4月14日 全日本プロレス 「2019 Champion Carnival」 新木場1stRING 302人満員
(試合内容は実況ツイートより 画像は全日本プロレスTVより)
<第1試合 20分1本勝負>
○岩本煌史 大森北斗(6分1秒 逆エビ固め)岡田佑介 ×青柳亮生
<第2試合 30分1本勝負>
大森隆男 ブラックめんそーれ ○ヨシタツ(6分17秒 片エビ固め)秋山準 ゼウス ×丸山敦
※CBJ
<第3試合 「2019 Champion Carnival」 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝3敗=4点】○青木篤志(8分33秒 サムソンクラッチ)【2勝2敗1分=5点】×崔領二
<第4試合 「2019 Champion Carnival」 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝4敗=4点】○ギアニー・ヴァレッタ(5分7秒 片エビ固め)【3勝2敗1分=7点】×石川修司
<第5試合 30分1本勝負>
○野村直矢 ジョー・ドーリング ディラン・ジェイムス(7分43秒 ノムラロック<仮>)諏訪魔 サム・アドニス ×ジョエル・レッドマン
<第6試合 「2019 Champion Carnival」 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】○ジェイク・リー(14分6秒 パーフェクトストレッチ)【3勝4敗=6点】吉田隆司
<第6試合 「2019 Champion Carnival」 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】○宮原健斗(17分55秒 シャットダウンスープレックスホールド)【2勝5敗=4点】×青柳優馬
「2019 Champion Carnival」新木場大会のメインで、Aブロック公式戦として宮原vs青柳のNEXTREAM対決が実現、3月19日の後楽園大会では野村が三冠ヘビー級王者の宮原に挑戦して驚異的な粘りを見せて大健闘以上の内容を残した。野村と袂を分かった青柳が宮原相手に野村以上の内容を残せるかがポイントだった。
序盤は宮原がロックアップで押し込んでロープブレーク、再度のロックアップで宮原が押し込み青柳が体を入れ替えて押し込むと、クリーンブレークからエルボーを放ち、ヘッドロックで捕らえ、ロープへ振った宮原はビックブーツも、青柳はエルボーから突進は宮原が場外へ追いやり、宮原が追いかけるも青柳は戻ってエプロンに戻った宮原にドロップキックで場外へ追いやる。
場外戦で青柳が鉄柱を使って足攻めも、逃れた宮原は頭突きで応戦、ビックブーツ、鉄柱を使った首攻めを繰り広げ、京平レフェリーは例の如く宮原の髪を掴んで、制止も、倒れたままの青柳にも「いつまでも寝ているんじゃねえ!」と叩き、宮原も頭突きから青柳をリングに戻す。
宮原は青柳をトップロープにうつ伏せでセットして後頭部にドロップキック、青柳はエルボーで反撃も宮原は低空ドロップキックからサイドへのドロップキックといつものパターンに持ち込むが、アピールしたところで青柳がビックブーツで強襲をかけ、ミサイルキックを狙うが避けられて自爆となってしまう。
青柳はエルボースマッシュ、フォアアーム、串刺しエルボーの連打、旋回式クロスボディーと攻勢に出るが、ブレーンバスター狙いは宮原がエプロンに出してビックブーツも、キャッチした青柳はロープ越しでドラゴンスクリューを決めるが、エプロンでの攻防で青柳は突進も宮原がビックブーツ迎撃してDDTで突き刺す。
場外でダウンしてなかなか戻れない青柳を京平レフェリーがリングに戻すと、宮原が串刺しブラックアウトを放ち、エルボーで応戦した青柳はジャーマンも突進したところで宮原がニーで迎撃し、串刺し後頭部ブラックアウト、ジャーマンからブラックアウトと畳みかける。
宮原は二段式ジャーマンを狙うが、逃れた青柳はDDTで突き刺し、エンドゲームで捕獲もかかりが甘くてロープに逃れられる。それでも青柳はロックスターバスターを狙うが背後にまわりこんだ宮原が二段式ジャーマンスープレックスホールドで投げ、シャットダウンスープレックスホールドを狙う。
逃れた青柳は宮原のブラックアウトをエルボーで迎撃して3連続ジャーマンで投げきり、ロックスターバスターを狙うが、前へ不時着した宮原がブラックアウトを炸裂させ、もう一発は避けた青柳はジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込むも、突進したところで宮原がブラックアウトを連発し、最後はシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い勝利となった。
内容的には大健闘までには至らなかったというのが感想、足攻めも単発に終わり、点が線に結びつかず、宮原の余裕を崩せないままで終わったと印象を受けた。エンドゲームという新技は編み出したが、決定打を与える技が青柳には不足している。今回の宮原戦は青柳の課題だけが浮き彫りになった感じだった。
同じAブロックの石川vsヴァレッタは、ヴァレッタが奇襲をかけて開始となり、場外戦で石川を痛めつけるも、リングに戻ってコーナーにイスをセットして叩きつけようとすると、石川が逆に叩きつける。
ヴァレッタはサミングも、石川はキチンシンクを浴びせて突進、しかしレフェリーを盾にしたヴァレッタは噛みつきからドロップキック、キャノンボールと畳みかけるが、パイルドライバー狙いは石川がリバースすると、串刺しラリアット、セカンドコーナーからジャイアントフットスタンプで猛反撃する。
石川はファイヤーサンダーを狙うが、阻止したヴァレッタはコーナーにぶつけ丸め込み、急所打ち狙いは石川が阻止も、それでもヴァレッタはチェーンを持ち出してレフェリーと揉みあいになると、石川が襲い掛かったところでレフェリーを巻き込んでしまい、その間にヴァレッタが急所打ちからチェーンでの一撃で石川から3カウントを奪い、石川はまさかの2敗目、前夜の浜松大会でも同じ手段で岡林裕二を降しているが、1度成功したことで味を占めたようだ。
崔vs青木は、青木はリストロックから腕攻めを狙うも、 コーナーへ振ろうとすると、崔が振り返し、青木の迎撃狙いを叩き落してサッカーボールキックの連打、ビックブーツを浴びせる。
崔は山折りを狙うが青木は回転エビ固めで丸め込み、崔が突進する青木にビックブーツを浴びせ、ハイアングルでのボディースラムからスリーパーで絞めあげる。
崔はエルボーからコーナーで膝を押し当て、ストンピングも、串刺しを避けた青木は丸め込んでから頭部への低空ドロップキックを放ち、第美イングバックエルボーからフロッグスプラッシュを狙うも、起き上がった崔は雪崩式ブレーンバスターで投げる。
勝負に出た崔は大外刈りから山折りを決め、シドマスを狙うが、青木がサムソンクラッチで3カウントを奪い2勝目、崔は最後は強引に狙ったところで隙が出来たか・・・
唯一のBブロック公式戦のジェイクvs吉田は、序盤は慎重な立ち上がりも、ジェイクがヘッドロックで捕らえると、吉田がロープに押し込んで地獄突きを浴びせ、マッチアップから吉田は再びは地獄突きも、ジェイクはビックブーツからショルダー、ジェイクは腰へのエルボーからボディースラム、逆片エビ固めで腰攻めでリードを奪いにかかる。
吉田はロープへ逃れて場外へ降り、ジェイクはロープを下げて吉田を招くも、吉田は応じないとジェイクが襲い掛かって強引にリングに戻すと、ジェイクがロープを跨いで戻ろうとしたところで、吉田がロープを蹴って急所攻撃でジェイクの動きを止める。
吉田は鼻摘みチョップ、ロープを使って顔面こすり、ショルダークローと攻め込み、怒ったジェイクはエルボーの連打も、吉田は地獄突きから足への低空ドロップキック、そして足四の字固めで捕獲する。
ロープに逃れたジェイクはキチンシンクからDDTで反撃、串刺しエルボーからサイドスープレックスで投げてから逆エビ固めで捕らえ、逃れた吉田は串刺しパイナップルボンバーで反撃しマシンガン地獄突きからボディースラムで投げ、ダイビングエルボードロップを投下する。
勝負に出た吉田はサイバーボムを狙うが、ジェイクはリバースするとジャイアントキリングを狙う、しかしキャッチした吉田は地獄突きからパイナップルボンバーを炸裂させると、ジェイクはジャイアントキリングからPKで応戦も、バックドロップ狙いは吉田がサミングで逃れてパイナップルボンバーを炸裂させる。
吉田は再びパイナップルボンバーを狙うが、切り返したジェイクがニーリフトを浴びせ、ジャイアントキリングから逆エビ固めで捕らえると、左腕を取っての複合関節技、パーフェクトストレッチで捕獲して吉田がギブアップ、ジェイクが新技で3勝目を獲得した。