6月16日 新日本プロレス「KIZUNA ROAD 2019」後楽園ホール 1713人 超満員札止め
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
○辻陽太(8分49秒 逆エビ固め)×上村優也
<第2試合 20分1本勝負>
○タイチ 金丸義信 DOUKI(11分50秒 体固め)石井智宏 本間朋晃 ×成田蓮
※天翔十字鳳
<第3試合 20分1本勝負>
ジュース・ロビンソン マイキー・ニコルス ○田口隆祐(8分57秒 オーマイ&ガーアンクル)タマ・トンガ タンガ・ロア ×邪道
<第4試合 30分1本勝負>
内藤哲也 EVIL SANADA ○鷹木信悟 BUSHI(10分38秒 片エビ固め)飯伏幸太 永田裕志 獣神サンダー・ライガー タイガーマスク ×海野翔太
※バンピングボンバー
<第5試合 30分1本勝負>
ジェイ・ホワイト 高橋裕二郎 ○チェーズ・オーエンズ(10分52秒 横入り式エビ固め)棚橋弘至 ×真壁刀義 矢野通
<第6試合 30分1本勝負>
鈴木みのる ザック・セイバーJr. ○ランス・アーチャー(14分30秒 アイアンクロースラム)オカダ・カズチカ YOSHI-HASHI ×トーア・ヘナーレ
<第7試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】石森太二 ○エル・ファンタズモ(23分0秒 片エビ固め)【第59代王者組】×YOH SHO
※CRⅡ
☆YOH&SHOが2度目の防衛に失敗、石森&ファンタズモが第60代王者となる。
第5試合に入る前に7月7日、テキサス州ダラスから開幕する「G1 CLIMAX29」の出場選手が発表された。

【Aブロック】 オカダ・カズチカ、ザック・セイバーJr.、 棚橋弘至、 飯伏幸太、 EVIL、 SANADA、 バットラック・ファレ、ランス・アーチャー、ウィル・オスプレイ、KENTA
【Bブロック】内藤哲也、石井智宏、ジュース・ロビンソン、矢野通、後藤洋央紀、ジェイ・ホワイト、 ジェフ・コブ、 鷹木信悟、 タイチ、 ジョン・モクスリー
今年も総勢20選手が参戦、注目のKENTAはオカダ、棚橋、飯伏と同じAブロック。鷹木とモクスリーは内藤、ジェイと同じBブロックとなるが、これまで対戦しなかった内藤とジェイが同一ブロックになっているため、二人の対戦も注目かもしれない。
またメンバー的に若返りを図ったのか、小島聡、真壁、YOSHI-HASHI、参戦を示唆していたクリス・ジェリコ、そして鈴木が外れてしまった。ジェリコは都合もあって仕方がないだろうが、今年の鈴木はザックとタイチを前面に出していたことで一歩引いた立場になっていた。
鈴木はセミファイナルで出場したが、 鈴木はオカダに殴りつけるようなエルボーからラリーに持ち込み、鈴木が打撃のコンポからチキンウイングアームロックで捕らえ、オカダがロープに逃れるも、鈴木はブレークを無視するだけでなくレフェリーをも突き飛ばして無法地帯にすると、そのままアームロックでオカダの腕を破壊しようとする。
鈴木は腕十字に移行したところで、海野レフェリーが戻って制止も、構わず極め続け、鈴木が冷静でないことを察知したアーチャーが無理やり鈴木と交代して、不満気の鈴木を自軍へと下げる。
試合は終盤に鈴木がオカダをアームロック、ザックがYOSHI-HASHIをアンクルホールドに捕らえている間に、アーチャーがブラックアウトから新必殺技アイアンクローでヘナーレを絞り上げてギブアップを奪うも、試合後に「そんなに目障りか?そんなに危険か?これは、新日本プロレスの・・・・、なぜ、オレをG1に出さない!そんなに目障りか?そんなに危険か?そんなにオマエらが大事にするオカダを苦しめるからか?、オマエらだって見たいだろう!オレとG1出場選手との試合を!オイ!新日本!テメーの耳はどこについているんだ!客の声聞きゃわかるだろ?今すぐ最強決定戦なんて、看板降ろしやがれ!」と叫び、G1から外されたことでの不満を爆発させた。
自分も今年は出場選手枠を広げるかと思ったが、今年も2ブロック制で総勢20選手のまま、鷹木やKENTA、モクスリーを入れたことで、出場選手から漏れる選手も当然出てくるが、鈴木自身が外されることは思っても見なかったのかもしれない。おそらく鈴木はG1に出場するために手段を講じてくるのか?今シリーズシリーズは鈴木の動向にも注目である。
メインはIWGPジュニアタッグ王者のROPPONGI3Kに石森&ファンタズモが挑戦、王者の3Kが連係で先手を奪うも、YOHが場外の石森にプランチャを放った際に左耳から出血、ここから一気に挑戦者組がタッチワークを駆使してSHOを捕らえて試合をリードする。
石森の串刺しダブルニーの援護から、ファンタズモがSHOに串刺し電気アンマも、SHOはスパイダースープレックスで投げてYOHに交代。YOHは切り込み式ファアアームで続き、 YOHはドラゴンスクリューから足四の字を狙うが石森がカット、石森はYOHが鉄柵攻撃からリングに戻し、ファンタズモがロープ越しのアトミコ、石森が逆水平からスライディングジャーマンと今度はYOHを捕らえにかかる。
なかなか窮地を脱することが出来なかったYOHはやっとSHOに交代、 代わったSHOが串刺しラリアットを連発して、二人まとめてスピアーも、ジャーマン狙いは阻止した石森がハンドスプリングレッグラリアットで応戦、SHOが左右エルボーから左のラリアットから右のラリアット、ショックアロー狙いは石森が切り返すと、SHOのスピアー狙いをフットスタンプで踏み潰す。
YOHvsファンタズモでファタズモが延髄斬りも、YOHが丸め込み、スリーパーからファイナルカットを決めるが、雪崩式ドラゴンスープレックス狙いはファンタズモが雪崩式回転エビ固めで切り返し、そのままコーナーからフロッグスプラッシュを投下してからムーンサルトプレスを狙うが、避けられて自爆となってしまう。
YOHがファンタズモをスターゲイザーで捕獲し、SHOが石森を排除してから、連係で捕らえてから、3K狙いはファンタズモがYOHにDDTで阻止し、クルーザー級ベルトを持ち出してYOHに一撃を加える。
ファンタズモはYOHにスピニングネックブリーカーからCRⅡ狙うが、SHOが阻止して合体カナディアンハンマーを決め、3Kが決まって勝負あったかに見えたが、石森が間一髪カット、SHOがジャンピングニーからトペコンで石森を排除すると、YOHがファンタズモにジャーマン、SHOのバッククラッカーと立て続けに決めるが、石森がSHOをレフェリーにぶつけると、ファンタズモがYOHに急所打ちから石森がサイファーウタキ、ファンタズモがCRⅡと畳み掛けて3カウントを奪い王座を奪取、試合後は新王者組となった石森組が3Kを痛めつけると、田口が駆けつけて石森組は退散、田口とファンタズモが挑発合戦の後で、田口は自分ではなく3Kに締めくくりを任せ、田口に突然振られた3Kは戸惑いつつも、何とかメインを締めくくった。
内容的には石森組の方がチームワークに難があるかと思ったが、石森が巧みにファンタズモをリード、3Kも巧みに分断して試合を有利に進めていた。 そういった意味では3Kはファンタズモではなく石森にしてやられていたのかもしれない。
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