6月25日 新日本プロレス「KIZUNA ROAD 2019」宮城・仙台プラザホール 1763人
(試合内容は実況ツイートより)
- YOSHI-HASHIの勢い、必死さも通じず、ザックに惜敗でG1出場を逃す!ロスから帰ってきた後藤がジェイを襲撃!
- G1 CLIMAX29組み合わせ発表も、YOSHI-HASHIがザックに入れ替え戦を要求!
- G1 CLIMAX 29出場選手発表も、エントリーから漏れた鈴木みのるが怒り爆発!
<第1試合 20分1本勝負>
○天山広吉 小島聡(8分44秒 アナコンダバイス)永田裕志 ×辻陽太
<第2試合 20分1本勝負>
内藤哲也 EVIL SANADA ○鷹木信悟 BUSHI(11分6秒 片エビ固め)飯伏幸太 真壁刀義 本間朋晃 海野翔太 成田蓮
※熨斗紙
<第3試合 30分1本勝負>
ジュース・ロビンソン ○マイキー・ニコルス(8分21秒 逆さ押さえ込み)×タマ・トンガ タンガ・ロア
<第4試合 30分1本勝負>
○ジェイ・ホワイト 高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ 石森太二(11分8秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×トーア・ヘナーレ YOH SHO
※ブレードランナー
<第5試合 30分1本勝負>
オカダ・カズチカ ○石井智宏 矢野通 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク(11分53秒 片エビ固め)鈴木みのる ランス・アーチャー タイチ 金丸義信 ×DOUKI
※垂直落下式ブレーンバスター
<第6試合 ブリティッシュ・クルーザー級選手権試合 60分1本勝負>
【王者】○エル・ファンタズモ(24分4秒 体固め)【挑戦者】×田口隆祐
※CRⅡ
☆ファンタズモが防衛に成功
<第7試合 ブリティッシュヘビー級選手権試合&「G1 CLIMAX 29」出場枠争奪戦 60分1本勝負>
【王者】○ザック・セイバーJr.(23分3秒 クリメイション ・ リリー)【挑戦者】×YOSHI-HASHI
☆ザックが王座防衛
「KIZUNA ROAD 2019」最終戦の仙台大会のメインでザックの保持するぶりっティシュヘビー級王座にYOSHI-HASHIが挑戦、今年の「G1 CLIMAX29」で出場枠に漏れたYOSHI-HASHIだったが、選手権に向けてザックに対して出場権利をかけることを要求、ザックも受諾してG1の出場権利もかけられることになった。
序盤からザックがブリッジからリストロック、アームロック、スリーパーと先手を狙ったのに対し、YOSHI-HASHIはいきなりバタフライロックを狙って牽制、YOSHI-HASHIは逆水平から、ザックをトップロープにセットしてのドロップキックを狙うと、ザックが避けてロープ越しで膝固めを敢行、場外戦で鉄柵使った膝攻め、膝へのローキックを連発するなど膝攻めで先手を奪う。
リングに戻るとザックはリバースヒールホールド、ミドルキック、ローキックから膝を踏みつけ、変型リバースインディアンデスロック、股避けとアンクルホールドの複合技とYOSHI-HASHIの動きを止めにかかるが、ローキックもキャッチしたYOSHI-HASHIは膝へエルボーからブレーンバスター、ヘッドハンターから串刺し逆水平、トップロープにセットしてドロップキック、バンカーバスターと猛反撃する。
YOSHI-HASHIはスワントーンボムを投下するが自爆、そこでザックは腕十字を狙うとYOSHI-HASHIはロープに逃れ、ザックは左腕へローキックも、キャッチしたYOSHI-HASHIはスピンキックからパワーボム狙いは、ザックが三角絞めで捕獲、だがYOSHI-HASHIは持ち上げてシットダウンパワーボムで叩きつける。
YOSHI-HASHIは再びコーナーも、追いかけたザックはコーナー上でアームロックで捕らえるが、落としたYOSHI-HASHIはダイビングヘッドハンターを敢行、バタフライロックを狙うが、ザックはコブラツイストで切り返し、YOSHI-HASHIもコブラツイストで切り返すと、リバースショルダーバスターを敢行して、トラースキックを炸裂させる。
YOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲して絞めあげると、YOSHI-HASHIは逆水平からKUMAGOROSHIを狙うが、ザックがオーバーヘッドキックで阻止し、YOSHI-HASHIのしゃちほこラリアットもハイキックで迎撃し、YOSHI-HASHIは顔面Gもは脇固めを含めたSTFで切り返し、鎌固めへ移行する。
ザックはザックドライバーを狙うが、阻止したYOSHI-HASHIがバッククラッカーを決め、顔面Gからカルマを狙うがザックはフルネルソンで切り返し、YOSHI-HASHIのスピンキックを避けてPKを浴びせ、YOSHI-HASHIは逆水平、キャッチしたザックは腕を固めて踏みつける。
ザックはエルボースマッシュ、ビンタの連打するが、YOSHI-HASHIは逆さ押さえ込みから緊箍児で丸め込み、キックアウトされてもしゃちほこラリアットからカルマを狙うが、ザックが逃れると、YOSHI-HASHIはエルボー!KUMAGOROSHIを決める。
YOSHI-HASHIは再度カルマを狙いが、ザックがサムソンクラッチからキーロックで捕らえ、そのままジムブレイクアームバーからクリメイション ・ リリーに移行してYOSHI-HASHIは無念のギブアップ。ザックが王座とG1出場権を守った。
事実上の入れ替え戦となったメインに関しては賛否が呼んでいたが、YOSHI-HASHIだけでなく鈴木、真壁も出場枠から漏れたことで不満はあったのは事実だったと思う、YOSHI-HASHIの場合もキャリアやポジション的にも下からの突き上げもあり、一度出場枠から漏れれば二度と返り咲けない可能性も否定できないことから、それだけ必死だった。
YOSHI-HASHIは前哨戦では全て勝って、その勢いで選手権になったが、必死や勢いだけではザックには勝てない、いやその上へは行けないというものを改めて痛感したのではないだろうか…
また一方の鈴木は第5試合出場後に、バックステージインタビューでG1出場に関して新日本から期限までに回答が得られなかったということで、G1を破壊、オカダに対しても闇討ちを予告した。出場枠から完全に漏れたことでテロリスト化となったようだが、鈴木の動向もリーグ戦を左右する可能性も否定できない。
セミファイナルのファンタズモvs田口のブリティッシュジュニア選手権は、開始から互いにアピール合戦も、ファンタズモにブーイングが集中、ファンタズモが海野レフェリーにアピールするように指示すると、海野レフェリーはコマネチを敢行、観客に受けたためファンタズモはスネてしまう。
互いに出方を伺う攻防が続くも、田口がオールドスクールを敢行すると、足を滑らせてしまい股間をロープに直撃させ、ファンタズモがロープを揺らしてダメ押しすると、ファンタズモは指折りから手にストンピング、そしてロープバウンド式オールドスクールを敢行してからティヘラから丸め込み、クローで絞めあげる。
ファンタズモはブレーンバスター狙うが、田口が丸め込むも、ファンタズモはニーから田口のタイツをずらして回転エビ固めで丸め込み、田口はアンダータイツのままでヒップアタックも、トペレペルサはファンタズモが迎撃されると、ファンタズモは田口のアンダータイツをTバックにして、コーナーで逆さ吊りにして電気アンマを敢行、更に尻を叩く。
ファンタズモはフェースロック、田口のドロップキックを自爆させてライオンサルトを投下、ここで海野レフェリーは田口のタイツを元に戻してから、ファンタズモは再びフェースロックも、田口は指に噛みついて脱出して、何度も ヒップアタックを狙うが全てアトミックドロップで迎撃される。
串刺しを迎撃した田口はフェイントからやっとヒップアタックを命中させ、ロープに座り込んだファンタズモにヒップアタックを連発、リング下からも決め、田口はティヘラからラリアット、場外のファンタズモにスワンダイブヒップアタック、リングに戻るとトップロープから雷電ドロップと一気に流れを変える。
田口は腿パットの連打も、ファンタズモが丸め込み、ジャンピングネックブリーカーは相打ちとなって両者ダウン、エルボーのラリーからファンタズモは乳首捻りから引っ張ると、田口はラリアットで応戦してどどん狙いはファンタズモがサムソンクラッチで丸め込み、旋回式ネックブリーカーは田口がコーナーへ逃れてヒップアタックを狙うが、ファンタズモはトラースキックで迎撃して旋回式ネックブリーカーを決める。
ファンタズモはCRⅡを狙うが、田口が逃れるとヒサシヤマダ、連続ブレーンバスターから前落とし、DDT、オヤイからケツイェと畳み掛け、コーナーへ昇るがファンタズモが阻止すると雪崩式フランケンシュタイナーからフロッグスプラッシュを投下も、田口が剣山で迎撃しどどんズスロウンからオーマイ&ガーアンクルで捕獲する。
ファンタズモはレフェリーを掴んで強引にロープに逃れると、ファンタズモはセカンドコーナーからダイビングカナディアンデストロイを敢行、そして顔面へのバトンキックからCRⅡで3カウントを奪い逆転で王座を防衛。終盤は田口ペースも、まさかの技を喰らって一気に失速したところを突かれてしまった。
また第4試合ではジェイがブレードランナーでヘナーレを降した後で、今シリーズから外れて消息を絶ち、柴田勝頼のいるロスサンゼルス道場でKENTAと共に再起へ向けてトレーニングしている後藤洋央紀に対してマイクで挑発すると、後藤が突然リングに上がってジェイをラリアットを浴びせるだけでなく、外道にも牛殺しでKO、後藤はジェイに向かって「オマエはG1を勝ち抜くことは出来ない、このオレがリングに戻ってきたからだ!」と断言して挑発した。
後藤はLA DO-JOのTシャツを着込んでいることから今後どうなるのか、後藤vsジェイと、後藤の動向にも注目だ。
また第3試合ではマイキーがタマを逆さ押さえ込みで降し、ジュースとのコンビでIWGPタッグ王座挑戦をアピールした。