三沢メモリアルで清宮が杉浦を降してGHCヘビー級王座を防衛!金髪夫婦が滑り込みで優勝決定戦へ!


6月9日 NOAH GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019~三沢光晴メモリアル2019~」後楽園ホール 1710人超満員札止め
(試合内容は実況ツイートより)

    <第1試合 30分1本勝負>
    ○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム ロッキー川村(10分18秒 片エビ固め) 齋藤彰俊 ×井上雅央 長井満也
    ※ファンキーバスターボム

    <第2試合 「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」 公式戦 30分1本勝負>
    【2勝4敗=4点】○宮脇純太 諸橋晴也(5分27秒 首固め)【2勝4敗=4点】大原はじめ ×NOSAWA論外

    <第2試合 30分1本勝負>
    ○拳王 マサ北宮 小峠篤司 稲村愛輝(14分17秒 片エビ固め)中嶋勝彦 谷口周平 ×熊野準 クリス・リッジウェイ
    ※ダイビングフットスタンプ

    <第4試合 「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」 公式戦 30分1本勝負>
    【3勝2敗1分=7点】○YO-HEY HAYATA(14分42秒 エビ固め)【3勝3敗=6点】×田中稔 Hi69
    ※スーパー顔面G

    <第5試合 「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」 公式戦 30分1本勝負>
    【4勝1敗1分=9点】○小川良成 鈴木鼓太郎(2分57秒 四の字ジャックナイフ式エビ固め)【3勝3敗=6点】×原田大輔 タダスケ

    <第6試合 三沢光晴メモリアルマッチ 30分1本勝負>
    ○潮崎豪(17分8秒 エビ固め)×丸藤正道
    ※豪腕ラリアット

    <第7試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
    【第32代選手権者】○清宮海斗(33分53秒 タイガースープレックスホールド)【挑戦者】×杉浦貴
    ☆清宮が4度目の防衛に成功

     三沢光晴メモリアルが開催され、リングマットには三沢カラーだった緑が限定復活、試合前にはG+のNOAH中継で解説を務めている小橋建太が登場して三沢への思いとセミ、メインの見所を語り、三沢の追悼VTRの後で、味方冬樹リングアナが三沢光晴をコールして大会がスタートした。

     メインは清宮の保持するGHCヘビー級王座に前王者の杉浦が挑戦、開始から杉浦が手を差し出して握手、意外なスタート。ロックアップから杉浦が押し込んでブレークも、再度のロックアップでは、清宮が押し込んで張り手をかまし、ヘッドロックで捕らえるも、杉浦がキック、ヘッドロック、ショルダー、読み合い、杉浦がエルボーに対して、清宮はヘッドシザースで応戦、 リストロックの攻防から杉浦がエルボーも、串刺しスピアーを避けた清宮は場外の杉浦に三沢式フェイントからミサイルキックを発射、リングに戻ってストンピング、エルボーのラリー、清宮はキックから左肩にエルボー、ハンマーロックと今までにない厳しい攻めを見せる。
      しかし清宮のブレーンバスター狙いは、杉浦が前落としでエプロンへ出すとロープ越しでスピアーを敢行、場外へ転落したところで杉浦が場外マットを剥がしエプロンを使ってネックスクリューを決め、リングに戻ると杉浦は腰へストンピング、背中へエルボーの連打、キャメルクラッチで捕獲して腰攻めで流れを変え、 清宮はエルボーの連打も杉浦がエルボーバットからサッカーボールキック、エルボーのラリーから杉浦がビックブーツを連発も、清宮は怯まずエルボーで応戦し、杉浦のブレーンバスター狙いを投げ返す。
     清宮はフライングフォアアーム、串刺しフォアアーム、ミサイルキックと反撃、ジャーマン狙いは杉浦が堪えてビックブーツを浴びせると、串刺しビックブーツから串刺しニーの往復攻撃から雪崩式ブレーンバスター、逆エビ固めで捕らえ、ジワジワと清宮を追い詰めていく。
      杉浦はランニングニーも清宮は起き上がり、杉浦が鬼エルボーの乱打も清宮は起き上がってエルボースマッシュで応戦、それでも杉浦は容赦ない鬼エルボー対して、清宮のエルボースマッシュから突進は杉浦がラリアットで迎撃も、杉浦の突進を清宮がドロップキックで迎撃する。
      杉浦はエルボーから突進するが、清宮はドロップキックで迎撃してからジャーマンスープレックスホールドで投げ、後頭部にミサイルキックからタイガースープレックスを狙うが、杉浦がコーナーに押し込んで逃れナックルを浴びせ、ターンバックルへのジャーマンで投げる。
      杉浦はエプロンに清宮を連行して断崖式中年ズリフトを敢行、清宮に大ダメージを与え、清宮は必死でリングに戻るも杉浦が串刺しニーから鬼エルボーを乱打、制止に入るレフェリーも突き飛ばすほど全力で叩き潰しにかかり、ハイブリッジジャーマン、ランニングニーで追い詰めにかかる。
      杉浦はオリンピック予選スラムを狙うが、清宮は逃れると、杉浦は手首を掴んだままエルボーの連打、清宮も打ち返すが、杉浦が頭部へニーから後転式フロントネックロックで捕獲してカバーはカウント2、杉浦は後頭部へ胴田貫式鬼エルボーの連打を浴びせ、 杉浦はオリンピック予選スラムで勝負あったかに見えたが、清宮はカウント2でキックアウトする。
     杉浦は雪崩式オリンピック予選スラムは清宮が堪え、頭突きから雪崩式リバースDDTで返し、両者ダウンから起きあがったところで清宮がビンタからタイガースープレックスも、変型エメラルドフロウジョン狙いは杉浦はフロントネックロックを狙うが、清宮が強引に持ち上げて変形エメラルドフロウジョンを決める。
      エルボーのラリーから、杉浦が左右エルボーも清宮はドロップキックで応戦、杉浦は再び左右エルボーも、清宮は再びドロップキックで譲らず、張り手、ビンタから突進は杉浦がラリアットで迎撃し、エルボーのラリーから杉浦が往復ビンタでねじ伏せるも、ラリアットは避けた清宮がオーバースローを決める。
      清宮は変型エメラルドフロウジョンからタイガースープレックスホールドを決めたが、杉浦はカウント2でキックアウトも、清宮は構わずはエルボーの連打を浴びせ、ランニングエルボーを連発、最後はタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。

    試合後は天井に掲げた三沢の遺影に清宮はベルトを掲げて防衛を報告、最後は現役時代の三沢の写真がスクリーンに映し出されて大会を締めくくった。
    去年の12月の試合と違って清宮に鬼を感じた、攻めに厳しさがあり、丸藤の言う強さはないというものを感じさせなくなった。杉浦もそれを感じたからこそ全力で叩き潰しにかかったが、清宮は潰されず、粘る杉浦を介錯するかのように勝った。そういった意味では清宮の成長を感じさせた選手権だった。

     セミファイナルでは三沢メモリアルマッチとして丸藤が潮崎と対戦し、、潮崎がキックからフライングショルダーは丸藤が虎王で迎撃、顎に古傷がある潮崎はたまらず場外へ逃れ、追いかけた丸藤は鉄柵攻撃、潮崎は逆水平も丸藤が打ち返し、 蹴り倒した丸藤は潮崎を足蹴、通路に連行して南側との仕切りの鉄板へ潮崎の痛めている左肩を叩きつけ、観客から飲料を奪って潮崎にかけるなど本当は怖くてエゲツない丸藤を見せつける。
     丸藤はショルダーアームブリーカー、指の股を引き裂き、足蹴、キックの連打、徹底して左肩を攻め、 丸藤は時間差ロープワークもキャッチした潮崎はバックドロップで投げ、逆水平からフィッシャーマンズバスター、マシンガンチョップ、ランニング袈裟斬りと反撃、しかしジャーマン狙いは丸藤がリストロックから左肩にショルダーアームブリーカー、足への関節蹴りからカーフストンプ、トラースキックとリードを渡さない。
      丸藤はチキンウイングアームロック、丸藤は左腕を捻るも潮崎はそのまま逆水平からラリーとなり、パワーで潮崎が優るも、突進したところで丸藤がトラースキックイリュージョンも潮崎は左のラリアットで応戦、しかし串刺しは避けた丸藤が串刺し虎王を炸裂させ、不知火が決まると、 コブラクラッチ式後頭部虎王を炸裂させる。
     丸藤は ポールシフト式エメラルドフロウジョンを狙うが、堪えた潮崎がゴーフラッシャーも左腕に激痛が走り、潮崎はリミットブレイクだが左肩をいためているため高さがなく、これを逃さなかった丸藤はパーフェクトキーロックで捕獲して追い詰めるが、潮崎はなんとかロープに逃れる。
      丸藤が見えない角度からのトラースキック、虎王、シザースキック、見えない角度からのトラースキック!虎王と猛ラッシュも、潮崎は豪腕ラリアットで応戦し、もう一発は丸藤が虎王で迎撃も、潮崎はカウンターローリングエルボーを炸裂させてから豪腕ラリアット、初期型エメラルドフロウジョンから豪腕ラリアットで3カウントを奪い勝利 

    試合後も潮崎は

    「NOAHを世界一の団体にするまで、オレは突っ張ります」と決意表明する。
     夕方には2月にWWEを退団して去就が注目されたKENTAが新日本プロレスに参戦を表明、当初はNOAHへ復帰するための退団であるという話があったことから、衝撃を受けているファンも多かったと思う。
     潮崎のアピールも現場レベルではKENTAがNOAHに戻ってこないとわかっていたからこそ、自分らでNOAHを引き上げていくとアピールしたのか・・・、自分が言えることは現在のNOAHにKENTAを上げる力がまだないこと、今回は縁がなかったと諦めるしかなく、またNOAHにまだ力がないという悔しさを噛み締めて、上を目指すしかない。

      GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019の最終公式戦は金髪夫婦が稔&Hi69と対戦し、稔組はYO-HEYのボディーを攻めてリードを奪うが、 YO-HEYもレッグシザースから後頭部へダブルニーアタックからYO-HEYが入り、 HAYATAが入りトータルレンジャー、ダブルトラースキックと合体技を連発すると、YO-HEYがカサドーラ式フェースクラッシャーを決める。
     YO-HEYは顔面Gを狙うが、稔が避けるとmHi69が入ってトラースキックから稔組が連係でYO-HEYを捕らえ、Hi69がマハラジャから稔がダイビングフットスタンプで追い詰める。
      稔は串刺し狙うが、YO-HEYが避けたところでHAYATAがロープ越しのハイキックを浴びせ、HAYATAが回転延髄斬りからYO-HEYとの合体ツイスト・オブ・フェイドが決まり、YO-HEYは顔面Gから、スーパー顔面Gを狙うが、稔がドロップキックで迎撃してミノルスペシャルで捕獲も、HAYATAが簡一発カット。
      エルボーのラリーから稔が突進も、YO-HEYがYOロールで丸め込み、YO-HEYの突進は稔がハイキックで迎撃するが、稔が突進をYO-HEYがドロップキックで迎撃すると、顔面Gからスーパー顔面Gで3カウントを奪い、金髪夫婦は7点で全公式戦を終える。 

     stinger vsRATEL’Sは、RATEL’Sが奇襲も、 stingerがタダスケを捕らえ、小川はバックドロップ、鼓太郎が串刺しニーからファンネルと旋回式ツーストーンパイルドドライバー、ブルーディスティニーと速攻勝負を狙う。
     RATEL’Sは原田に代わり、鼓太郎にボディーエルボー、ピットをキャッチしてジャーマンで投げるが、試合権利のあった小川が四の字のままで原田を丸め込んで3カウントを奪い、 僅か5分でstingerが勝利を収め、8点目でトップで公式戦を終了、これでstingerと金髪夫婦が6月13日の優勝決定戦に進出となった。

     また宮脇組vs杉浦軍は、NOSAWAが超高校級ラ・マヒストラルを狙ったところで、宮脇が首固めを連発して3カウントを奪い4点目を獲得した。

     三沢メモリアルは、三沢の命日である13日、大阪でも開催される。

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