平成最後のDRAGON GATE後楽園大会で悪漢一色とマシン軍団が復活!そしてウルティモ・ドラゴンに来場を呼びかける!


4月10日 DRAGON GATE「THE GATE OF PASSION 2019」後楽園ホール 1825人超満員札止め
(試合内容は実況ツイート 画像はDRAGON GATE NET WORKより)

<第1試合 20分1本勝負>
ジェイソン・リー シュン・スカイウォーカー 吉岡勇紀 ○箕浦康太 ドラゴン・ダイヤ(9分54秒 ジャーマンスープレックスホールド) 斎藤了 K-ness. ×しゃちほこBOY 問題龍 大和ヒロシ

<第2試合 30分1本勝負>
望月成晃 ○ワタナベヒョウ(10分43秒 パンサークラッチ)×神田裕之 KAZMA SAKAMOTO

<第3試合 30分1本勝負>
○ストロングマシン・J ストロングマシン・F ストロングマシン・G with将軍KYワカマツ(10分22秒 魔神風車固め)Kzy 横須賀ススム ×堀口元気

<第4試合 5・6金網戦 MaxiMuM代表者決定戦 30分1本勝負>
○土井成樹 ドラゴン・キッド(13分57秒 エビ固め)吉野正人×石田凱士
※バカタレスライディングキック

<第5試合 5・6金網戦 R.E.D代表者決定戦 30分1本勝負>
○ビックR清水 Ben-K(11分38秒 エビ固め)×Eita 吉田隆司

<第6試合 団体設立20周年記念特別試合Vol.4 ヨースケ・サンタマリア復帰戦 60分1本勝負>
○YAMATO Kagetora KAI ヨースケ・サンタマリア U-T(20分8秒 全知全能のフランケンシュタイナー)近藤修司 大鷲透 “brother”YASSHI 菅原拓也 高木”ジェット”省吾

 今回の後楽園大会では闘龍門、DRAGON GATEで活躍したヒールユニット、悪漢一色がDRAGON GATE20周年で復活を果たし、今大会から復帰したマリアを加えたTRIBE VANGUARDと対戦、悪漢一色は秘密兵器としてメンバーの一人であり、現役でありながらも長らくリングを離れていたジェットを投入する。TRIBE VANGUARDはフリー参戦しているKAI、そしてかつて悪漢一色のメンバーが参戦していたエルドラドのリングに上がっていたKagetoraを除くと、YAMATO、マリア、U-Tは悪漢一色を知らない世代となる。

 序盤はYAMATOと近藤が互いの力量を試すように激しくぶつかり合い、4ヶ月ぶりの実戦となりマリアは大鷲の股間にタッチも、DDTの男色ディーノで免疫が出来ていた大鷲は逆水平で一蹴、同じく久しぶりの実戦となるジェットは”ジェットコール”に乗ってジャブの連打を浴びせ、菅原はU-Tの執拗なコブラツイストに捕まり、Kagetoraが加勢して逆さ吊りにされると、うつ伏せになったマリアが尻を押し付ける。
 ブラザーもTRIBE VANGUARDの太鼓の乱れうちに捕まるが、YAMATOとU-Tに二子玉川を決めるが、TRIBE VANGUARDはKagetoraのシャイニングウィザードから場外戦となり、KAIとU-Tが悪漢一色に同時トペを発射する。
  再びYAMATOとした近藤はエルボー合戦、YAMATOがエクスプロイダーからミサイルキックを放てば、近藤もザ・オリジナルからランセルセで応戦、キングコングラリアットに対して、YAMATOはバイシクルキックで応戦してgo to Hospital Iを炸裂させるが、近藤もキングコングラリアットで応戦する。
 ジェットはKagetora、U-T、KAIに左ジャブを連発も、マリアのキスを受けてしまい、悪漢一色の面々にキスを乱打も、近藤だけは場外へ逃げてしまう。
 そこで悪漢一色はTRIBE VANGUARDをエストレージャで捕らえると、輪の中央にマリアがセットされ、場外に逃れていた近藤に敵味方だけでなく館内の声援に押されて仕方なく輪に入ると、マリアの唇が迫り、近藤は必死で抵抗するが、遂にキスを受けてしまい、自棄になったのか近藤はマリアを押し倒してしまう。
 試合は正常化され、TRIBE VANGUARDが連係でブラザーを捕らえるが、悪漢一色は逆にYAMATOを連係で捕らえ、ブラザーがレッドボックスを持ち出すも、一撃は菅原に誤爆してしまい、最後は突進するブラザーをYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーで3カウントを奪い、TRIBE VANGUARDが勝利を収めた。

 試合後にはYAMATOが去り行く悪漢一色を呼びとめ、かつての先輩達に「
後輩たちは頑張っている」と伝えて一礼すると、近藤を始めとする悪漢一色のメンバーも後輩らを激励してノーサイドとなる。
 そこで吉野が突然入り、取締役としての呼びかけとして、闘龍門の創始者であり校長、そして師匠であるウルティモ・ドラゴンに7月に開催される神戸ワールド記念大会への参戦オファーをかけることを発表、5月9日の後楽園ホールに来場して欲しいと呼びかけた。
 DRAGON GATEのルーツは間違いなく闘龍門でありウルティモでもあったが、日本支部だった闘龍門JAPANがDRAGON GATEに変わった際に、ウルティモと袂を分かった。袂を分かった理由は闘龍門JAPANの現場を仕切っていたマグナムTOKYOとの対立があったからだったという。ウルティモが去ったことをきっかけにSUWAやTARUも離れてしまい、マグナムが現場を仕切っている間はウルティモの存在は黒歴史扱いとなった。
 しかし時が経つとDRAGON GATEも人の入れ替わりがあり、マグナムだけでなく、社長だった岡村隆志氏も去り、同じウルティモを師匠に持つCIMAもDRAGON GATEから一線を退き、ウルティモを知らない世代のレスラーも増えてきたことで、ウルティモの存在を黒歴史扱いする必要もなくなった。いくら団体が黒歴史にしても、土井や吉野らにしてみればルーツであることには変わりない。
 また菅原が再び営業の森隆行さんにアンソニー・W・森としてリングに上がるように要求したが、森さんは帯同した斎了を通じて拒否した。こちらの方がウルティモより時間がかかるかもしれない。

 第3試合ではスーパー・ストロング・マシンの息子であるストロングマシン・Jのデビュー戦と、DRAGON GATEで復活したマシン軍団が元トライアングル王者のKzy&ススム&堀口のNATURAL VIBESと対戦、マシン軍団のセコンドにはマネージャーの将軍KYワカマツが着いた。
 マシン軍団は奇襲をかけ、連係でNATURAL VIBESを分断、デビュー戦となったJもFとGの援護もあって、フロッグスプラッシュを投下するなど堂々の試合振りを見せる。
 終盤にはJが堀口に魔神風車固めを狙うが、堀口に髪が宿ってバックスライド・フロム・ヘブンで丸め込むも、FとGがカットし、堀口を捕らえてスカイハイラリアットを決めると、最後はJが父親譲りのダイビングヘッドバットから魔神風車固めで3カウントを奪い、デビュー戦を勝利で飾った。
 J自身がデビュー戦ということでキャリアが懸念されたが、マシンマスクで表情が隠されただけでなく、FとGのフォローもあって勝利に繋げた。そういった意味ではDRAGON GATEに大物新人が誕生ということなのかもしれないが、マシンの素顔であるHがマシンのマスクを被ったことでマスクマンの魅力に取りつかれたように、Jのマスクマンの魅力に取り付かれたのかもしれない。

5・6金網戦はまずMaxiMuMの代表戦が行われ、参加している4人が代表になりたいという思惑が絡んで、味方のカバーをカットし、また連係を狙った際に味方も攻撃するなど、大混戦となるが、石田を捕らえた土井組が土井の熨斗紙からキッドがウルトラウラカンラナを決めると、土井が石田を横取りしてDOI555からバカタレスライディングキックで3カウントを奪い代表に決定、土井はキッドだけでなく吉野にもユニット追放をちらつかせるなど、キッドだけでなく吉野を大いに悩まさせる。

 またR.E,Dの代表者決定戦は、清水の雄叫びを迎撃したEitaは、スピアーでのカットを狙ったBen-Kをコーナーに直撃させて排除すると、清水に吉田との合体ファイヤーサンダーから、 Imperial Unoを連発の連発で追い詰める。
 しかし清水がラリアットで反撃してから砲丸投げスラムを狙うが、Eitaがウラカンラナで切り返すと、清水が切り返して3カウントとなり代表になる。これでそして試合後にこれまでEita側だった吉田が一転して清水側に鞍替えすると、トライアングル王座のパートナーだった神田とKAZMAが怒るが、吉田は「長いものには巻かれろだ!」と居直ってしまう。
 第1試合では箕浦がしゃち、第2試合ではヒョウが神田から直接フォールを奪ったことで、望月道場が望月、ヒョウ、箕浦でトライアングル王座への挑戦を表明しているが、R.E.Dもますます亀裂が深まったことで、選手権にど影響してくるのか・・・?(TRIBE VANGUARDはYAMATO、NATURAL VIBESはKzy、望月道場はシュンと既に代表が決定している)

 最後に5月9日に開幕するシングルの総当たり戦、「KING OF GATE」の出場選手が発表された。今年は24選手がA.B.C,Dの4ブロックに分けられ、フリーのKAZMA、KAIもエントリーとなった
Aブロック
Kzy、土井成樹、斎藤了、U-T、パンチ富永、KAZMA SAKAMOTO
Bブロック
吉野正人、横須賀ススム、Eita、神田裕之、ヨースケ・サンタマリア、吉岡勇紀
Cブロック
YAMATO、Ben-K、吉田隆司、堀口元気、Kagetora、石田凱士
Dブロック
望月成晃、ドラゴン・キッド、ビックR清水、シュン・スカイウォーカー、ジェイソン・リー、KAI

5月9日 後楽園ホール開幕戦カード
吉野vsEita、土井vsKzy、YAMATOvsBen-K、望月vsシュン

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