1のミスタープロレス、田中将斗が優勝決定戦進出


12月15日 DDT「D王 GRAND PRIX 2020 HARAJUKU 2DAYS」東京・ベルエボック美容専門学校・第2校舎ホール 201人超満員
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 30分1本勝負>
〇竹下幸之介 飯野雄貴(11分30秒 エビ固め)上野勇希 ×中村圭吾
※ブルーサンダー

<第2試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権バトルロイヤル 10分>
【挑戦者】〇赤井沙希(9分22秒 ギブアップ)【1455代王者】×今林久弥
☆赤井が第1456代王者となり、10分タイムアップで王者として逃げ切る

①〇【挑戦者】〇大鷲透(4分35秒 首四の字固め)【第1448代王者】×大石真翔
☆大鷲が第1449代王者となる
➁【挑戦者】赤井沙希(4分35秒 首四の字固め)【第1449代王者】大鷲透
☆赤井が第1450代王者となる
③【挑戦者】〇松永智充(4分39秒 首四の字固め)【第1450代王者】×赤井沙希
☆松永が第1451代王者となる
④【挑戦者】〇高梨将弘(4分42秒 首四の字固め)【第1452代王者】×松永智充
☆高梨が第1452代王者となる
⑤【挑戦者】D王GPのトロフィー(6分18秒 体固め)【第1453代王者】×高梨将弘
☆D王GPのトロフィーが第1454代の王者となる
⑥【挑戦者】〇今林久弥(7分21秒 体固め)【第1454代王者】×D王GPのトロフィー
☆今林APが第1455代王者となる

<第3試合 0‐40選手権試合 60分1本勝負>
【第2代目王者】〇ゴージャス松野(6分15秒 春夜恋)【挑戦者】×チェリー
☆松野が初防衛に成功。

<第4試合 30分1本勝負>
〇遠藤哲哉 マッド・ポーリー(8分30秒 変形ゆりかもめ)彰人 ×勝俣瞬馬

<第5試合 30分1本勝負>
クリス・ブルックス 〇平田一喜(11分7秒 体固め)×アントーニオ本多 ブル・ジェームス
※GO!GO!スプラッシュ

<第6試合 「 D王 GRAND PRIX 2020」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝4敗=4点】〇坂口征夫(8分16秒 体固め)【2勝4敗=4点】×高尾蒼馬
※神の右膝

<第7試合 「 D王 GRAND PRIX 2020」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝5敗=2点】〇吉村直巳(16分12秒 エビ固め)【4勝2敗=8点】×佐々木大輔

<第8試合 「 D王 GRAND PRIX 2020」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝1敗1分=9点】△HARASHIMA(30分時間切れ引き分け)【5勝1分=11点】△田中将斗

<アイアンマンヘビーメタル級選手権>
【挑戦者】〇平田一喜(16時42分 横入り式エビ固め)【第1456代王者】×赤井沙希
☆平田が第1457代王者となる

【挑戦者】〇大鷲透(16時43分 横入り式エビ固め)【第1457代王者】×平田一喜
☆大鷲が第1458代王者となる

 D王 GP2020はいよいよ最終公式戦、Aブロックでは既に遠藤が優勝決定戦進出を決めており、今回はBブロック代表決定を決める公式戦が行われることになった。Bブロックは田中が無敗で単独トップで、1敗でHARASHIMA、カリスマが追いかけるも、カリスマは田中との直接対決で敗れており、自力進出が難しい状況となっている。

 セミではカリスマが5戦全敗の吉村と対戦、昨年カリスマによって病院送りにされた吉村をカリスマがインサイドワークで翻弄して先手を奪うが、ミスティカを狙いは、吉村が担いでエプロンに追いやりビックブーツを浴びせ、カリスマがリングに戻ると吉村がキック、逆水平、エルボードロップ、ボディースラムからスリーパーと攻め込むが、逆水平からのバイシクルキック狙いはカリスマが避けると、右脚をロープに引っ掛けた吉村の左足に低空ドロップキックを放ち、徹底した左足攻めで再びリードを奪う。
 カリスマはドラゴンスクリューを狙うが、吉村が逃れるとマシンガンラリアットからフロントスープレックス、滞空式ブレーンバスターで反撃し、レッグドロップ、アナコンダバイスで捕らえるも、正念場狙いはカリスマが逃れてチンクラッシャー、タックル狙いは吉村がキャッチ、カリスマはクロスフェースで捕獲するが、持ち上げた吉村はバックドロップからアナコンダバイスで捕らえ、カリスマがクロスフェースで切り返したが、吉村はアナコンダバイスで切り返す。

 カリスマはレフェリーと吉村を交錯させて急所蹴りから突進も、吉村はラリアットで迎撃、カリスマの串刺しを避けた吉村は後頭部ラリアットからバックドロップで投げるが、ラストライドはカリスマがクロスフェースから、吉村にとって悪夢のペティグリーを狙うも、阻止した吉村がターンバックルパワーボムからネックハンキングボムを決める。
 吉村は突進するが、カリスマはドロップキックで迎撃、カリスマはコーナーも、吉村が追いかけると、前転したカリスマはパワーボムからダイビングエルボードロップから、ペティグリーを連発、佐々木式ウラカンラナは吉村がキャッチもDDTで突き刺す。
 カリスマはミスティカを狙うが、吉村がキャッチすると、そのまま強引に押さえ込んで3カウントを奪い、吉村は公式戦初勝利、カリスマはまさかの敗戦で脱落となってしまう。

 これでBブロックは田中とHARASHIMAに絞られたが、引き分けだと最多得点で田中がブロック突破になることからHARASHIMAがブロック突破するためには田中に勝つことが絶対条件となった。
 序盤はグラウンドの攻防で互角に渡り合うも、HARASHIMAが田中に左足にバックタックルを仕掛けてから左足攻めで先手を奪うも、田中のスイングDDT狙いをHARASHIMAが前へ放り投げて逃れると、着地した田中がスピアーで反撃、串刺しラリアットの連発、DDTで流れを変える。

 HARASHIMAは前落としでトップロープにセットして蹴り上げ、エプロンに仰向けにしてからのロープ越しのレッグドロップ狙いは、田中が避けるも、エプロンに立った田中にHARASHIMAが低空ドロップキックを放つと、改めてエプロンに仰向けにしてからロープ越しのレッグドロップを投下する。
 リングに戻るとHARASHIMAがコーナーへ昇るが、追いかけた田中はスタンガンでエプロンに追いやると、ロープ越しでエプロンのHARASHIMAにラリアットを浴びせ、場外のHARASHIMAにエプロンからスライディングラリアットを炸裂させる。そして、コーナーにテーブルをセットしてHARASHIMAを叩きつけると、HARASHIMAをテーブルに寝かせてコーナーからテーブル貫通スーパーフライしてHARASHIMAに大ダメージを与えるだけでなく、HARASHIMAの左腕を鉄柱にセットしてからテーブルの破片で殴打する。

 リングに戻ると田中はロープ越しで腕攻め、串刺しジャンピングエルボー、腕を固めてストンピング、腕へエルボードロップから足を絡めてアームロックとHARASHIMAの左腕を攻め、チキンウイングアームロックで捕獲も、切り返したHARASHIMAは腕十字を決めれば、田中はキーロックで応戦、田中はジャンピングエルボーからラリアットも、スーパーフライはHARASHIMAが山折りで迎撃してジョンウー、串刺しビックブーツ、雪崩式ブレーンバスターから膝固め、足四の字固めと再び田中に左膝を攻める。
 HARASHIMAはファルコンアロー、山折りから蒼魔刀を狙うが、田中がラリアットで迎撃すると、田中はトップコーナーからの雪崩式ブレーンバスターから垂直落下式ブレーンバスターの連続技、スーパーフライを投下からエルボーのラリーも、田中がバックブローからスライディングDを炸裂させ、田中はもう一発を狙うが避けたHARASHIMAは蒼魔刀を炸裂させると、ハイキックからリバースフランケンを決める。
 HARASHIMAは蒼魔刀を狙ったが、避けた田中が丸め込んでスライディングDを炸裂させればmHARASHIMAは蒼魔刀で応戦して両者ダウンとなり、エルボーのラリーからHARASHIMAが蹴り上げてファイヤーバードスプラッシュも、つるべ落とし狙いは田中が雁之助クラッチで丸め込む。

 HARASHIMAはスワンダイブ蒼魔刀を狙うが、避けた田中が後頭部へスライディングDを炸裂させ、HARASHIMAがハイキックからの蒼魔刀狙いも、避けた田中がバックドロップホールドが決まったところでタイムアップとなり引き分け、田中が11点目を獲得したことでBブロック代表として優勝決定戦進出となった。
 試合後に遠藤が登場して田中をDAMNATIONに勧誘も、田中が「自分をリーダーにするなら」と返答して拒否、「オレは他のヤツとは違うというものを見せつける」と優勝をアピールした。
 内容的には序盤のグラウンドが長すぎたのもあったが、要所要所で田中が様々なスタイルに対応できる”ミスタープロレス”ぶりを発揮、HARASHIMAも30分では決着はつけられないと感じたのかもしれない。優勝決定戦は遠藤となったが、幅の広いプロレスを見せる田中は遠藤にとって厄介な相手、田中が決定戦に進出することを想定していたというが、勝機はあるのか…

 O-40選手権はチェリーが奇襲をかけ、スタミナに難のある松野を何度もカバー、フットスタンプとスタミナを奪いにかかる。
 チェリーはチェリートーンボムで勝負に出るが、避けた松野は人工衛星ヘッドシザースから619で反撃も、ゴージャススターエルボーはやっぱり自爆すると、チェリーはショルダーアームブリーカーから脇固めで捕らえるが、腕十字への移行は松野が丸め込み、チェリーはダブルチョップから逆さ押さえ込みも、松野が掟破りの春夜恋で逆転3カウントを奪い王座を防衛する。

 アイアンマンバトルロイヤルは、生まれたばかりの愛娘にベルトを見せたい大石が逃げ回るも、全員から袋叩きにされるが、各選手が首四の字の数珠つなぎになると、次々とギブアップするため王者が目まぐるしく入れ替わって高梨が王者となるも、場外戦で渡瀬がD王GPのトロフィーを使って高梨を押さえ込むと、カウント3となって、トロフィーが新王者となる事態となってしまう。

 渡瀬はトロフィーにミサイルキックを狙うが、今林APが身を挺してかばうとカウント3となって新王者となってしまい、全選手が今林APに襲い掛かって今林APは逃げ回るも、赤井がケツァル・ コアトルを仕掛ける寸前で今林APがギブアップで王座は赤井に移動、赤井がそのまま10分間逃げ切って王座を守り抜くも、各選手が赤井を追いかけまわし、第5試合にも各選手が雪崩れ込んでアントンにアキレス腱固めを決められている平田を踏みつけていく。

 そしてラストアナウンスで赤井が担当することになったが、大石が襲い掛かって新人賞で返り討ちも、平田が丸め込んで3カウントとなって新王者となったが、大鷲がすぐさま丸め込んで3カウントとなり王者となり、また寝不足で王座を守るハメになってしまった。

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