4月28日 DDT「総研ホールディングス presents MAX BUMP 2019」後楽園ホール 1130人満員
(試合内容は実況ツイートより)
<アイアンマンヘビーメタルヘビー級選手権試合>
【第1363代王者】○男色ディーノ(11時32分 横入り式エビ固めを返す)【挑戦者】伊橋剛太
【第1364代王者】○男色ディーノ(11時33分 横入り式エビ固めを返す) 【挑戦者】島谷常寛
☆いずれもディーノが王座防衛
<第1試合 30分1本勝負>
大鷲透 ○平田一喜(7分23秒 反則勝ち)高梨将弘 ×ポコたんwith男色ディーノ
<第2試合 奥田啓介 壮行試合 30分1本勝負>
○奥田啓介 上野勇希 吉村直巳(8分38秒 片エビ固め)梅田公太 渡瀬瑞基 ×飯野雄貴
※バスソーキック
<第3試合 30分1本勝負>
○赤井沙希 朱崇花(7分48秒 ケツァル・コアトル)マッド・ポーリー ×島谷常寛
<第4試合 レジェンドレスラー・谷津嘉章DDTプロレス初試合 30分1本勝負>
谷津嘉章 ○高木三四郎 坂口征夫(8分19秒 片エビ固め)彰人 樋口和貞 ×大和ヒロシ
※クローズライン・フロム・ヘル
<第5試合 DDT EXTREAM選手権試合 ハント虎の子ロープデスマッチ 60分1本勝負>
【挑戦者】アントーニオ本多(12分4秒 パンティ☆ハント)【第43代王者】×HARASHIMA
☆HARASHIMAが2度目の防衛に失敗、アントンが第44代王者となる
<第6試合 KO-Dタッグ選手権3WAYマッチ 60分1本勝負>
【第66代王者組】佐々木大輔 ○高尾蒼馬(13分13秒 片エビ固め)【挑戦者組】×MAO マイク・ベイリー
※リバース・ゴリースペシャル あと1チームは【挑戦者組】リッキー・スタークス マイク・ロリンズ
☆佐々木&高尾が初防衛に成功
<第7試合 30分1本勝負>
○青木真也(7分3秒 フットチョーク)×竹下幸之介
<第8試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第71代王者】○遠藤哲哉(28分18秒 片エビ固め)【挑戦者】×大石真翔
※シューティングスタープレス
☆遠藤が初防衛に成功。
平成最後の後楽園大会を迎えたDDT、メインではニューヨーク大会で”いつどこ”挑戦権を行使し、竹下から王座を奪取したばかりのカリスマ(佐々木)を降して王座を奪取した遠藤は、次期挑戦者に弱い相手として大石を指名、今大会での選手権となった。
序盤は大石が執拗なヘッドロックで先手を狙うも、コーナーからのダイブをキャッチした遠藤はパワーボム式バックブリーカーを敢行、まさかの攻撃を受けた大石はたまらず場外へ逃れるが、遠藤はサスケスペシャルで追撃、リングに戻るとコブラクラッチ式のバックブリーカー、風車式バックブリーカーと腰攻めでリードを奪う。
大石はボディーから頭部へと頭突きで反撃も、遠藤はコーナーへフラップジャック、場外へ追いやったが、エプロンに踏みとどまった大石は逆に遠藤を場外へ追いやりプランチャを発射、遠藤はキャッチするも大石はDDTで突き刺し、遠藤を客背に座らせるとクロスボディーを発射、仕切りの鉄板とサンドウィッチにする。
リングに戻ると大石はスイングDDTからミラクルエクスタシーを狙うが、遠藤がコードブレーカーで切り返すも、大石はリバース河津落としフからネックロックで捕らえ、遠藤は持ち上げるも大石は逃さない捻り上げる。
大石はローリングエルボーを狙うが、遠藤はオーバーヘッドキックで迎撃し、大石のスタナーもシットダウン式パワーボムで叩きつけてコーナーへ昇るが、大石はエプロンに逃れ、追いかけた遠藤はジャーマンを狙うが、大石が阻止し、遠藤がコーナーを登ったところで両足をキャッチすると鉄柱に直撃させ、また足を掴んだまま場外へダイブして床に叩きつける。
大石は鉄柱を使った足四の字を敢行すると、膝裏めがけて低空ミサイルキック、膝十字固め、 ローリングエルボーを挟んで、足への関節蹴りからミラクルエクスタシーを決めると、そのまま膝十字へ移行、まさかの攻撃を受けた遠藤はたまらずロープに逃れる。
遠藤は延髄斬り、ロープ越しでスタナー、スワンダイブフォアアームで反撃するが、パワーボム狙いは大石が首固め、レッグブリーカーを連発してから、直伝トルネードクラッチを狙うが、遠藤がゆりかもめで切り返し、大石が丸め込みで逃れて、飛びつき膝十字狙うが、持ち上げた遠藤はトーチャーラックボムを狙う。
ところが遠藤の足が踏ん張りが効かなかったところで、大石が逆打ちで切り返し、遠藤のハンドスプリングも膝十字で切り返して、そのままレッグブリーカーから安生洋二のグランドクロス200で追い詰めるが、エプロンに上がったポーリーはレフェリーを突き飛ばして大石と交錯させたため、遠藤は辛うじて脱出する。
それでも勢いの止まらない大石は遠藤を場外へ追いやるとトップロープからケブラータを発射、頭突きからエルボーのラリーも、大石がフェイントから足へのソバットを浴びせ、遠藤のエルボーを避けてエルボーを放つが、しかし再度避けたところで遠藤がシットダウン式パワーボムで叩きつける。
大石はダウンし、遠藤が起こそうとするが、大石は阿吽、モダンタイムスと相棒である旭志織の技を決めると、ファイト一発から男色ディーノの技である男色ドライバーを狙うも、遠藤が堪えたところで大石がリップロックで捕獲、そして再び男色ドライバーを狙うが、遠藤がリバースするとロープの反動を利用して元に戻した大石が男色ドライバーを決める。
大石は両腕での裏拳を連発して直伝トルネードクラッチを決めるが、遠藤はカウント2でキックアウト、それでも大石は裏拳を連発してから突進すると、遠藤はハンドスプリングレッグラリアットで迎撃し、最後は痛い足を引きずりながらも強引のトーチャーラックボムからシューティングスタープレスで3カウントを奪い、28分にわたる激戦を制して王座を防衛した。
試合後は今林久弥APが次回防衛戦を6・2愛媛大会に指定したことを告げ、遠藤は受諾も挑戦者は自分で決めると断言する。そこで”いつどこ”挑戦権を所有し、ガン☆プロへレンタル移籍中の石井慧介が登場して、権利を行使して5月19日の後楽園大会での挑戦を宣言するが、今林APは今年から予告としての挑戦は認めないとして石井の挑戦を却下する。
しかし石井は譲らず、5月19日に行使することで、正式に5月19日での選手権が決定し、石井はゲスト解説を務めていた小橋建太に挨拶して退場、最後はカリスマを除いたDAMNATIONの面々が揃って大会を締めくくった。
内容的にも大石が自分の技だけでなく、相棒である旭、タッグを組んできたディーノの技まで出すなど限界以上を越えていたが、大石の良さを知っていた遠藤が敢えてギリギリいっぱいまで引き出した。そういった意味では遠藤なりに王者らしい試合をしたということなのかもしれない。
第3試合では谷津嘉章が登場し、大和のタックル狙いも谷津は背負い投げ、大和はバックを奪うも谷津はアームロックで切り返すなど、寝技のテクニックだけでなく、カリスマが見せる本家谷津ガードを披露するなど健在ぶりを見せる。
終盤では乱戦となると、坂口の援護を受けた高木が大和をクローズ・フロム・ヘルで3カウントを奪い、大和の所有している”いつどこ”挑戦権を奪取し、平成最後に王座奪取を狙うかと思われたが、今大会では行使しなかった。
4月29日からDDTは「KING OF DDT」が開幕するが、遠藤はKING OF GATEの覇者だけでなく”いつどこ”挑戦権の所有者からも狙われるも、”いつどこ”挑戦権に関しては石井より、策を講じてくる高木の方が不気味で一番厄介なのかもしれない。
セミは、当初こそは竹下が勝俣と組んでKO-Dタッグ王座に挑戦し、選手権も4WAYとして行われる予定だったが、勝俣が負傷欠場したため、竹下は代替選手を立てずに挑戦を辞退、竹下のカードだけは空白となるも、昨年度の12月の博多大会で対戦した青木が竹下の相手として名乗りを挙げて、急遽シングルでの対戦が決定した。
竹下は博多同様裸足で試合に臨み、青木はタックルを狙うが竹下が切り、青木のヘッドシザースを狙うが、逃れた竹下はマウントを奪うが、青木はエビ固めで切り返す。
フィんファーロックの攻防では竹下が押し切る。青木は腕を絡めるとヨーロピアンクラッチで丸め込み、竹下は卍固めで捕らえ、パイルドライバーに移行も、青木は逃れてフロントスリーパー狙いは、竹下が持ち上げてボディースラムで投げる。
両者はフィンガーロックから青木がエルボーで竹下が崩れ、竹下は逆水平で押し返し、青木のミドルキックをドラゴンスクリューで切り返すが、ジャーマン狙いは青木はスリーパーで捕らえ、竹下はロープも立ち上がれない。
竹下はロープ越しのエルボーからジャーマンで投げ、逆エビ固めで捕らえたが、青木は切り返すと竹下は腕十字で捕らえる、しかしだが上に乗ったところで青木がフットチョークで捕らえ、竹下はたまらずギブアップし青木がリベンジを果たす 。
KO-Dタッグ選手権3WAY戦は、王者のDAMNATIONが奇襲をかけて開始となり、ムーンライトエクスプレスが連係で外国人コンビを捕らえて、場外戦で二人同時のムーンサルトアタックを放つも、DAMNATIONだけでなく外国人組もMAOを捕らえにかかる。
MAOが反撃してベイリーに交代、ロリンズにキックの連打、その場飛びカンクーンで流れを変え、カリスマはロリンズにドロップキックからペティグリーを狙うが、ロリンズがリバースするとカリスマがタイツをずらすと、ロリンズは生尻をカリスマの顔面に押し付け精神的にダメージを与える。
スクータスも入った外国人組は連係でカリスマを捕らえ、スタークスはコーナーへのパワーボムでを決めてからコードブレーカーも、高尾がダイビングフットスタンプでカットし、ムーンライトエクスプレスは外国人組にスカイラブハリケーンからコーナーへ昇るが高尾が間一髪阻止する。
ここでDAMNATIONが攻勢をかけて、高尾がMAOに雪崩式ブレーンバスター、カリスマがダイビングエルボーからスタークスごとクロスフェースで取れると、、高尾はMAOにシュバインからトラースキックを決めるが、、ダイビングフットスタンプは避けられると、ベイリーが竜巻旋風脚を浴びせ、カットに入ったカリスマを捕らえてみちのくトルネードドライバーが決まるも、外国人組みもMAOを捕らえて合体リバースガンスタンを決める。
しかし反撃したMAOがロリンズにみちのくドライバーからキャノンボール450°が決まり勝負あったかに見えたが、レフェリーのカウントを阻止されてしまうと、その隙に高尾がMAOに急所打ちからリバースゴリースペシャルで3カウントを奪い王座防衛する。
HARASHIMAvsアントンのEXTREAM選手権は、当初はHARASHIMAが「テキサスブルロープマッチ」を提案したのに対し、アントンは「パンティ剥ぎ取りデスマッチ」を提案、そこで今林久弥APが中を取って「パンティ剥ぎ取りブルロープデスマッチ」でまとめようとしたが、ブルロープが手に入らないとして、作業用具として使われる虎の子ロープを使用、パンティもHARASHIMAから「下品な感じがする」として、「パンティハント」 という言葉が使われることになり、今回の選手権となった。
両者は腰にタオル姿で登場、虎の子ロープにはカウベル代わりに虎のぬいぐるみ、互いに手首には虎の子ロープを手首に装着して、互いの腰のタオルを取るとアントンはレースの純白、HARASHIMAは真紅のパンティー姿を披露、試合開始となると、アントンは伝説のあの団体を意識したのか生き生きコールを煽る。
両者は互いにロープを持って引っ張り合う、HARASHIMAが手放してアントンが転倒すると、HARASHIMAがパンティーを脱がしにかかるが、アントンは逃れ、アントンは虎の子を持って牽制してナックル、HARASHIMAも殴り返そうとするが虎の子を盾にするため殴れず。ならばHARASHIMAはローキックを連発する。
アントンは場外へ逃れ、HARASHIMAが追いかけるも、鉄柱に虎の子ロープが鉄柱に引っかかったままだったので両者とも転倒、アントンはHARASHIMAをコマの要領で廻して鉄柱に直撃させ、リングに戻りアントンは生き生きコール煽ってフィストドロップ、ロープでチョーク攻撃とリードを奪う。
アントンは虎の子ロープを使ってコブラツイストを決めつつパンティーを剥ぎ取りかかるが、切り返したHARASHIMAもパンティー剥ぎ取りを狙うも、アントンは厳重に括っていたため出来ず、アントンはHARASHIMAに回転してロープで両腕を拘束、至近距離になって脱がしにかかったがHARASHIMAはキックで逃れようとするも、アントンはHARASHIMAをコマのようにまわして大奥攻撃を観敢行する。
両者はエルボーのラリーはHARASHIMAが競り勝ち。アントンはボディーブロー、ジャブからバイオニックエルボー狙いはロープが絡まってしまい、HARASHIMAがパンティーを脱がしにかかるもアントンは必死で逃れる。
HARASHIMAはミドルキックから山折り狙いは、アントンが回転エビ固めで切り返し、、キックアウトしたHARASHIMAはバスソーキックから蒼魔刀狙いは、アントンが股間に虎の子ロープを直撃させてジャブからバイオニックエルボー、生き生きコールと共にフィストドロップを投下するがHARASHIMAが足を立てて迎撃する。
HARASHIMAは山折りからバスソーキック、そして蒼魔刀を発射も、避けたアントンがジャパニーズレッグロールクラッチ丸め込み、、HARASHIMAは再度蒼魔刀も避けたアントンが逆エビ固めからパンティを剥ぎ取って勝利、アントンがまさかの王座奪取となった。
試合後には勝者に挑戦を表明していた彰人が改めてアントンに挑戦をアピール、最後はアントンが生き生きコールで締めくくる。
第3試合ではセンダイガールズに流出しているKO-D6人タッグ王座奪還を狙う赤井&朱崇花はポーリー&島谷と対戦し、ポーリーのパワーに苦しんだものの、赤井が島谷をケツァル・コアトルで3カウントを奪い勝利、試合後にMAKAIとAEWに団体所属となった志田光を3人目として発表し、KO-D6人タッグ王座奪取をアピールする。
第1試合ではポコたんが登場も、平田が容赦なくポコたんの顔面に蹴りを浴びせていく、そして平田がカズキルーペを装着、「TOKYO GO!」共に無双状態となって、ポコたんにナックルを浴びせていくが、頭部が取れると、黒マスクを被った中身として姿を表し、敵味方関係なくマウントパンチを浴びせ、レフェリーにも暴行を振るって反則負けとなってしまったが、世話役のディーノが頭部を被せると、ポコたんは元の大人しいキャラに戻っていった。