N-1開幕!脅威ハマーストーンが潮崎に完勝!中嶋が望月にKO勝利!


8月18日 NOAH「N-1 VICTORY 2019 ~NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE~」愛知・名古屋国際会議場 618人

<第1試合 20分1本勝負>
○KAZMA SAKAMOTO 岡田欣也(5分58秒 エビ固め)宮脇純太 ×ソニコ
※ポップアップ式パワーボム

<第2試合 30分1本勝負>
○小峠篤司 クリス・リッジウェイ(10分20秒 エビ固め)原田大輔 ×タダスケ
※キルスイッチ

<第3試合 30分1本勝負>
杉浦貴 大原はじめ ○イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(14分32秒 片エビ固め)拳王 マサ北宮 ×稲村愛輝
※スラムワグナー

<第4試合 GHCジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第36代選手権者】小川良成 ○鈴木鼓太郎(13分39秒 エビ固め)【挑戦者組】Hi69 ×田中稔
※三沢魂タイガードライバー
☆小川&鼓太郎が2度目の防衛に成功

<第5試合 30分1本勝負>
清宮海斗 ○谷口周平 齋藤彰俊 井上雅央 熊野準(15分58秒 ワイバーンクラッチ)丸藤正道 ×モハメド ヨネ クワイエット・ストーム HAYATA YO-HEY

<第6試合 「N-1 VICTORY 2019」 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】○中嶋勝彦(17分22秒 KO)【1敗=0点】×望月成晃
※右ハイキック

<第7試合 「N-1 VICTORY 2019」 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】○アレックス・ハマーストーン(17分10秒 片エビ固め)【1敗=0点】×潮崎豪
※ペンデュラム・ナイトメア

 「グローバルリーグ」に代わるNOAHの総当りリーグ戦、「N-1 VICTORY」が名古屋大会から開幕、ということで今回は開幕戦を観戦するために、2年ぶりに名古屋国際会議場を訪れた。大会前にエントリー全選手が揃って入場式が行われ、16日の大阪まで熱戦の火蓋が切られた。

 リーグ戦はBブロックの中嶋vs望月からスタート、二人の対戦は約10年ぶりだという。
 試合は開始から望月から攻撃を狙う中嶋をスカせば、望月の攻撃狙いを逆に中嶋がスカし、蹴りを読み合うなど牽制しあう。
 望月からシェイクハンドを求め、中嶋が応じようとすると、望月が強襲をかけて、エプロンに中嶋を座らせてからサッカーボールキックを浴びせてから、場外戦となり、中嶋が左ハイキックを狙うが、望月が避けると鉄柱に誤爆させてしまい、これを逃さなかった望月は左足攻めでリードを奪う。
 望月の足四の字固め狙いを、中嶋が頭部を蹴って逃れると、コーナー付近でロープを持った望月の左腕を蹴り上げ、それでも踵落としで応戦してコーナーに昇った望月にR-15を炸裂させて場外へ落としてから、エプロンダッシュのPKを浴びせ、リングに戻ってから串刺しビックブーツ、コーナーに押し込んで両足で踏みつけるなど一気に流れを変える。
 

望月の打撃をいなした中嶋はミドルキックを放つが、キャッチした望月は肘を落とすが、突進する望月をコーナーに直撃させた中嶋は膝蹴りを浴びせれば、望月も串刺しビックブーツで応戦も、ツイスター狙いは中嶋が脇固めで切り返し、腕十字に移行するが、望月もアンクルホールドで切り返して応戦、膝立ちの中嶋にイリュージョンを浴びせていく。
 望月はツイスターを決めれば、中嶋もバックドロップで応戦、エルボーのラリーとなって、望月がカウンターで一撃を浴びせると、トラースキックから三角蹴りを狙うが、中嶋はミドルキックで迎撃し、逆に三角蹴りを浴びせる。
 今度はミドルキックのラリーとなり、ソバットで制した望月は一角蹴りを狙うも、レッグシザースで望月をコーナーに直撃させた中嶋はコーナーごと望月を蹴り上げ、トラースキックからジャーマンスープレックスホールドと畳み掛け、前後からのサッカーボールキックの乱打からバーティカルスパイクで勝負あったかに見えたが、望月はカウント2でキックアウトする。
 中嶋はデスロールを狙うが、避けた望月はイリュージョンを浴びせ、真最強ハイキックを炸裂させるも、倒れなかった中嶋が右ハイキックを炸裂させて両者ダウンとなり、このまま両者KOかと思われたが、中嶋が先に立ち上がり、望月も立ち上がろうとしたが、崩れ落ちて、そのまま中嶋がKO勝利となった。
 中嶋も望月の三角蹴りや一角蹴りをマークし、望月も中嶋のキックの重さに対して鋭さで対抗したが、中嶋の重さが優った。10年ぶりの対戦となった望月だったが、改めて中嶋の成長は認めざるえなかったのかもしれない。

 Aブロックは潮﨑は初来日でMLW王者のハマーストーンと対戦。序盤はロックアップやグラウンド、ショルダータックル合戦などで潮崎は出方を伺うが、場外戦でハマーストーンがナックルからリードを奪いにかかり、リングに戻っても攻め込んでいくが、コーナーに昇ったところで、潮崎はドロップキックで場外へ落とし、鉄柵攻撃を狙うが、逆に叩きつけたハマーストーンが得意のビックブーツを浴びせてから、エプロンめがけてパワーボムで叩きつけて潮崎に大ダメージを与え、リングに戻ろうとしたところで再びビックブーツを浴びせる。
 ハマーストーンは腰へのエルボーからニーアッパー、スリーパー、打点の高いドロップキック、串刺しラリアットで攻勢に出るが、ブレーンバスターで反撃した潮崎はフライングショルダーを浴びせ、マシンガンチョップで流れを変える。 

 しかしハマーストーンもバイシクルキックで反撃すると、ジャーマンスープレックスホールドを決めるが、パワーボム狙いをリバースした潮崎は左の豪腕ラリアットを炸裂させ、額を突き合わせての睨み合いからエルボーのラリーとなり、潮崎が手刀を浴びせれば、ハマーストーンは重い一撃を浴びせ、潮崎はダウンする。
 ハマーストーンは旋回式スクラップバスターからバーニングハンマーを狙うが、逃れた潮崎は豪腕ラリアットを炸裂させ、連発を狙うも、避けたハマーストーンは延髄斬り、パワーボムから後藤洋央紀の昇天・改ことペンチュラム・ナイトメアで3カウントを奪い、完勝で白星発進した。
 潮崎も初顔の相手ということで慎重に攻めたが、ハマーストーンは力任せの面はあるが、下半身は強く、ビックブーツやバイシクルキックは威力は充分、リーグ戦の台風の目になることは間違いないだろう。

 第4試合のGHCジュニアタッグ選手権は、挑戦者組のHi69組がタッチワークを駆使して王者組を分断、鼓太郎を捕らえてリードを奪い、王者組の流れる連係で反撃するが、挑戦者組は再び鼓太郎を捕らえてリードを渡さない。稔は鼓太郎に雪崩式アームホイップから腕十字で追い詰めにかかり、鼓太郎はエンドレスワルツで丸め込むも、稔もグラウンドコブラで応戦する。
 鼓太郎は稔にエクスガリバーを決めると、左右エルボーから小川が入って流れるような連係、デスサイズと畳み掛け、小川のバックドロップの援護を得た鼓太郎はブルーディスティニーから三沢魂タイガードライバーを決め3カウントを奪い完勝で王座を防衛した。

 またNOSAWA論外が杉浦軍に新戦力を投入することを予告した。今大会は試合には出場せず、裏方に徹していたNOSAWAだったが、見えないところでいろいろ仕掛けてくるようだ。

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