6月24日 DDT「ALL × SENDAI GIRL’S PRO-WRESTLING」 新木場1stIRING 207人 満員
(試合内容は実況ツイートより）
＜第1試合 20分1本勝負＞
○彰人(11分40秒 足四の字固め)×旧姓広田さくら
＜第2試合 ハードコアマッチ 20分1本勝負＞
○DASH･チサコ(11分13秒 片エビ固め)×勝俣瞬馬
＜第3試合 20分1本勝負＞
○橋本千紘(8分44秒 オブライト)×飯野雄貴
＜第4試合 30分1本勝負＞
△里村明衣子(20分時間切れ引き分け)竹下幸之介
＜第5試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分1本勝負＞
【挑戦者組】○竹下幸之介 勝俣瞬馬 飯野雄貴(19分12秒 ジャーマンスープレックスホールド) 【第38代王者組】×里村明衣子 橋本千紘 DASH･チサコ
☆センダイガールズが2度目の防衛に失敗、ALL OUTが第39代王者となる。
DDT ALL OUTとセンダイガールズの全面対抗戦が行われ、第1試合では彰人が負傷の岩田美香の代役である広田と対戦するが、広田は岩田のコスチュームで登場、フィンガーロックでは広田が押されつつ彰人の股間に迫り、彰人の乳首に噛みつき、ロープ渡りなど広田ワールドで彰人を翻弄するが、エル･ファンタズモを意識してのロープでのバウンドは失敗してしまい、トペ狙いもロープに引っ掛けて失敗してしまう。
広田は仙女の全てを背負ってエルボーのラリーに挑むが、ロープへ走ると勝手に倒れ、練習生が介入したとして、彰人共々練習生を制裁も、両腕ラリアットで返り討ちにされ、 串刺しを迎撃した広田はバックブローからボラギノールを狙うが彰人はコーナーポストで阻止し、広田は回転エビ固めを仕掛け。堪える彰人にボラギノールを敢行、彰人の足横須賀をスーパーマンで切り返してから丸め込みを連発、しかし広田のボラギノールをロイス･アイザックばりのミラクルアスでキャッチした彰人がそのまま投げると、足四の字固めで捕獲して広田が無念のギブアップ、ALL OUTが先勝する。
第2試合のチサコvs勝俣はハードコアマッチで行われ、勝俣はラダー、チサコはイスを持参も、チサコがイスで一撃して試合開始、場外戦でもチサコは勝俣を客席に叩きつけてから竹刀で一撃、リングに戻っても竹刀で胴を浴びせる。
チサコは倒れる勝俣にイスをセットして、もう一脚のイスで一撃、チサコはイス盛りへのブレーンバスターを狙うが、勝俣が投げ返し、チサコに容赦ないヘアホイップを連発してから、ラダーをコーナーにセットしてチサコを叩きつける。 勝俣はエルボーでチサコをイスに座らせるとドロップキックを放つが、イスの奪い合いでチサコがイスで勝俣の指を挟むと、勝俣の背中にイスをセットしてのボディースラム、勝俣にイスを投げ渡してからのミサイルキックで反撃する。
チサコはコーナーのラダーに勝俣を叩きつけて串刺しを狙うが、勝俣がラダーを倒して直撃させると、勝俣はトラッシュ缶と竹刀を持ち出し、竹刀でチサコをシバキあげてから、トラッシュ缶を頭に被せて竹刀でフルスイング、レゴブロックをばら撒き、ムーンサルトプレスを投下するが自爆してしまう。
チサコはレゴブロックの上でダイヤル固めで回転するも、キックアウトした勝俣はスーパーキックを連発して、コーナーへ昇るがチサコはイスを投げつけるとイスめがけて雪崩式エースクラッシャーを敢行する。
チサコはホルモンスプラッシュを狙いにラダーへ昇るが、勝俣は追いかけると、チサコは競り合いから回転して雪崩式パワーボム、イスで一撃を加えてからラダーからのホルモンスプラッシュで3カウントを奪い、センダイガールズが1勝1敗のタイスコアに持ち込む。
第3試合の橋本vs飯野は、開始からぶつかり合いとなるが、飯野がショルダータックルで制し、飯野の逆水平に対して、橋本はダブルチョップの連打で応戦も、飯野は一撃で返し、ボディースラムからカバーは橋本がブリッジでキックアウトする。
飯野は串刺しボディーアタックからフロントスープレックス！そしてハカエルボーを狙うが自爆すると、橋本もハカエルボーならぬギュンエルボーを狙うが自爆、飯野は橋本を踏みつけハンマー、橋本のスピアーを狙いも受け止めブレーンバスター狙いも橋本が投げ返す。
橋本はサマーソルトドロップも、2発目を避けた飯野は逆エビ固めで捕らえて追い詰めにかかるが。橋本はプッシュアップでローブに逃れ、飯野のサモアンドロップを狙いは橋本はコブラツイストで切り返すも、体格差で飯野が逃れると、ラリアット狙うが、避けた橋本がカウンターでのスピアーを炸裂させる。
橋本はセカンドコーナーからサマーソルトドロップからオブライト狙うが、飯野が逃れてサモアンドロップから、ハカエルボー、ババボムと畳み掛けてスピアーを狙うが、避けた橋本がオブライトで投げ、最後も飯野のラリアットを避けた橋本がオブライトで3カウントを奪い逆転勝利を収める。
第4試合の大将戦である竹下vs里村は、竹下はヘッドロック、じっくり絞めあげてスタミナを奪いにかかり、里村は鋭いエルボーから顔面キックで反撃して、STFで捕らえるが、持ち上げた竹下はワンハンドバックブリーカーを決める。
竹下はコーナーもエルボーで場外へ落とした里村がスライディングキックも、キャッチした竹下がエプロンを使って里村の腰砕きを敢行し、エプロンのカドにに腰を叩きつけ、リングに戻ってワンハンドバックブリーカーを連発、コブラクラッチで絞めあげつつ極楽固めへ移行、里村の両手を踏みつけ、パワーボムから逆エビ固めで捕獲も、里村は懸命に耐えて！ロープに逃れる。
竹下は再度逆エビ固め狙いは里村が張り手で阻止し、胸板へローキックを連発も、串刺し狙いは竹下が足で里村をキャッチしてコパクニ、反転式ダイブを狙う里村をエルボーで迎撃して里村にリードを許さない。
竹下はラリアット狙うが、里村がブロックするとミドルキックからエルボーで反撃、DDTから側転ニー、そしてコーナーへ昇るが竹下が雪崩式ブレーンバスターを敢行する。
場外戦になると竹下が里村を客席へ叩きつける。テーブルをリングサイドにセットして、里村をテーブルにうつ伏せにしてコーナーへ昇るが、起き上がった、里村が断崖式テーブル貫通デスバレーボムを敢行して、さすがの竹下も大ダメージを負ってしまう。
リングに戻ると里村がデスバレーボムを連発も。ハイキックは避けた竹下はブルーサンダーを決め、ブレーンバスターを狙うが、里村が長与譲りの魔性のスリーパーで捕獲、しかし持ち上げた竹下は人でなしドライバーで突き刺す。
エルボーのラリーとなり、里村がハイキックからスコーピオンライジングを狙うが、竹下が避けてジャーマンで投げ、もう一発狙うが、里村がオーバーヘッドキックからスコーピオンライジングを炸裂も、20分時間切れ引き分け、対抗戦は2勝1敗1分で仙女の負けはなくなり、メインの6人タッグ選手権で雌雄を決することになる。
インターバルを置いてメインの6人タッグ選手権が行われ、ALL OUTからは竹下、勝俣、飯野が選抜、遭えて彰人を外す布陣で臨んだ。
王者のセンダイガールズは開始から飯野を捕らえるが、ALL OUTはチサコの左腕に集中攻撃を浴びせ一気にリードを奪う。
チサコは勝俣にエースクラッシャーで反撃すると、交代した橋本は勝俣を竹下にぶつけて、二人まとめてサマーソルトドロップを投下も、竹下と橋本がエルボーのラリーに持ち込み、竹下が橋本の両手を踏みつけるとジャーマンを狙う。
阻止した橋本は串刺しラリアットから水車落としで投げ。交代したチサコがミサイルキックからウラカンラナ狙うが、堪えた竹下がコーナーへパワーボムで叩きつけてから串刺しビックブーツ、コーナーへ昇るが里村が阻止してチサコが雪崩式フランケンシュタイナーで落とすと、里村がフロッグスプラッシュ、竹下の上へチサコが橋本を雪崩式フランケンシュタイナー、チサコがダイビングフットスタンプと竹下を捕らえにかかるが、もう一発は竹下が避け、突進するチサコを勝俣に直撃させ丸め込むがレフェリーはカウントを認めない、竹下はファブルを狙うが、チサコはエースクラッシャーで迎撃し、もう一発を狙うが竹下がブルーサンダーで応戦する。
里村vs飯野に代わり、橋本がラリアットで援護から、里村がスコーピオンライジングを狙うが、ダメージが残っていたのか失敗し、竹下と飯野はジャーマン＆サモアンドロップによる眉山で投げ、勝俣に代わるも、里村がニールキックから橋本が串刺しラリアットを浴びせ、カミカゼからセカンドコーナーからサマーソルトドロップを投下する。
橋本は勝俣にパワーボムを決めるが、オブライトは勝俣は着地してドロップキックも竹下に誤爆すると、各選手が入り乱れて全選手ダウン、起き上がった各選手が打撃戦となり、里村vs勝俣になると、勝俣のスーパーキックに里村がハイキックで応戦も。橋本は勝俣にオブライト、竹下は里村にジャーマンで投げ、橋本にも竹下にオブライトで排除する。
センダイガールズは勝俣を捕らえるが、ブラインドタッチを生かしたALL OUTが逆に里村を捕らえ、竹下がファブル、サービー、二段式ジャーマンで3カウントを奪い王座を奪還した。
試合後は里村は対戦を受け入れてくれたDDTやALL OUTに感謝しつつ、再戦をアピール、最後はALL OUTが締めくくった。
6人タッグ選手権はセンダイガールズが押し切るかと思ったが、竹下との激戦で里村のダメージが尾が引いてしまっていた。だが竹下もダメージは負っていたものの、まだまだ動ける余力を残していることから、今回は竹下の驚異的なスタミナの前に敗れたとしか言いようがなかった。また竹下も彰人ではなく敗れた勝俣や飯野に再びチャンスを与えるなど良いリーダーぶりも発揮していた。
竹下も来る遠藤への決戦へ向けてベストぶりをアピールしたが、今回も大舞台で王座奪還なるか？
伊賀プロレス通信24時 