7月7日 DDT「Road to Peter Pan 2019~ドラマティック・ドリーム・七夕~」大阪市平野区民ホール 247人
<エキシビジョンマッチ 10分1本勝負>
○樋口和貞(5分7秒 キャメルクラッチ)×中村圭吾<練習生>
<第1試合 30分1勝負>
○MAO マイク・ベイリー(9分42秒 片エビ固め)坂口征夫 ×大石真翔
※みちのくトルネードドライバー
<第2試合 平田とゆにが歴史的和解!友よ、愛こそすべてと知れ!! 30分1本勝負>
大鷲透 平田一喜 ゆに(1分4秒 無効試合)高木三四郎 高梨将弘 アントーニオ本多
◎再試合
高木三四郎 大鷲透 ○ゆに(8分40秒 ウラカンラナ)高梨将弘 アントーニオ本多 ×平田一喜
<第3試合 大阪名物!食い倒れ4WAYマッチ 30分1本勝負>
○高尾蒼馬(8分51秒 エビ固め)×渡瀬瑞基
※ジントニック あと2人は大和ヒロシ 魔苦・怒鳴門
<第4試合 DDTメガトン級ワンマッチ 30分1本勝負>
○マッド・ポーリー(8分50秒 体固め)×納谷幸男
※リバーススプラッシュ
<第5試合 2カウントフォールマッチ 30分本勝負>
○彰人 勝俣瞬馬(9分22秒 片エビ固め)×朱崇花 樋口和貞
<第6試合 30分1本勝負>
○佐々木大輔 遠藤哲哉(13分26秒 佐々木式ウラカンラナ)×HARASHIMA クリス・ブルックス
<第6試合 上野勇希丸投げ試合~BRAND NEW TOMORROW~同級生送別タッグマッチ 30分1本勝負>
梅田公太 ○上野勇希(21分28秒 片エビ固め)竹下幸之介 ×島谷常寛
※フロッグスプラッシュ
今回は昨年12月以来となるDDTを観戦するため、平野区民ホールを訪れた。
メインカードは地元大阪出身の上野丸投げ(プロデュース)が組まれ、梅田が7月21日の後楽園大会をもって退団ということで、同期によるタッグマッチが行われた。大会前には出場する竹下、梅田、上野、島谷の4選手でグッパによる抽選が行われ、その結果、上野&梅田vs竹下&島谷となった。

序盤こそは竹下組が上野を捕らえるも、梅田に代わると、竹下のロープ越しのアトミコを避けてミドルキックからハイキックを浴びせ、竹下はダウン。ここから上野組はダメージが残る竹下を捕らえて試合をリードする。
劣勢の竹下は上野にパワースラムで叩きつけると、やっと島谷に交代、島谷は得意のスピードや空中戦で奮闘するが、梅田のキックを喰らい、リードを奪うまでには至らない。
交代を受けた竹下が梅田に串刺しビックブーツ、コーナーに座り込んだ梅田にエルボーのラッシュ、梅田も飛び膝蹴りを浴びせれば、竹下もラリアットで応戦、梅田もハーフネルソンスープレックスで投げるなど、激しい攻防を繰り広げる。
梅田は竹下にミドルキックを浴びせると、中腰になった竹下の背中に上野がフロッグスプラッシュを投下、しかし正調のフロッグスプラッシュは剣山で迎撃されるが、それでも上野は竹下を攻め込んでダイビングクロスボディーを命中させ、モンキーホイップを狙うも、前へ叩きつけた竹下がラリアットやビックブーツで場外へ追いやると、島谷がすかさずプランチャを発射する。
竹下&島谷はダブルインパクトを狙うが、上野が避けて丸め込まれるも、島谷のダイビングクロスボディーから竹下との連係で上野を捕らえにかかる。そこで梅田が入って二人にミドルキックを浴びせ、上野との連係で島谷を捕らえるが、竹下が梅田を排除すると、島谷がフィッシャーマンズバスター、逆打ちで上野を追い詰めるが、上野がドロップキックを浴びせると、ブリザードスープレックスからフロッグスプラッシュを決め3カウントを奪い、激戦を制した。
試合後に
それぞれが梅田に対する想いを述べ、上野が大会を締めくくったが、梅田もこのままいけば竹下と遠藤と共にDDTを背負って立つことを期待され、またKO-D王座への挑戦も夢ではなかったはずだった。改めて梅田の試合を見て、このまま去ってしまうのは惜しい存在であることを痛感した。しかし引退ではなく退団で、いつかリングに帰ってくる。21日をもってDDTを去るが再び竹下らと交わる日を気長に待ちたいと思う。
第2試合では、これまで険悪とされていた平田とゆにが一転和解してタッグを結成、大鷲を交えて高木&アントン&高梨と6人タッグで対戦、平田とゆには「TOKYO GO!」で登場し、リング上でダンスを披露する。
ところが試合中にゆにを高梨とアントンが捕らえ、アントンが幼児虐待のブーイングをよそに殴ろうとするが、平田がカットに入った…のではなく、ゆにを殴り倒し、仲間割れとなったため無効試合となってしまう。
平田は最初からアントンと高梨と結託して、ゆにを罠に陥れたことを明かすと、敵対していた高木と大鷲がゆにと組んでチームを入れ替える形で再試合に突入、大人の汚さを見せつけた平田とアントンはブーイングをよそに、ゆにを痛めつけるが、平田のアックスボンバーを避けたゆにはコルタバで反撃、代わった高木がドラゴンリングインからのドラゴンスクリュー、スコピリドライバーで平田を制裁する。
そこで場外戦となると、アントンがトペを狙うが、転倒してしまい、例のごとくゴンギツネタイムへと突入、徹夜で考えた七夕バージョンのゴンギツネをゆにや最前列に幼児の客がいたのにも係わらず披露する。
平田はゆにを捕らえると、敵味方だけでなく今林久弥AP、マイク井上リングアナ、週刊プロレスの記者と合体して、合体ゴンギツネを狙うが平田に誤爆、最後はゆにがウラカンラナで3カウントを奪い勝利となった。
試合後に前日の試合に負けた平田に罰ゲームが課せられることになり、8月の広島大会にはヒッチハイクでの移動、更にビアガーデンでは平田一子興行を開催することを要求。平田は全て受けるが、平田一子興行に関してはDISASTER BOXを巻き込むことになり、大鷲は嫌がるが、リーダーのHARASHIMAの承諾を得て決定となってしまった。
第3試合の4WAY戦は、魔苦・怒鳴門は3人に絡もうとするが、高尾と渡瀬は嫌悪感を示して拒否も、夫婦関係が上手くいない大和だけは相手にしようとするが、魔苦・怒鳴門は大和は好みでないため拒否される。
魔苦・怒鳴門はやっと渡瀬をケツ掘りで捕らえると、大和も魔苦・怒鳴門にケツ掘りを志願するが、やっぱり好みでないため拒否され、怒った渡瀬は大和に顔面ウォッシュ、魔苦・怒鳴門にはケツウォッシュを浴びせる。
そして大和と魔苦・怒鳴門がバックの奪い合いから、大和がコブラツイストで捕らえると、二人はディープキスを敢行、試合は付き合いきれなくなった高尾が渡瀬をジントニックで3カウントを奪い強制終了、試合後は二人が抱き合って新たなカップルが誕生してしまう。
第5試合では彰人の要望で急遽2カウントフォールマッチで行われることになり、2カウントでフォールを奪われるため、各選手ともスリリングな攻防を繰り広げるも、朱崇花のムーンサルトプレスを彰人が剣山で迎撃すると、丸め込みの連発から押さえ込んで3カウントを奪い勝利、試合後も彰人が朱崇花を挑発すると、朱崇花は潔く敗戦を認め、15日の大田区へ向けてエール交換と思いきや、ツバを吐いてビンタを浴びせ、彰人もファンに向けてEXTREAM王座防衛を約束して締めくくる。
せみファイナルでは連係や介入などを駆使してDAMNATIONがHARASHIMA組を分断、それでもHARASHIMAはカリスマのぺティグリー狙いを山折りで切り返すと、蒼魔刀を狙うが避けられてしまい、クリップラーフェースロックで捕獲されてしまう。
それでもクリスの援護を得たHARASHIMAはスワンダイブ式ダイビングボディープレスを投下、しかしカリスマもHARASHIMAを捕らえると、遠藤がハンドスプリングオーバーヘッドキックを発射、カリスマは蒼魔刀を狙うHARASHIMAにイスを投げつけてから佐々木式ウラカンラナで3カウントを奪い、HARASHIMAからの直接フォールでKO-Dタッグ選手権の前哨戦を制した。
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