青木篤志


全日本プロレス所属で世界ジュニアヘビー級王者の青木篤志がバイクによる交通事故で3日死去した。享年41歳。事故の当日、青木はニコ生の「毒演会」に出演する予定だったが、青木本人は現れず放送は休止になっていた。

青木は2005年12月24日にNOAHでデビューし、デビュー戦では太田一平と組み、ファン抽選という形でいきなり三沢光晴、田上明組と対戦、また三沢の最後のシングル戦の相手も青木だった。

2011年に鈴木鼓太郎とのコンビでGHCジュニアタッグ王座を奪取したが、2012年12月に付き人を務めていた秋山準に追随して全日本プロレスに移籍、2015年に全日本が経営危機に瀕した際に、共に移籍した金丸義信、潮崎豪、鈴木鼓太郎が退団する中、青木だけは全日本に残り、世界ジュニア王座を奪取して、全日本ジュニアの牽引、佐藤光留との変態自衛隊でアジアタッグ王座を奪取して、アジアタッグ戦線も活性化させた。

今年はチャンピオンカーニバルではヘビー級相手に4勝4敗の好成績を収め、5月19日の後楽園大会では岩本煌史を降して世界ジュニア王座を奪取、18日の後楽園大会では光留相手に防衛戦を行うはずだった。

 一報を聴いた時は驚くしかなかった。ニコ生が中止になったことを聴いたことから、時間に間に合わなかったと思っていたが、この時点で事故に遭っていたとは…

 別れは突然やって来るというが、この別れは突然過ぎるよ…世界ジュニアも取り返して、光留との初防衛戦が決まって全てはこれからだというのに…何も言わずに逝ってしまうから…青木は自分より若いし、順番が違うだろ…自分も悔しいが、一番悔しいのは青木本人かもしれない.

 あの世では三沢光晴がいるだろうから、出会ったらしっかり挨拶して欲しい、三沢からも「オマエ、早すぎるだろう」と怒られるかもしれないけど・・・、本当に青木篤志選手、ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

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