7月2日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2019 SYMBOL」後楽園ホール 902人
<第1試合 30分1本勝負>
タナカ岩石 ○土方隆司(8分17秒 体固め)×本田竜輝 馬場拓海
※フィッシャーマンズバスター
<第2試合 藤村加偉デビュー戦 30分1本勝負>
○児玉裕輔(6分35秒 逆片エビ固め)×藤村加偉
<第3試合 30分1本勝負>
○KAORU(10分1秒 片エビ固め)×才木玲佳
※バルキリースプラッシュ
<第4試合 WRESTLE-1 GRAND PRIX2019トーナメント準決勝 時間無制限1本勝負>
○稲村大樹(11分39秒 極反り卍固め)×羆嵐
<第5試合 WRESTLE-1 GRAND PRIX2019トーナメント準決勝 時間無制限1本勝負>
○芦野祥太郎(14分36秒 アンクルロック)×土肥孝司
<第6試合 30分1本勝負>
征矢学 エル・イボ・デル・パンデーラ ○MAZADA(9分4秒 エビ固め)河野真幸 アンディ・ウー ×アレハンドロ
※正田落とし
<第7試合 WRESTLE-1vs#STRONG HEARTS対抗戦 30分1本勝負>
CIMA 吉岡世起 ○T-Hawk エル・リンダマン 鬼塚一聖(18分7秒 エビ固め)カズ・ハヤシ 近藤修司 立花誠吾 頓所隼 ×ペガソ・イルミナル
<第8試合 WRESTLE-1 GRAND PRIX2019トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負>
○稲葉大樹(22分5秒 極反り卍固め)×芦野祥太郎
☆稲葉がトーナメント優勝
WRESTLE-1 GRAND PRIX2019トーナメント準決勝、決勝戦が行われ、準決勝第1試合では稲葉が羆嵐と対戦、羆嵐がイス攻撃で奇襲をかけてパワーで圧倒、「処刑ターイム」と叫んで踏みつけてからセントーンで圧殺する。
稲葉は延髄斬り、ブレーンバスター、ブルーサンダーと反撃するが、卍固めは羆嵐が担ぎ上げてバックフリップからセントーンを投下、そしてダイビングセントーンを狙ってコーナーへ昇るが、稲葉が頭突きで阻止して雪崩式ブレーンバスターで投げる。
稲葉はダイビングヘッドバットを投下するが、突進したところで羆嵐はクロスボディーで応戦、しかし担いだところで着地した稲葉がジャーマンから極反り卍固めで捕獲して羆嵐がタップ、決勝に進出する。
準決勝第2試合の芦野vs土肥は、土肥がツームストーンパイルドライバーから首攻めでリードも、ラリアットは避けられると、芦野は足への低空ドロップキックから足攻めで一気に流れを変える。
再び土肥のラリアットを避けた芦野は連続ジャーマンも、3発目は阻止した土肥はラリアットで返すが、パワーボム狙いは芦野がアンクルロックで捕獲、何とか逃れた土肥はニーリフトから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、シットダウン式ラストイドを決めるが、再度垂直落下式ブレーンバスターを狙ったところで、芦野がアンクルロックで切り返し、土肥は無念のギブアップで、芦野が決勝戦に進出する。
決勝戦の稲葉vs芦野は、芦野がロープ越しの俵落としを敢行して場外へ落とすと、場外戦でエルボースマッシュの連打、場外でのフロントスープレックスで一気にリードを奪う。
しかしエプロンの攻防で稲葉はDDTで突き刺し、土肥戦でも痛めていた芦野の首を攻めて流れを変えたかに見えたが、芦野はスパインバスターからフットスタンプと譲らず、今度は串刺しショルダータックル、腹部へ串刺しドロップキック、ニーリフトと腹部攻めで稲葉のスタミナを奪いにかかる。
芦野は雪崩式俵返しを狙うが、稲葉がエルボーで落とすとダイビングヘッドナットを投下、芦野の串刺しも迎撃してダイビングショルダー、延髄斬りからキャノンボール、ブルーサンダー、ダイビングヘッドバットと畳み掛ける。
しかし稲葉の一瞬の隙を突いた芦野はアンクルロックで捕獲すると、脱出した稲葉がジャーマンで投げれば、芦野もジャーマンで応戦して応酬となり、稲葉のジャーマンから起き上がった芦野はラリアットを浴びせる。
芦野はジャーマンスープレックスホールド、Tボーンスープレックスと畳み掛け、全てカウント2キックアウトした稲葉にムーンサルトプレスを投下するが、稲葉が避けて自爆となり、今度は稲葉はダイビングヘッドバットを狙いにコーナーへ昇るが、芦野が追いかけて雪崩式俵返しを決めてからアンクルロックで捕獲する。
ところが巧みに逃れた稲葉は卍固めで捕獲してからヨシタニックを敢行、田尾がースープレックスと畳み掛け、芦野はアンクルロックで捕獲するが、また巧みに抜け出した稲葉はマットに芦野の顔面を叩きつけてから極反り卍固めで捕獲、そのままグラウンド式極反り卍固めへと移行して芦野がギブアップとなり、WRESTLE-1 GP優勝となった。
試合後に本部席で決勝戦を観戦していたT-Hawkが現れ、「あなたの覚悟を感じました」と稲葉の勝利を祝福して挑戦者と認めて握手をかわし、稲葉にエールを送り、稲葉は「WRESTLE-1についてきてください!」とアピールして大会を締めくくった。
WRESTLE-1の現世代の台頭は稲葉が2016年9月、負傷の征矢の代役として王者だったKAIに挑んで王座を奪取してから始まり、それから芦野や土肥、羆嵐など次世代が台頭し始めた。しかし稲葉が首を負傷してから新世代ユニットであるNEW ERAも解散、たちまち稲葉は取り残される存在となったが、WRESTLE-1 GPの準決勝で羆嵐、決勝で芦野を連破することで、新世代のリーダー格に返り咲くことが出来た。
黒潮”イケメン”二郎の離脱から始まった稲葉の決起と危機感、それらを力に変えてT-Hawkを降し、至宝のWRESTLE-1王座を奪還することが出来るか?
セミファイナルで行われたWRESTLE-1vsSTRONG HEARTSの10人タッグ戦は、終盤に乱戦となるも、リンダのジャーマン狙いをペガソが堪えたところで、T-Hawkが入ってアギラを炸裂させ、ペガソのウラカンラナもT-Hawkがパワーボムで叩きつけてると、最後はナイトライドで3カウントを奪い勝利、試合後に9月1日の横浜文体大会のいカードにSTRONG HEARTSが入ってないことにリンダが不満を露わにする。
そこで今日デビューした藤村が入り、STRONG HEARTSは無視して去っていこうとすると、藤村はCIMAにドロップキックを浴びせ、これに怒ったSTRONG HEARTSは襲い掛かり、近藤が救出して藤村と一緒に退場した。
また9月1日の横浜文体大会には総帥である武藤敬司の参戦も発表された。
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