4月6日 NOAH「GLOBAL TAG LEAGUE 2019」エディオンアリーナ大阪第二競技場 612人

<第1試合 20分1本勝負>
○マサ北宮 稲村愛輝 NOSAWA論外(8分43秒 体固め)×大原はじめ 熊野準 宮脇純太
※サイトースープレックス
<第2試合 GLOBAL TAG LEAGUE 2019 公式戦 30分1本勝負>
【1勝=0点】○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(13分53秒 片エビ固め)【1敗=0点】齋藤彰俊 ×井上雅央
※ファンキーバスターボム
<第3試合 30分1本勝負>
中嶋勝彦 ○潮崎豪(15分37秒 体固め)丸藤正道 ×Hi69
※ショートレンジ豪腕ラリアット
<第4試合 30分1本勝負>
小川良成 鈴木鼓太郎 ○YO-HEY(24分53秒 エビ固め) 原田大輔 タダスケ ×HAYATA
※スーパー顔面G
<第5試合 GLOBAL TAG LEAGUE 2019 公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】○マイバッハ谷口 火野裕士(17分52秒 片エビ固め)【1敗=0点】杉浦貴 ×KAZMA SAKAMOTO
※マイバッハプレス
<第6試合 GLOBAL TAG LEAGUE 2019 公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】○清宮海斗 拳王(18分4秒 タイガースープレックスホールド)【1敗=0点】×小峠篤司 長井満也
今回はNOAH「GLOBAL TAG LEAGUE 2019」を観戦に訪れたが、新体制になってからの観戦は初めて、リングマットも緑から白に変わっていた。知り合いのファンからは「緑の方がよかった」「違和感がある」という声もあったが、自分も最初こそは「本当に変わったんだ」と思いつつも、「これからは慣れなければいけない」と感じざる得なかった。
また第1試合に出場予定だった岡田欣也が練習中の負傷で急遽欠場となって、第1試合にはNOSAWAが急遽参戦、NOSAWAは敵味方関係なくかき回し、最後は北宮がサイトースープレックスで宮脇から勝利も、NOSAWAは勝どきには加えてもらえず、北宮らによって場外へ追い出されてしまった。
タッグリーグ公式戦は第2試合からスタートし、優勝候補の一角であるファンキーパワーズは彰俊&雅央のダークエージェントリターンズと対戦、雅央が果敢にもストーム相手にフィンガーロックの攻防に挑むが、やっぱり押されてしまい、ファンキーパワーズの連係から捕まってリードを奪われてしまう。
ダイビングショルダーで反撃した雅央は彰俊に交代、彰俊はストームに串刺しラリアット、裏落としで反撃、ヨネが入っても両腕ラリアットで撃退し、ストームにデスパニッシュを決める。
彰俊は代わったヨネともラリアット合戦を繰り広げ、アイアンクロースラムを決めると、代わった雅央は連続串刺しラリアット、串刺し攻撃は迎撃されるも、彰俊とのダブルブレーンバスター、彰俊の援護でオリャーラリアットを炸裂させる。
勝負を託された雅央はヨネを首固めで丸め込むも、ストームが入るとファンキーバスターズの連係に雅央が捕まり、最後はファンキーバスターボムでファンキーパワーズが勝利、白星発進に成功する。
セミの杉浦軍vsINFERNOは、序盤は杉浦と火野が先発も、火野がパワーで有利に立ち、谷口もKAZMAをショルダーで弾いてから火野と共に捕らえにかかってリードを奪う。
INFERNOは場外戦を仕掛けるも、杉浦が火野に押されるが、KAZMAは谷口を捕らえて、やっと杉浦軍の流れになるかと思われたが、谷口が杉浦をパワースラムで叩きつけると、代わった火野はフライングショルダーで続き、ロープに押し込んで逆水平を連発する。
そこでKAZMAが入るも、火野は両腕でのフライングラリアットを炸裂させ、杉浦にセントーンを投下、杉浦も鬼エルボーで反撃するが、火野はノーガードで受けきり、ラリアットを狙うも、避けた杉浦はジャーマンで投げる。
火野はKAZMAをスロイダーで投げると、谷口が串刺しラリアットで続き、マイバッハプレスを投下するが、KAZMAは剣山で迎撃する。このチャンスを逃さなかった杉浦軍は谷口にトレイン攻撃、サンドウィッチニーを浴びせ、谷口を追い詰める。
KAZMAはハーフパッケージドライバーを狙うが、火野がラリアットでカットし、KAZMAは谷口とエルボーのラリーも、KAZMAはスーパーキックで懸命に粘る。だが谷口が強烈なラ、リアットを浴びせると、背中~正面へのマイバッハボムで3カウントを奪い白星発進する。
メインの清宮&拳王の海王vs革命マントヒーローズは、今大会から復帰の小峠は拳王を丸め込んでから、座り込んだところでドロップキックとスピードで翻弄するが、清宮を場外に追いやってから場外戦となると、長井がチェーンを持って清宮に襲い掛かり客席で暴行を振るう。
長井のヒーローらしくない振る舞いに小峠は唐草模様の革命マントを持って長井に「ヒーローだぞ」と思い出させようとするが、長井は「付き合ってられるか!」と拒否されてしまうも、これをきっかけに革命ヒーローズは、小峠が開幕からの仲間割れはヤバイと思ったのか、長井に気を使いつつ清宮を捕らえ、試合をリードする。
清宮はやっと拳王に代わると、拳王は長井にキック、小峠との同士討ちを誘発させるなどして形勢を変えてから二人にミドルキックを浴びせ、拳王は長井に串刺しダブルニー、セカンドコーナーからダブルニードロップと攻め込むが、ミドルキック合戦では長井も打ち返してラリーとなり、拳王のキックをキャッチした長井はキャプチュードで投げる。
長井から激を受けた小峠が交代を受けると、小峠は拳王をぶら下がり式首四の字で捕獲、マグザムで攻め込み、ダイビングクロスボディーアタックを発射、しかしレッグショットがかわされると、拳王は輪廻を浴びせ、代わった清宮もランニングアッパーカットから、串刺しフォアアームと小峠を攻め込む。
勝負に出た清宮はジャーマンを狙うが、長井がカットに入り、清宮は二人まとめてドロップキックで二人を場外へ追いやると、三沢式フェイントからウルトラタイガードロップを発射する。リングに戻ると拳王が入って海王コンビは小峠にダブルフラップジャックを狙うが、小峠がDDTで二人まとめて切り返すと、新調された革命マントを纏って、革命マントスプラッシュを投下も、清宮は避けると、先読みしていた小峠は不時着、コーナーに昇った清宮にジャンピングハイキックを炸裂させ、長井が雪崩式キャプチュードから小峠がレッグショットで続き、革命マントスプラッシュで清宮を追い詰める。
小峠は頭突きからキルスイッチを狙うが、清宮はタイガースープレックスで投げ、ドロップキックからジャーマンスープレックスホールドで投げるが、長井がカット、拳王が長井を排除して、清宮はタイガースープレックスを狙うが、小峠はサムソンクラッチで切り返し、外道クラッチで丸め込む、しかし小峠のスーパーキックを清宮がドロップキックで応戦すると、拳王の蹴暴の援護から清宮が変形サイドバスターを決め、最後はタイガースープレックスホールドで3カウントを奪って白星発進に成功、革命マントヒーローズは復帰戦を白星でと狙った小峠が深追いしすぎてしまった。
試合後は清宮が「大阪の皆さん大好きです!」と叫ぶと拳王も同調、6月に開催される三沢メモリアル、9月の第一競技場大会に向けて気勢を挙げ、大会を締めくくった。

新体制となったNOAHだったが、様々なテコ入れを受け、マットも緑から白へと代わったが、中身は以前と変わらぬ熱い戦い、自分も一安心した。海王の二人が言うとおり大阪では三沢メモリアル、9月にはリーグの決勝戦と控えている、このまま一気に上り調子で迎えて欲しい。
また第4試合のRATEL’Svsstingerの6人タッグ戦は、休憩前の試合とは思えぬ20分越えの激闘となるが、HAYATAのムーンサルトプレスが避けられると、stingerが一気に攻勢をかけ、最後は鼓太郎の三沢魂タイガードライバー、小川のバックドロップ、YO-HEYのスーパー顔面Gの波状攻撃で3カウントとなってstingerが勝利、試合後も小川が原田に手を差し伸べるなど、RATEL’Sに揺さぶりをかけた。今シリーズではヘビー級が中心なれど、ジュニアも熱い戦いが繰り広げそうだ。
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