6月1日 NOAH「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」大阪・世界館 241人 超満員
<第1試合 「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」 公式戦 30分1本勝負>
【3勝1分=7点】小川良成 ○鈴木鼓太郎(15分33秒 体固め)【1勝3敗=2点】×宮脇純太 諸橋晴也
※ブルーディスティニー
<第2試合 30分1本勝負>
○丸藤正道(12分57秒 パーフェクトキーロック)×井上雅央
<第3試合 「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」 公式戦 30分1本勝負>
【3勝1敗=6点】熊野準 ○クリス・リッジウェイ(10分21秒 アンクルホールド)【1勝2敗=2点】田中稔 ×Hi69
<第4試合 30分1本勝負>
清宮海斗 ×谷口周平 齋藤彰俊(15分20秒 変形キャメルクラッチ)杉浦貴 大原はじめ ×NOSAWA論外
<第5試合 30分1本勝負>
○中嶋勝彦 潮崎豪 モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(14分50秒 片エビ固め)拳王 マサ北宮 小峠篤司 ×稲村愛輝
※ハイキック
<第6試合 「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」 公式戦 30分1本勝負>
【2勝1敗=4点】原田大輔 ○タダスケ(17分18秒 2PAC)【2敗1分=1点】YO-HEY HAYATA
今回はNOAH大阪世界館大会を観戦に訪れ、会場も用意されたイスがほぼ埋まり満員となった。
メインは「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019」公式戦で原田&タダスケvs金髪夫婦のRATEL’S対決が実現、2戦して白星のない金髪夫婦は奇襲をかけて開始となり、YO-HEYがノータッチトペコンを発射、原田を排除してタダスケを捕らえてリードを奪ったかに見えた。
しかしタダスケが反撃すると、原田と共にYO-HEYの胸を狙い撃ちにしてから流れが変わってしまい、たまりかねたHAYATAもカットに入るが、原田がエプロンでのボディープレスで排除、原田組が試合を有利に進めていく。
劣勢のYO-HEYはジャンピングヒールキックで反撃してHAYATAに交代。HAYATAは原田にマンハッタンドロップ、ドロップキックと攻め、原田のデスバレーボム狙いを着地してトラースキックを浴びせるが、原田はフェースバスターで反撃し、タダスケもランニングニーリフトで続くも、長くアピールしすぎたためHAYATAがバックドロップで投げ、交代したYO-HEYも後頭部ニーで続く。
YO-HEYは飛びつきブルドッキングヘッドロック、ツイスト・オブ・フェイドから顔面Gを狙うが、タダスケがキャッチするとターンバックルボムで叩きつけ、串刺し狙いはYO-HEYが避けると、HAYATAがすかさずロープ越しのハイキックを狙うが、タダスケはHAYATAを場外へ落とし、原田がYO-HEYにニーアッパーからタダスケとの弓矢固め&スワントーンボムの合体技を決めてYO-HEYを追い詰める。
勝負と見た原田組は片山ジャーマン&地団駄ラリアットを狙うが、YO-HEYが避けて同士討ちとなると、HAYATAが入って連係で捕らえ、金髪夫婦がトータルレンジャー、合体ツイスト・オブ・フェイドと畳み掛ける。そしてHAYATAはみちのくドライバーからムーンサルトプレス、ラリアットを狙うタダスケにトラースキック、クロスフィックスと丸め込み、そしてヘデックを狙うが、すっぽ抜けて失敗してしまうと、すかさずタダスケが2PACで丸め込んで3カウントを奪い、原田組が勝利、試合後もタダスケが「手短に言うは、長くしゃべるのは・・・優勝してからだ」とアピールすれば、原田は「同じや!」とHAYATAの同じフレーズを言い放って退場、敗れた金髪夫婦はうなだれるだけだった
内容的にも金髪夫婦は開幕戦時よりは連係は噛み合って来ていたものの、YO-HEYが本調子でない分、HAYATAに負担がかかってしまい、HAYATAも焦りが試合に出てしまっていた。
第1試合ではstingerが宮脇&諸橋と対戦、序盤こそは宮脇組がタッチワークを駆使して鼓太郎を攻めると、小川に代わってしまうと、宮脇が気後れしだしてしまい、交代した鼓太郎も場外で宮脇にボディースラムと、たちまちstingerペースとなってしまう。
やっと交代を受けた諸橋は小川にダブルスレッジハンマーも、パイルドライバー狙いも鼓太郎がカット、コーナーからのダイブは小川が倒れこみ式急所剣山で迎撃されるなどリードを奪うまでには至らない。
宮脇vs鼓太郎となると、宮脇はアッパーカット、諸橋の援護から逆一本背負い、腕十字と狙うが、鼓太郎がロープに逃れると、ランニングエルボー、ローリングエルボーと浴びせ、最後はブルーディスティニーで3カウントとなり、2勝目を収める。
稔&Hi69vs熊野&リッジウェイは、稔はリッジウェイと対峙、グラウンド中心の攻めで互いに出方を伺うが、稔がブレーンバスターからニードロップと首攻めでリードを奪い、Hi69も場外戦で痛めつけるなど、稔組がリードを奪う。
リッジウェイは稔にドラゴンスクリューからミドルキックで反撃、熊野は稔のミサイルキックから腕十字で攻め込まれるも、ベアボトムで叩きつけるが、稔はジャンピングハイキックで応戦する。
稔はHi69に代わるが、ここでリッジウェイが入り熊野のバックブリーカーの援護からPKを浴びせるも、今度は稔が入ってリッジウェイを連係で蹂躙、Hi69がみちのくドライバーからストゥーカスプラッシュで勝負を狙う。
しかし熊野がカットに入ると肩乗せ式フェースクラッシャーを決め、リッジウェイは熊野の援護を得て踵落とし、そしてアンクルホールドで捕獲してHi69がギブアップ、熊野組が3勝目を獲得する


これでリーグ戦はstingerが単独トップ、1点差で熊野&リッジウェイが追いかける展開となったが、金髪夫婦は勝ちなし2敗目と3連覇に絶望的な状況に立たされた。金髪夫婦は残り3戦を全て勝つことが出来るのか?
第2試合は丸藤が雅央と対戦、丸藤は雅央が試合前にコーヒーを飲んでいることを暴露、鞭のようにしなる逆水平を打ち込んで雅央の胸板を真っ赤にさせる。
それでも雅央はダイビングショルダーからミリオンダラーバスターで反撃、オリャーラリアットを浴びせ、丸藤の起き上がり小法師逆水平に対して、起き上がり小法師サミングで応戦する。
雅央は丸藤のトラースキックイリュージョンも見切り、丸め込んでから腕十字を狙うが、切り返した丸藤はパーフェクトキーロックで捕獲して雅央はギブアップ。
丸藤は当たりはしなかったがトラースキックイリュージョンを狙うなど、少しずつだが腰の具合は良くなっているようだ。
第4試合のGHCヘビー級選手権の前哨戦は、序盤こそは清宮が杉浦と読み合いも、2度目のコンタクトではエルボーのラリーと激しい打撃戦を繰り広げ、場外戦でも激しく打ち合う。リング内では清宮が串刺しフォアアームからミサイルキックに対し、杉浦は串刺しビックブーツから串刺しニーの往復攻撃、雪崩式ブレーンバスターで応戦する。
終盤ではNOSAWAと大原が谷口を捕らえると、カットに入った清宮と杉浦が場外で乱闘を繰り広げ、杉浦がマウントから鬼エルボーを浴びせれば、清宮もエルボーで応戦する。試合は谷口がNOSAWAを変形キャメルクラッチでギブアップを奪い勝利も、清宮と杉浦は試合を無視してエルボーを打ち合い、谷口が割って入って、いきり立つ清宮を宥めた。
清宮も拳王と決別し、会社に飼い犬と詰られてからは、感情的な一面も見せ、杉浦相手にも怯まず、積極的に攻めていったが、そういった意味では拳王とのタッグ解消は正解だったのか、今後の清宮にも注目していきたい。
コメントを投稿するにはログインしてください。