野村が驚異的な粘りも宮原時代は揺るがず・・・暴走大巨人は激戦の末、ストロングBJを降し世界タッグを奪還!


3月19日 全日本プロレス「2019 DREAM POWER SERIES」後楽園ホール
(試合内容は実況ツイートより) 1615人超満員札止め

<第1試合 20分1本勝負>
青木篤志 ○岡田佑介 佐藤光留(9分38秒 逆エビ固め)×大森北斗 青柳亮生 田村男児

<第2試合 30分1本勝負>
秋山準 ○ウルティモ・ドラゴン TAJIRI(10分21秒 ラ・マヒストラル)大森隆男 ×渕正信 ブラックめんそーれ

<第3試合 30分1本勝負>
○ジェイク・リー 崔領二(10分21秒 片エビ固め)×青柳優馬 ヨシタツ
※バックドロップ

<第4試合 30分1本勝負>
○ジョー・ドーリング ディラン・ジェイムス フランシスコ・アキラ(11分17秒 体固め)ゼウス KAI ×丸山敦
※エルボードロップ

<第5試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第50代王者】○岩本煌史(13分18秒 片エビ固め)【挑戦者】×鈴木鼓太郎
※孤高の芸術
☆岩本が2度目の防衛に成功

<第6試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】諏訪魔 ○石川修司(26分48秒 片エビ固め)【第84代王者組】関本大介 ×岡林裕二
※ジャイアントスラム
☆関本&岡林が2度目の防衛戦

<第7試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第62代王者】○宮原健斗(28分58秒 シャットダウンスープレックスホールド)【挑戦者】×野村直矢
☆宮原が3度目の防衛に成功。

全日本後楽園大会では3大タイトルマッチが行われ、セミではストロングBJの保持する世界タッグ王座に前王者の暴走大巨人が挑戦、 関本と石川が先発でスタートし、ロックアップから石川が押し込んでエルボーを浴びせれば、リストロックの攻防では関本が切り返し、石川はロープへ逃れると、関本は背後からエルボーでお返しする。
岡林vs諏訪魔に代わると、フィンガーロックで諏訪魔が押し込んだが岡林が押し返し、諏訪魔はハーフラッチで投げてから場外戦も、鉄柱攻撃からラリアットはキャッチした岡林がDDTで突き刺し、客席へ雪崩れ込んで西側看板に諏訪魔を叩きつける。
リングに戻ると岡林がロープを使った首攻めから、ストロングBJは諏訪魔を捕らえにかかり、 岡林がボディースラム、ストンピングの連打も、諏訪魔がキャッチしてキャプチュードで投げ、石川にやっと交代する。
石川は岡林に串刺しラリアットを浴びせ、カットに入った関本にも串刺しラリアットを浴びせると、 岡林にツームストーンパイルドライバーで突き刺し、キチンシンクも、岡林はパワースラムで応戦、関本に代わって串刺しスピアーからブレーンバスターで投げ、串刺し狙い石川がビックブーツで迎撃してジョンウーで吹き飛ばす。
諏訪魔に代わって関本にフライングショルダー、串刺しラリアットからフロントスープレックスで投げ、諏訪魔はラストライドを狙うが関本がリバースしてから、ラリアットを連発、相打ちからエルボー合戦に持ち込み、関本が頭突きから延髄斬りを放つとジャーマン狙いは諏訪魔が逃れて延髄斬りを放ち、突進は関本がラリアットも、関本の突進は諏訪魔が左のラリアットで迎撃する。
石川vs岡林に代わってショルダー合戦、石川の串刺し狙いを岡林が迎撃してから中腰の石川を強引にぶっこ抜きブレーンバスターで投げると、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、関本も諏訪魔を担いで競演を完成、石川はスリーパーで逃れるも岡林はKUBINAGEで投げ、石川はエルボー、岡林は逆水平、石川の頭突きに対して岡林はラリアットを浴びせる。
岡林が石川に雪崩式ブレーンバスターを狙うが、諏訪魔がジャーマンでカットすると、石川は関本の32文ミサイルを発射も、関本はラリアットで応戦して4選手ダウン、岡林は逆水平も石川はキチンシンク、セカンドとトップコーナーの間にセットして串刺し一角ニーで突き刺し、ジャイアントフットスタンプを投下する。
勝負に出た暴走大巨人は岡林にラリアットの連打、諏訪魔がフロントスープレックス、石川がジャイアントニーと畳みかけ、ラストマウンテンを狙うが関本が石川にラリアット、諏訪魔にぶっこ抜きジャーマンでカットし、石川を捕らえてトレイン攻撃で合体雪崩式アバランシュホールドを決める。
岡林はラリアットも石川がエルボーで応戦し、ラリアットは相打ちも、岡林がラリアットを連発してからゴーレムスプラッシュを投下も、諏訪魔が必死でカットし、関本が入って抵抗する諏訪魔に眉山狙うが、石川が諏訪魔の手を掴んで阻止すると、諏訪魔が岡林にバックドロップ、石川は関本にドラゴンスープレックスと同時に投げる。
石川はエルボーに対して、岡林は逆水平も、避けた石川がドラゴンスープレックスで投げてからジャイアントニーを浴びせ、ファイヤーサンダーで突き刺す。関本がカットも諏訪魔は関本に人間バスーカードロップキックで吹き飛ばすと、石川と岡林がラリアット合戦から、逆水平、エルボーと打ち合うが、岡林の突進を石川がローリングラリアットで迎撃すると、カミゴェからジャイアントニー、ジャイアントスラムで3カウントを奪い王座奪還に成功した。
今回の内容も、どっちが勝ってもおかしくない激闘だったが、ストロングBJの眉山が阻止されてからは暴走大巨人へ一気に流れが傾いてしまった。

メインの三冠戦は、12日の新木場での前哨戦では野村が宮原の師匠である佐々木健介の技であるノーザンライトボムを披露するだけでなく、マキシマムで直接3カウントを奪うなど、以前の自分とは違うと言うものを見せつけた。また大会前では暴走大巨人が世界タッグ戦はメインを上回る名勝負にすると断言しており、三冠戦がセミを上回れるか宮原だけでなく野村にも重責がかかる一戦となった。
開始からロックアップで組み合い、宮原が押し込んで余裕でブレーク似て医師、再度のロックアップでは、野村が押し込んで余裕でエルボーを浴びせ、宮原がフェイントで場外戦を仕掛けるが、野村はすぐリングに戻って、宮原のペースには付き合わない。
バックの奪い合いで宮原がリストロックを仕掛ければ、野村が奪い返してヘッドロック、宮原がビックブーツから突進は野村がショルダーで迎撃し、エプロンに出た宮原に突進もエルボーで迎撃した宮原は場外戦を仕掛けるが、ビックブーツを受けきった観客席と客席を仕切る鉄板めがけてギロチンホイップを敢行するが、 エプロンからフライングショルダーは、宮原はビックブーツで迎撃すると、頭突きを浴びせれば、野村は頭突きの連打で応戦、だが宮原も再度頭突きで応戦すると、舌を出しながら鉄柱を使った首攻めで自身のペースに引きずり込み、リングに戻ってポージングと余裕を見せる。
宮原は低空ドロップキックを放つが、キャッチした野村がSTFで切り返し、野村はエルボーの連打も、串刺しは宮原が迎撃して鉄柱に直撃させ、宮原はトップロープにセットして首筋にドロップキックとすぐ自身のペースに戻し、 野村がエルボーも宮原が受けきり、低空ドロップキックからサイドからのドロップキックも、アピールしたところで野村がシュルダータックルで宮原をなぎ倒しす。
野村はショルダータックルを連発、串刺しフォアアームからブレーンバスター狙いは、宮原がエプロンへ出しビックブーツもキャッチした野村はエプロンへ連行も、宮原がエプロンでブラックアウトを浴びせ、エプロンでダウンする野村に場外へブレーンバスターで投げ、野村は必死でリングに戻るが、宮原は串刺しブラックアウトを浴びせる。
宮原は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、野村が頭突きで阻止し体を入れ替えてジャーマンで投げ、スピアーからフロッグスプラッシュは宮原が剣山も、宮原は右膝を押さえる。
それでも宮原は野村の後頭部へブラックアウト、ジャーマン、ブラックアウトと畳みかけ、宮原はシャットダウンスープレックスを狙うが、膝へバックキックで逃れた野村はファアームからブレーンバスター、スピアーと反撃して両者ダウン、エルボー合戦、宮原が連打からビックブーツも野村はエルボーの連打で返し、 スピアーを狙うが、宮原がブラックアウトで迎撃する。
勝負に出た宮原は後頭部へブラックアウト、二段式ジャーマンスープレックスホールド、そしてシャットダウンスープレックス狙いは、野村が後頭部頭突きで逃れてノーザンライトボムから、フロッグスプラッシュを連発、マキシマムを狙うが、逃れた宮原がブラックアウトも野村がキャッチしてエルボーの連打を浴びせ、野村はスピアーからジャックナイフ式エビ固め、マキシマムと繰り出すが、宮原はカウント2でキックアウトする。
野村はリストクラッチ式マキシマムを狙うが、宮原が逃れ、野村のスピアーをキャッチして首相撲からニーリフトの連打、ブラックアウトを連発から二段式ジャーマン、抵抗する野村にシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は宮原が倒れる野村に手を差し伸べるも、野村は払いのけて退場、最後は宮原劇場で締めくくった。
序盤は野村が宮原のペースを乱しにかかったが、次第に宮原のペースに引きずり込まれていくも、驚異的な粘りで肉薄するまで迫った。しかし全てを出し尽くしたところで宮原に押し切られてしまった。だが野村は今回初めて三冠選手権を経験することで、宮原に何百歩も迫れたことは実感しているはず、今回は敗れたが、再度挑戦する時は期待できる。

世界ジュニアヘビー級選手権は、岩本からエルボー合戦を仕掛けるも、 鼓太郎が競り勝って、場外戦を仕掛け、とシーソーホイップで鉄柱攻撃させ、場外でDDT、リングに戻ると鼓太郎は串刺しニーを連発、首投げからカバー、首四の字と首攻めと荒っぽい攻めを織り交ぜながら先手を奪う。
鼓太郎は首筋へニーからフェースロック、両腕を掴んで踏みつける。岩本はエルボーの連打も受けきった鼓太郎がエルボーで岩本がダウン、エルボーのコンポ攻撃からコーナーを使ってのエルボーを鼓太郎が失敗すると、岩本が一本背負いで反撃し串刺しエルボーからショルダータックルを浴びせる。
岩本は鼓太郎のピットやファンネルも避けて場外も、鼓太郎が三沢魂エルボースイシーダを発射を命中させ、コーナーからダイビングエルボーアタック、タイガードライバー狙いは岩本がコーナーに押し込んで逃れ、ネックスクリュー狙いは鼓太郎はエプロンへ連行するも、岩本がエプロンで大外刈りを敢行する。
岩本はリングに戻ってジャーマンスープレックスホールド、ドラゴンスープレックスで投げるが、鼓太郎はワンツーエルボーからのローリングエルボー狙うと、岩本が孤高の芸術で切り返そうとするが、阻止した鼓太郎は首筋へエルボー、ランニングエルボー、ブルーディスティニーからエンドレスワルツで丸め込む。
鼓太郎はランニングエルボーからローリングエルボー、だがマスドライバー狙いは岩本が大外刈りの連発、孤高の芸術は鼓太郎はバックドロップで投げれば岩本も裏投げで応戦、しかし鼓太郎はエクスガリバー、マスドライバー、タイガードライバーは岩本が払い腰で切り返して、孤高の芸術は鼓太郎がトルネードクラッチで丸め込む。
岩本が孤高の芸術を狙ったが、切り返した鼓太郎はローリングエルボーも岩本が孤高の芸術を連発して3カウントを奪い王座を防衛、鼓太郎も技のミスで微妙にリズムが狂ったか、岩本もローリングエルボーにヤマを張って勝利につなげた。
試合後には青木、光留、丸山、めんそーれ、岡田だけでなく田村、亮生、試合が組まれていなかった佐藤恵一まで現れて挑戦を迫り、包囲網が敷かれてしまった。この包囲網をいかに突破するか注目したい。

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